こんにちはロクメガです。
ロックマンエグゼアドバンスドコレクションがいろいろな方向に賑わい、つい先日公式により100万本の売上を達成したとのツイートが流れてきました!
残念ながらまだまだ過去の遺産でつないでいるという状況ではありますが、コレクション作品とはいえ、ロックマンでこれだけ盛り上がってくれているのは嬉しい限りです!
しかし、ロックマンエグゼにはゲームキューブに残されることになった作品、ロックマン エグゼ トランスミッションが存在します。
今回はこの作品に登場するゼロの元ネタ=ロックマンXシリーズとロックマンゼロシリーズのゼロについて解説しようと思います!
解説と言ってもネタバレにはある程度注意を払っていこうと思いますので、気になる方はぜひとも原作に触れていただければ嬉しく思います。
#このブログではロックマン関連記事を多数投稿しています。
#ロックマン及びロックマンエグゼの記事一覧は下記リンクより御覧ください。
トランスミッションのゼロ
ゲームキューブ版、ロックマンエグゼ トランスミッションでは、物語のキーパーソンとして登場します。
詳細はネタバレのため割愛しますが、元ネタであるゼロのウイルスに関連した部分を大きく膨らませてキャラクターとして成立させています。
性格は自我が芽生えて間もない直後という感じで、寡黙で不器用な感じが出ていたように思います。
このゲーム自体アクションゲームとして結構難易度が高かったのですが、流石にあのゼロをモチーフにしているだけあって、剣(ソード?)による連続斬りや幻夢・零を彷彿とさせるような範囲攻撃を可能とする、非常に強いボスだったと記憶しています。
この記事を書いている段階では、まだアニメ版全てを視聴しきれていませんが、ロックマンエグゼビーストでも活躍していたようです。
正直速く見たい気持ちでいっぱいだったりしますw
ゲームキューブ版での声優はボンバーマン.EXEを演じられた宇垣 秀成さん
アニメ版では渋谷 茂さんが担当されています。
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ロックマンXシリーズのゼロ
では、ここからロックマンXシリーズのゼロについて解説していきます。
ロックマンX
ゲーム中ではあまり細かい説明はありませんが、第一作目となるロックマンXでは、エックスの先輩という立ち位置での登場。
漫画版の内容も含めて考えると、エックスの持つ潜在能力に気づき、近くで見守っているという立ち位置のキャラクターとなっています。
オープニングステージでVAVAという敵キャラの駆るライドアーマーの腕に掴まれて絶体絶命になっていたエックスを、チャージショット一発で破壊して救出するという最高に格好いい登場を果たします!
ゼロのデビューシーン
アームパーツを取得していない状態で終盤のステージに行くと彼の持つアームパーツを託されるというイベントがあり、このイベント見たさにあえてアームパーツを取得しなかったというプレイヤーもいたかもしれません。
この頃はまだチャージショットを始めとするバスターをメインで戦っていたものと思われます。
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ロックマンX2
第二作目となるロックマンX2でももちろんゼロは登場。
どういう経緯でかは不明ですが、カウンターハンターを名乗る3人がゼロの三種のパーツを所持しており、このパーツを奪還することがこのゲームの目的の一つとなっています。
このパーツを3つ全てゲットする=8ステージ中に寄り道でカウンターハンターを全員倒したかどうかで終盤の展開が変化。
ゼロ本人と戦うか、ゼロのデッドコピーが現れるかという違いがでます。
この時のゼロとのバトルで、ゼロに三段攻撃のイメージが生まれました。
ゼロのデッドコピーは黒ゼロとかブラックゼロとかシグマゼロとか色々な呼び方がありますが、このあたりは目にしていた媒体によって変化することでしょう。
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ロックマンX3
ロックマンX3ではステージ攻略中にエックスと交代するという形で、一時的なプレイアブルキャラクターとして使用可能になりました。
オープニングステージ以外で彼を使う場合、1回でもティウンするともうそのデータでは使用不能になってしまうため、扱いには最新の注意を払う必要があります。
