蒼き雷霆ガンヴォルト アキュラについて思うこと
皆さんこんにちは。
スイッチ版ガンヴォルトは皆さん買いましたか?
ロクメガは買いました! でも、スイッチ本体がどこにも売ってねぇ~!
実際にプレイできるのはだいぶ先になりそうです。
さて、そんなわけで今日はガンヴォルトのアキュラについて語ってこうと思います。
蒼き雷霆ガンヴォルト爪 アキュラ編オープニング襲来
操作キャラクターとしてのアキュラ
大分前にGVについて語りましたが、その時ロクメガは、ある意味革命的なキャラクターだと語りました。
2Dアクションが開発されつくした現代において、これほどまでに面白い操作キャラクターを生み出すことができたというのは、本当に素晴らしいことだし、これほどのキャラクターを新しく生み出すことができる企業がほかに存在するのかと、ロクメガは割と本気で思っていたりします。
それは、アキュラにおいても例外ではありません。
というよりアキュラは、ロックマンXの操作性をそのまま発展させたうえで、新しい要素を多数盛り込んだキャラクターであると言えます。
GVの売りは、まとめて敵をぶちのめす爽快感ですが、彼の場合はブリッツダッシュによってフィールドを自由自在に動き回れる楽しさが売りではないかと思っています。
単純にロックマンXの頃よりダッシュの方向と飛距離が増えており、当時のロックマンXユーザーからしてみれば、やれることが多すぎるとさえ感じるくらいでした。
しかも一度ブリッツダッシュが開始してからさらに方向キーを押すことで、ダッシュの方向を微調整できるので、使いこなせれば自由自在とさえいえるかと思います。
壁、床、天井に斜めに接触するとバウンドするというのもなかなかすごい発想です。
その独特な操作性に最初は戸惑いましたが、慣れてくればこれほど楽しいキャラクターもいないなと思いました。
最初から空中ダッシュで縦横無尽に動き回れるってことでGVと比べるとやれることが派手になりすぎるきらいもありますけどね。
また敵に突進してロックオンというのもなかなかすごいです。
普通なら敵に接触しないように戦うものなのに、自分からあたりに行けという。
確かにロックマンXシリーズには似たような特性を持つ、ノヴァストライクという技がありましたけど、あちらと違って、こちらはロックオンするためのものという違いが大きい。
ロックオンした敵は、通常武装のボーダーIIが必中になるんですね。
そのエフェクトがなかなか派手で、最初のうちは、自分で何をやってるのかよくわからなくなりましたからね。
「銃撃ってたはずなのに、なんかロックオンレーザー出てんだけど、なんだこれ?」
とか思ってプレイしてましたからねw
さて、ロックマンと言えば特殊武器ですが、このゲームではEXウェポンと名を変えて登場しております。
このゲームにおけるEXウェポンの最大の特徴は、何と言っても回復行為を一切行うことなく、使い続けることができることですね。
ロックマンZXAでも似たようなシステムが登場しましたが、そちらが非常にゆっくりと回復するのに対し、このゲームでは数秒時間を置くだけで復活するので、気兼ねなく使い放題なんですね。
ゲームバランスをアクションの難しさではなく、プレイヤーにゆだねているからこそのシステムですね。
かいていて思ったけど、こうしてみるとアクション面でのGVやれること少ないなw
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アクションは楽しいけど、性格は……。
さて、アクション面の楽しさについては十分語ったところでここから彼の性格に触れていきましょう。
まぁこのブログを読んでいる方ならいちいち説明するまでもないかもしれませんが、まぁ、色々ときっつい性格ですわ。
恐らくほとんどのプレイヤーが彼の考えに賛同できないと思われますが、ロクメガもその一人です。
第七波動能力者はいずれ世界を滅ぼすと言っていますが、作中に登場すらしないお父上の言い分だけをごり押しでプレイヤーに提示されても、説得力なんてものは感じないわけなんですよね。
一番疑問なのは、彼が平然と能力者の命を奪っていることなんですよね。
いくら頭の中では能力者ガー! っていったって、命を奪うことに対して後ろめたさといったものを何も感じないのでしょうか?
父上が死んだのだって別に作中の登場人物のせいではないんですが……。
あと、アキュラもGVも平然と能力者を殺しているわけですが、この世界における能力者の人権とかってどうなってるんでしょうか?
仮に能力者の人権が無視されていて、能力者が迫害の対象であるつっても、アキュラのやっていることはれっきとした殺人なんだから、警察組織に逮捕されても何も文句はいえないんじゃ……?
それとも能力者なら殺しても構わないというのは国さえ認めていることなのかな?
国家公安にすら保護してもらえないというのはいくらなんでもヒドイ気が……。
とまあ、色々語ってきましたが、ロクメガが彼に対して一番納得がいかないのが、ブーメランとダブルスタンダードの二刀流なところですね。
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ブーメラン+ダブスタ二刀流
わからない方のために説明しておくとブーメランとは、いわゆる「その言葉そのまま返すぜ!」という意味です。
自分が言った悪口がそのまま自分にも当てはまるということですね。
ダブルスタンダードとは「それはそれ、これはこれ」という意味です。
彼がブーメランなのは、能力者は化け物と言っておきながら、並みの能力者なんかよりはるかに危険な兵器と戦闘能力を持ってしまっていることと、終盤でソング・オブ・ディーヴァによって蘇生しておきながら、それを嫌悪することなく、むしろ当然のように受け入れているところですね。
正直ソング・オブ・ディーヴァの蘇生ができる時点でエリーゼあたりと同レベルに埒外な存在なのですが、自分が化け物になることは構わないらしいですね彼は。
ダブスタなところはもう言うまでもないでしょう。
無能力者は全員タヒぬべし! ただし親族は別という感じです。
手首がねじ切れんばかりの手のひら返しです。これは酷い。
彼が家族思いなのはトークルームを見ても明らかですが、復讐者を描く上では色々と残念なキャラクターになってしまってますね。
ガンヴォルト爪 トークルーム集 アキュラ編1/2
復讐者と家族思いのギャップがいい! という声もありますが、ロクメガとしては、相性の悪い設定をぶち込んでしまったなって感じがします。
彼を復讐者として描くなら、そういう設定は不要だったなと思うのです。
中途半端に家族思いなキャラクターにしてしまったことで、ストーリー的にも中途半端なキャラクターになってしまった感が否めず、プレイヤーに対して納得できる答えも提示されていないので、彼のシナリオ面ではどうしてもモヤモヤが拭い去れないことになってしまってますね。
どうにも彼の言動は、自分の感情に振り回されてしまっている部分が大きく、GVと比べてしまうと幼稚に見えてしまうのも、キャラクターとしての魅力を削ってしまう要因になってしまってますね。
正直、あのラストバトルは本当に必要だったのかな~と今でも疑問に思ってます。
次回作で彼がもう少しまともな人間として成長していることを祈っとります!
んでは、これにて!
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Twitterまとめ(アキュラについて)
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