こんにちはロクメガです。
ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション、皆様遊んでいらっしゃいますでしょうか?
ロックマンの元ネタ解説記事、今回はブルースについて触れていこうと思う所存です。
ゼロ同様、彼については情報が多いので一つ一つ語っていければと思います。
#このブログではロックマンに関する記事を多数書いております。
#ロックマン関連の記事は下記リンクから御覧ください。
ロックマンエグゼのブルース
ロックマンエグゼシリーズ、第一作目からブルースは登場しました。
オペレーターは伊集院炎山というこのシリーズで登場した少年で、彼のことをブルースは炎山様と呼んでいます。
長髪が見えますが、この髪の毛がゼロをモチーフにしたものなのかどうかは不明です。
画像はXDiVE
そうと言われればそうである気もしてくるし、違うと言われればそれも間違ってはいないような気もしますので、不思議なものですね。
伊集院炎山くん同様、初期の頃は割りと冷酷なキャラクターで、およそ感情というものがない立ち居振る舞いでしたが、シリーズを重ねるに連れ、態度が徐々に軟化していった印象があります。
シリーズ中盤辺りから熱斗と共闘して悪に挑むことも増えていき、ロックマンエグゼ5 チームオブブルースでは熱斗に一時的に、ブルースが熱斗のナビとして活動する時期があるなど、最初期の頃からは考えられないほど協力的です。
5DSでは専用のボイスがあり、ブルースが熱斗に対して「オペレートを頼む」というセリフや熱斗のことを「光」と呼んでいるシーンがあったりするため、ブルース自身も熱斗のオペレートの腕を認めていることがわかります。
ツッコミを入れるということもしている。
意外とこのボイスから感じ取れる印象は大きく、現時点でも5DSのプレイを推奨したくなる理由の一つであるといえます。
アニメでも大体似たような立ち位置で、ブルースとロックマンの共闘シーンが多く描かれていることが多いです。
ロックマンエグゼStream以降はラウルのナビ、サンダーマンと行動を共にすることが増え、中盤辺りからはライカのナビサーチマンとロックマンを加えトリオで行動することが増えました。
ブルースの声優さんは松風 雅也さん
伊集院炎山の声優さんは斎賀みつきさん。
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ナンバリングのブルース
まずはナンバリングタイトルのブルースについて書いていきます。
原点のブルースが登場したのはロックマン3からとなります。
このときは8ボスステージの中ボスとして何回か登場し、ドクロボット達をすべて倒すとブルースと全く同じ挙動をするブレイクマンなるボスが登場。
その後はエンディングで、彼が何者なのか明かされるというシナリオになっています。
ちなみにブレイクマン=ブルースなのかは公式のアナウンスがないため現在でも不明です。
ありが先生のロックマンギガミックスでは、このロックマン3をモチーフにした戦いが描かれており、そのときはブレイクマン=ブルースとして扱ってました。
残念ながらロックマン3はシナリオ描写というものが非常に希薄な作品なので、ブルースの性格や考え、立ち位置と言った要素はよくわからないと言わざるをえないかなと思います。
恐らく公式としては、ロックマンの敵ではないけれど、見方とも言い切れない絶妙なバランスのキャラクターを作りたかったのだろうと思われます。
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コサックステージ最終盤にて、誘拐されたカリンカちゃんを救出するという活躍をしました。
これによって戦う理由のなくなったコサック博士はロックマンに謝罪し、ラストステージでの戦いが幕を開けます。
セリフはありませんが、重要な役割を果たしてくれたといえます。
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ロックマン5 ブルースの罠!?
これまで味方と思しき行動をしていたブルースが黒幕として暗躍。
彼に何が起きたのか、彼がなぜロックマンに敵対するのか?
その理由は終盤で明かされます。
ブルース軍団!
一応ネタバレのため、詳細は伏せますが彼はロックマンの敵ではなかったとだけ。
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ロックマン6 史上最大の戦い!!
とあるステージの隠し部屋にてエネルギーバランサーを渡してくれます。
本作での活躍はそれだけ。
扱いに困り始めていたのかしら?
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ロックマン7 宿命の対決!!
クラウドマンステージとターボマンステージの隠し部屋にてアドバイスをくれます。
そのアドバイスを聞いた後、シェードマンステージのVANプーキンの内側に攻撃を当てて下ルートへ行き、スナイパージョー01の背後にある隠し通路に存在するボス部屋にて、戦うことが出来ます。
この時のブルースは今まで見たことのない巨大なチャージショットを打ってくる、かなりの難敵としてロックマンに立ちはだかります。
戦うことができる。
これが敵キャラとしてブルースと戦えた最後の機会と言えるでしょう。
この戦いに勝利すると、ロックマンの実力を認め、ブルースシールドを授けてくれます。
シールドは無限に使えて、特定の敵の攻撃を完全に遮断してくれるので、そこそこ役に立ってくれます。
ただ、同じくロックマン7で登場した、スーパーロックマンが強いので、そちらを使ったプレヤーの方が多かったかもしれません。
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前半4ステージクリア後にデューオステージにて登場。
その後、エンディングで再登場し、ロックマンにデューオからのメッセージを伝えて物語の幕を閉じます。
この時の声優さんはロックマンX4以降のゼロと同じ、置鮎 龍太郎さん。
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ロックマン9 野望の復活!!
DLCでブルースを操作できるブルースモードが追加されます。
ナンバリングおよびFCグラで初めて操作可能なキャラクターになりました。
性能は
- ジャンプ中に攻撃を跳ね返すブルースシールドを展開、
- チャージショットが可能。
- 画面内に同時に出せるバスターの数は2発まで、
- 受けるダメージはロックマンより多め
という感じで、ロックマンよりややピーキーな性能をしているといえます。
ジャンプ中なら攻撃を防げる
シナリオ描写はDLCだからか、特にありません。
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ロックマン10 宇宙からの脅威!!