また、ステージ道中に必ず中ボスを挟むため、そんなに長い間使用することは出来ず、思ったように暴れられないのが少々問題と言えるかもしれません。
ロックマンX3のゼロ
このときのゼロの性能ですが、長時間のチャージにより2つのチャージショットのあとに、絶大な攻撃力を持つビームサーベルを使用可能です。
このビームサーベルをボスに対して使うためには裏技が必要ですが、正直成功したことがありません。
詳しくは下記の動画を参照してください。
また、本作は非常に隠し要素が豊富であり、そのうちの一つにゼロが使用不能になる代わりにエックスにサーベルを受け渡すというイベントがあります。
ゼロから受け取ったサーベルは一撃でボスのライフを半分削るだけの性能をしており、これを使うとこのゲームは一気にヌルゲー化するので、一周目は封印推奨です。
ただ当てるためにはそれなりに技術が必要だったりするので、バランスは取れているのかもしれません。
上記のイベントを起こすか起こさないかで終盤の展開に変化が発生します。
ちなみにロックマンX3はプレイステーションとセガサターンに移植されており、このときのゼロのサーベルはなぜか黄色だったりします。
またエンディングではエックスとゼロとのちょっとしたエピソードがかなり荒い画質ながらアニメーションで描かれるなど、キャラクターの掘り下げをしてくれていたりします。
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ロックマンX4
続くロックマンX4では本格的に次世代機であるプレイステーションとセガサターンで発売され、ゼロ自身も完全なプレイアブルキャラクターとなりました。
最初にエックスとゼロを選択して、選択したキャラクターで最初から最後まで遊ぶことができるので、当時のプレイヤーの願いがかなった形となりました。
このエックスとの差別化のため、本作ではZセイバーという武器を所持して戦うことになります。
三段斬りを始めとする、地上での近接攻撃を軸にした戦い方をするキャラとなりました。
ボスを倒すとエックスが特殊武器を得られる代わりに、ゼロはラーニング技というコマンド入力による技を状況に応じて使い分けることが可能になります。
また本作で初めて声優によるボイスが追加され、ゼロはこのときから一貫して置鮎 龍太郎さんが演じられることになりました。
作中アニメのワンシーン
ちなみに近々置鮎さんがコトブキヤトークライブに出演することが決定し、盛り上がっております。
気になる方は見てみても良いかもしれません。
またこのゲーム自体アニメーションによる演出がゼロを押し出しており、割りとゼロメインの作風になっているといえます。
この作品でゼロがどういう経緯でイレギュラーハンターに入ることになったのかが明かされます。
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ロックマンX5
第5作目となるロックマンX5でも基本性能はそのままに登場。
本作でもゲーム開始時にキャラクターセレクト画面でエックスまたはゼロのどちらかを選択するわけですが、選択したほうでオープニングをプレイでき、最後まで使用可能な武装が変化します。
エックスを選択した場合は前作譲りの強力なフォースアーマーが使用可能になります。
ゼロを選択した場合はZバスターなる技が追加されています。
しかし、このZバスター
出が遅い、
低攻撃力、
地上限定、
の三重苦で、言い方は悪いですがクソの役にも立たない性能となっていて、かつてのゼロのバスターの面影はないお荷物武装と化してしまっています。
結果としてキャラクターセレレクト画面でゼロを選択する意味はないものとなっています。
ボスを倒して得られるラーニング技は前作のものを更に強力にしたかのような技ばかりが追加されゼロの性能の高さに磨きがかかっています。
物語の面においては、
ウイルス関連の描写が登場し、エックス操作時は敵として立ちはだかることがあります。
この時運次第では一度使われると敗北確定の技を使う最強の敵になることがあり、その場合彼を操作キャラクターとして使うことは不可能とになります。
本作ではゲーム中に登場するシグマウイルスに接触すると弱体化すること無く、逆に強化されるという特性を持ち、ゼロ自身が作中で自身の存在について思い悩むシーンがあります。
終盤ではゼロウイルスなるものも生まれましたがこのウイルスに関しては作中でどのようなウイルスなのか語られることがあまりなく、その詳細は未だに判明しておりません。
続編ではさらにゼロのDNAを利用したナイトメアウイルスなるものが生み出されることになります。
またエンディングは三種類ありますがその三種類ともあまり報われたと言えるものではありません。
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ロックマンX6
ロックマンX6では、とある条件を満たすと使用可能なキャラクターとして登場。
斬撃エフェクトは一新され、攻撃力が大きく向上しました。
代償かどうかはわかりませんがその代わりドットが減っており、これは開発期間の影響かなと思います。
ラーニング技はこれまでにないタイプのものが多数ありますが、X4のように特殊技ボタンというものが存在しません。
またこれは前作にも言えることですが、攻撃は全てセイバーボタンで行うようになりました。
このため暴発しやすい技が多数あり、極端な攻撃力と極端な扱いづらさを両立したキャラクターになってしまったように思います。
シナリオ面では色々とっちらかった事になってしまっていて、彼にまつわる秘密やキーパーソンらしき人物は出てきましたが、はっきり言ってよくわからないまま終わってしまいました。
本作の首謀者はゼロのパーツを拾ったことから、ゼロのDNAを入手・解析し、ナイトメアウイルスやハイマックスといった強力な兵器・レプリロイドを開発。
これを使ってレプリロイドだけの王国を作ろうとしましたが、最後はエックス(ゼロ)に破れることになりました。
本作のキーパーソンになるはずだったアイゾックは、ゼロの生みの親のような発言や「迎えに行く」という約束をしましたが、最終的に彼はその約束を守ることは無く、紙芝居でフェードアウトすることになりました。
更に本作ではゼロの姿を模したゼロナイトメアなるボスキャラクターが登場。
アイゾックがゼロを探すために差し向けたレプリロイドではありますが、ゼロナイトメアがゼロの復活とどのような関わりがあるのか不明です。
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ロックマンX7
全ロックマンシリーズ最大の問題作となったロックマンX7はゲームとして問題が多すぎるあまり、ゼロの性能もおかしなことになっています。
まずセイバーの振りが遅くなったので三段斬りはまともに機能せず、なぜか一撃目のダメージが高めに設定されています。
またなぜか無限に使える遠距離攻撃が3つもあるので、近接戦より中・遠距離戦の方が強いという性能になっています。
決して弱くはないのですが、かなり歪な強さと言えるでしょう。
またロックマンゼロシリーズの特徴だった、多彩な武器を使うという特徴を逆輸入し、複数の武器を使い分けるという特徴が生まれました。
また本作はエックスが最初から使用できないので、本作で登場したアクセルとコンビを組んで戦うことになります。
ゼロは普段とほぼ変化のない対応をしており、アクセルの話の聞き役に徹したりと、いい先輩という感じでアクセルと接しております。
エンディングでは特に深い意味もなく不穏なエンディングになっており、あまり扱いが良いとは言えないかと思います。
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ロックマンX8
X7があんまりな出来だったためか、いびつだった部分にメスが入り、まともな性能になりました。
プレイアブルキャラクターが3名に増えたことにより、差別化のためかダッシュの性能が姿勢を低く出来ないものになりました。
使い分け可能な武器の数は前作よりも増え、
Tブレイカー
Kナックル
Dグレイブ
Bファン
○ブレード
といった複数の武器を使い分けるキャラクターという性能に磨きがかかりました。
ただし、ヒットストップが本作にはなく、セイバーのりーチが短くなったことで非常に危なっかしい性能となり、まともに接近戦をするのは難しくなってしまいました。
Dグレイブという薙刀型の武器を使えばリーチの問題を解消でき、ラーニング技と組み合わせればそれだけでどうとでもなる性能になったので、極端な強弱バランスになったといえるでしょう。
シナリオ面では公式による歴史改変が起こっており、彼を利用してウイルスを作ったのがシグマとVAVAによるものとなっていて、彼にまつわる話が繋がらなくなってしまっています。
※VAVAはウイルス関連事件で全く活躍していません。
主人公3名の扱いが平等になったため、空気とまでは言わずとも強く目立つこともない立ち位置になったかと思います。
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ロックマンX サイバーミッション
ゲームボーイカラーで発売されたサイバーミッションでは、2周目以降遊べるハードモード用のステージで、ライト博士から授かるゼロスクランブルとして登場。
立場的にはギガアタックのような扱いで、武器セレクト画面で使用するとその場にゼロを呼び出して自動で攻撃してくれる物となっています。
ゼロスクランブルは
の4つ。
画像はアースゲイザー
ガンガン使っていきたいところですがそのたびに画面が止まるため、基本的にボス戦で強力なファイナルだけを使っていたというプレイヤーも多いかもしれません。
シナリオ面ではエックスが電脳世界で戦っている間に、現実世界で戦っていたという感じのものとなっています。
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ロックマンX2 ソウルイレイザー
ロックマンX4と同様にダブルヒーローでゲームを進めていくことになります。
エックス編とゼロ編でそれぞれステージとボスが違い、ゼロ編では最終的にオリジナルボスであるガレスと戦うことになります。
ライト博士に見た目の変化は無いが強化はしてもらえるのも特徴・・・ですが4つのうち2つは使い道がないので制作陣の詰めの甘さが目立つと言えるかもしれません。
セイバーのリーチは恐らくシリーズでもトップクラスに短く、上手く戦えるようになるには慣れを必要とします。
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ロックマンX コマンドミッション
RPGであるコマンドミッションでは、非常に強いためか最初に少しだけ使用可能で、後ほど改めて仲間になるという手順を踏むことになります。
スピードは遅いものの、攻撃力は全キャラクター中トップで、彼が仲間になったら大体彼が攻撃役になります。
彼の必殺技は制限時間以内に特定のコマンド入力を可能な限り行い、成功した回数分敵にダメージを与えるというものとなっています。
また、決められたターンの間強化できる変身はエックス同様2種類あり、デフォルトで使用可能なのはブラックゼロで、もう一種類は隠し形態のアブソリュートゼロになります。
アブソリュートゼロの必殺技は一定時間画面に表示されたコマンドを入力し続けるというもので、これもかなり強力。
攻撃面では比肩するものがいないキャラと言えるでしょう。
その非常に強力な攻撃性能とは裏腹に、ゲーム上での扱いは微妙に良いとはいえず、性格が少しばかり違和感を感じる物となっています。
具体的に言うなら、浅慮でやたら饒舌。
エックスより変にセリフが多いため、エックスを言葉少なに導く先輩らしさというものは見受けられないと言ってもいいでしょう。
色々あって終盤では最もショックを受けるキャラになってはいるので、意図的にキャラを変更した可能性も考えられると思います。
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イレギュラーハンターX
第一作目のリメイクであるイレギュラーハンターXでは、改めてゼロのキャラクターが作り直され、往年のファンも納得のキャラクターに仕上がっています。
容量不足が大幅に改良されたためか、ボイス量も多く、エックスを導く先輩らしさといったものが会話の節々で感じ取ることができます。
また、ゼロから受け取ったアームパーツは、ライト博士のパワーアップパーツでゲットしたものよりも明らかに攻撃力が高いため、攻略の速さを求めるならこのアームパーツを必ずゲットすることになります。
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THE DAY OF Σ
イレギュラーハンターXの前日譚となるOVAである本作では、エックスと行動を共にしていることはいつもどおりとして、さらに本作の八ボスの1人、ストーム・イーグリードと軽い談笑をしているシーンがあります。
スーパーファミコン時代にイーグリードとゼロに友人設定はなかったのですが、岩本先生の漫画版でイーグリードとの友情が描かれたためか、このOVAでも逆輸入されたのかもしれません。
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漫画(岩本佳浩)版
岩本先生が描く漫画版においてはよりキャラクターが掘り下げられております。
ヘルメットが割れて髪の毛が露出するという独自のアレンジが施されその時の髪型はオールバックとなっているのも特徴です。
第一作目においてはエックスから本当に先輩と呼ばれており、エックスの潜在能力を見抜いている一人として、エックスを陰ながら支える先輩という立ち位置になっています。
また前述した通りイーグリードと親友という設定があり、このエピソードには力が入っています。
第二作目ではかなり早い段階で登場し、洗脳された状態でエックスと死闘を繰り広げることになります。
第三作目ではこれまで方向性を変えるためかエックスとコンビで戦いに赴くことが多く、相棒としての立場が強調されていくことになります。
同時にゲームの方でプレイアブルになったためか、かつての部下であるエクスプローズ・ホーネックと一対一で相対。
パンチ一発で倒すという荒業を披露しており改めて戦闘能力の高さを見せつけてくれました。
終盤ではエックスにビームサーベルを残しており、これがラスボス第一形態を倒す鍵になります。
第四作目のプロローグでは耐熱スーツを来て顔も見えないエックスの存在を見抜いた理由を「魂が教えてくれた」と語り、共に任務にあたっていたカーネルを驚かせました。
いや~熱いね!
この時バスターに不調がある状態で強引にバスターを使ったため、作中でバスターが使えなくなり、Zセイバーで戦うという設定に理由付けがなされました。
また自身の信念とイレギュラーハンターの組織としての正義に矛盾が生じ、葛藤を覗かせながらも、自身の信念を貫くことにこだわる様子を見せました。
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ロックマンゼロシリーズ
ロックマンゼロシリーズに登場したゼロはデザインこそ変わっていますが、設定上同一人物なのでこちらも解説しておきます。
このシリーズにおける声優は風間 勇刀さん。
ロックマンゼロ
謎の遺跡で眠りについていたところをシエルを含むレジスタンスに発見され、サイバーエルフパッシィの能力で復活することになります。
記憶がおぼろげながら、成り行き(?)でシエル達に手を貸すことになります。
第一作目ではほぼしゃべらないので、ゼロの心情は測りかねるものはありますが、この頃からシエルを含むレジスタンスの安否を気にして戦っていた模様です。
性能面ではゼロのセイバーにチャージ攻撃および、属性が追加されたため、その高い攻撃性能をいかんなく発揮するゲームとなっています。
他にもトリプルロッド、バスター、シールドブーメランといった様々な武器を使い分けていくという能力も本作から始まりました。
また2つの武器を適宜切り替えて戦うというロックマンXとはまた違った戦い方を可能としており、結果的にロックマンXシリーズのエックスとゼロの性能をそのまま足して、独自要素を追加した性能になったと言っていいいでしょう。
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ロックマンゼロ2
ゼロ1での戦いから一年ほどの間、メンテナンスもなしで戦い続け、オープニングの終了と同時にシエル達レジスタンスと再開するというところからスタート。
本作ではミッション中に特定の行動を取ることで10種類の性能を持ったフォームに覚醒するフォームチェンジシステムが採用。
使い物にならないフォームも存在しますが、有益なものはとことん有益。
攻略本などを見ながらフォームを覚醒させたプレイヤーも多かったことでしょう。
前作よりも言葉を交わすシーンが増え、無口で寡黙なのは相変わらすが、暴走を始めたエルピスを諌めたり、シエルの研究を信じる旨の発言をするなど、彼なりに仲間たちを思いやるシーンが増えました。
本作で彼の最も大事な存在のボディが破壊されるというゼロ本人にとってもきつい展開が終盤で待ち受けることになります。
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ロックマンゼロ3
フォームチェンジに変わる新システムは特に存在しないものの、サイバーエルフが減点および、死なせずに使うシステムが導入されたため、フォームチェンジとはまた違った形で強化することが可能になりました。
口数は更に多くなり、シエルや仲間達を気遣うセリフが増えました。
本作においてゼロの重大な秘密が明かされることになると同時に、ゼロとネオ・アルカディアとの戦いに一つの終止符が打たれることになります。
正直なところこれはこれで完結できても全くおかしくないラストシーンとなっており、多くのプレイヤーが感動したことでしょう。
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ロックマンゼロ4
これまで使用できたロッド系・シールドブーメランが廃止され、代わりにゼロナックルという新たな武器が登場。
これで敵にトドメを刺すと、その敵が持っている武器を奪うことができるほか、特定の場所で専用のアクションを行うことが可能になります。
本作では人間との共存が一つのテーマに掲げられており、都合の良いことばかり口にする人間に対し、苦言を呈するシーンがあるなど、ゼロの心情や信念といったものがこれまで以上に垣間見れるかと思います。
そして何より彼が何を理由に今まで戦ってきたのか、明確にはっきりと言語化するシナリオとなっています。
ラストバトルで衝撃的な展開と名台詞は語り草となっており、続編は絶望的ですが、このラストだからこそ美しく物語を終わることが出来たことも確か。
多くのプレイヤーにとって胸を打つエンディングになったと言えるでしょう。
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クロスオーバー格ゲーのゼロ
大きく分けて
SNKvsカプコンに登場したロックマンゼロのゼロと、
タツノコvsカプコンまたはマーベルvsカプコンに登場したロックマンXシリーズのゼロ、
の二種類に分かれます。
前者はSNKのドット絵で見れる唯一のゼロとなっています。
ロックマンが格闘ゲームに登場すると、決まって操作難易度が高い場合が多いのですがSNKvsカプコンのゼロも、操作難易度は高いものとなっています。
ただし必殺技の一つ、アルティメットセイバーは乱舞系の技となっており、格好良い!
Xシリーズのゼロがクロスオーバー格ゲーに登場したのはニンテンドーWIIで発売されたタツノコvsカプコン アルティメットオールスターズ。
以降若干性能を変えながらマーベルvsカプコン3、マーベルvsカプコンインフィニットと連続で出続けました。
全ては語りきれませんが、こちらも操作難易度が高い代わりに
- あっという間にライフをほとんど削る永久ループを持っていたり、
- 3wayの攻撃で出し続けることで近づくことが難しい状況を作ったり、
プレイヤーの力量次第でどんどん強くなっていくキャラとなっています。
画像は幻夢・零ですが、この技自体大きなダメージを叩き込む技というより、隙を突いてダメ押しするような使い方のほうが役割としては正しい気がしてます。
ちなみにカラーチェンジと称した衣装チェンジで見た目がエックスになります。
また、マブカプシリーズでは海外の方がゼロを演じているボイスもあるのですが、漢字の技をきちんと正しく発音しており、役者さんの努力が伺えますw
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まとめ:ロックマンと対極の赤い戦士
ロックマンXが始まって以来様々な形でエックスと共にあり続けてきた、いわばもう一人のヒーローという立ち位置のキャラと言えます。
正直なところエグゼシリーズでの立ち位置には驚かされましたが、結果として元ネタのゼロをリスペクトしたキャラクターになったのではないかと思います。
トランスミッションのゼロはXシリーズのゼロの設定と、ゼロシリーズのゼロの性格(?)を上手く折衷したような感じになり、良いキャラクターになったのではないかと思います。
それだけに出番が少ないのが本当にもったいない!
どのロックマンも新作が出るかどうかは非常に怪しい状況ですが、もしまた見られる時が来るのであればたくさん出番を与えてあげてほしいなと思う次第です。
ここまで色々語ってきましたが、まだプロジェクトクロスゾーンや鬼武者のゼロのことは描けてませんので、これらも触れることができたら描いていこうと思います。
というわけで今回はこのへんで!
最後までおよみいただきありがとうございました!
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