性能はロックマン9と同じで、若干ストーリーが追加されてますが、正直シナリオはおまけ程度と考えたほうが良いかもしれません。
ブルース編でもショップはあるのですが、ロックマンワールド5で登場したタンゴが登場しています。
タンゴがいる!
私の知る限り、この単語がゲームで登場したのはワールド5以外だと、「ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦状」くらいしかないので、本当にサプライズな登場かと思います。
ロックマンメガミックス・ギガミックスではブルースと行動するタンゴの存在が描かれていたので、その存在を受けて拾った要素のようです。
ただし、タンゴをサポートメカとして使うことはありません。
そこはタンゴコイルとかタンゴジェットとかさw
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ナンバリング外のブルース
外伝やナンバリングタイトルではない作品のブルースを紹介します。
ロックマン パワーバトルファイターズ
アーケードのロックマン2作品ではそれぞれで操作可能なキャラクターになっています。
スライディングはシールドを構えて攻撃判定のあるタックルになっています。
必殺技はその場で多段ヒットのエネルギーを発生させる物となっています(名称は不明)。
殴っている感じ?
チャージショットの名称はブルースストライクになっています。
このときの声優さんはロックマンX4でカーネルを演じる山野井 仁さん
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ロックマンバトル&チェイス
多額のお金が動くということで、悪の匂いを嗅ぎつけ出場・・・というちょっと無理矢理感のある理由で登場。
彼の乗るマシン、レッドストライカーは彼のシールドをモチーフにしたマシンとなっています。
その性能は
- 最高速に優れる分、
- 加速が悪く、
- スピードダウンもし易い
という感じのマシンで、ロックマン9で実際にプレイアブルになったときと同様、ピーキーな性能をしているといえます。
声優さんはロックマン8同様置鮎さんです。
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スーパーアドベンチャーロックマン
物語の途中で唐突に登場。
ロックマンを叱咤激励してくれたり、唐突に現れて静止してくれたり、ブルースシールドをくれたりと、割りとありがたい存在ではあります。
結構良い活躍!
電磁波コーティングをどこで受けて、どうやってやってきたのかは永遠の謎。
何故か本作ではロックマンをライバル視しています。
どうにも扱いが迷子っぽい?
声優は置鮎 龍太郎さん。
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ロックマン&フォルテ
オープニングとキングステージにて、ロックマン(またはフォルテ)の前に現れて会話をしていきます。
キングステージではキングの持つ盾をビッグバンストライクで破壊し、ダメージが通る状態を作ってくれます。
SFC最後の作品なので、ボイスはなしです。
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このシリーズでは隠し部屋でアイテムを授けてくれる役割での登場です。
ワールド5では進行の際の通路を開通してくれる役割も持っています。
アイテムを授けて道を開いてくれる。
ロックマンメガワールドのワイリータワーでも、同様の役割を持っています。
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ロックマンロックマン
ロックマン第一作目のリメイク作であるロックマンロックマンでも登場。
チャレンジモード完全攻略、またはDLC(現在不可能)と言う形で操作可能になります。
ブルースシールド装備、無チャージでブルースストライクが打てると言うかなりとんでも性能で登場。
シールドは敵の攻撃を受けると弾かれてしまいますが、その代わりダメージを受けないという仕様になっています。
現在ではチャレンジモードの完全攻略が必要なので、プレイ可能なハードルは上がっていることでしょう。
オープニングではライト博士に対して「許したわけではない」と口にしていますが果たして・・・?
このときの声優さんはイレギュラーハンターXでストーム・イーグリードを演じることになる佐々木大輔(現:景浦大輔)さん。
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ロックマンXDiVE
ロックマンX以外のキャラが初登場したロックマンイベントにてロックマン、ロールちゃんとともに参戦。
ブルースシールドとブルースストライクの2つのスキルを所持しています。
残念ながら私はXDiVEのブルースは育てていないので体感で性能は語れませんが、育てていないとあまり強いといえるキャラクターでないことは確かだと思います。
ただ、パッシブスキルに「博士の力」というものがあり、これを使えるようになると、デメリットがメリット効果に変わるという特徴があります。
スキルの名称と言い、効果といい、なかなか粋な性能をしていると言えるでしょう。
この頃はそういうことを考える余裕があったということでしょうか?
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漫画版のブルース
ここからは漫画版のブルースの主な活躍について語っていきます。
ロックマンメガミックス・ギガミックス
ありが先生のロックマンメガミックス・ギガミックスといったコミカライズにももちろん登場。
メットレスでコートを常に来ているというアレンジになっており、ゲームで知る姿になることは多くはありません。
ブルースの性格付けはゲーム版が曖昧なためか、ありが先生も結構苦労したようです。
ギガミックスでは時系列上初めてロックマンとブルースが出会ったときの物語となっているのですが、ロックマンとライト博士のことを理解するべく、一時的に敵対している感じになっています。
この時思うところがあったのか、ワイリーを裏切って(元々?)ロックマンの側につくことになり、ロックマンと共闘して戦いを終わらせ、1人でサードナンバーズに挑むところで物語は幕を閉じることになります。
物事を俯瞰して見ているような感じで、大きな事件が起こった際には事態の収束のために敵にも味方にもなるという感じの行動が目立ちます。
またロックマン自身の成長につながるべく、あえて手を貸すことなく見守ることもありました。
とりあえず彼のことを知ろうと思うならギガミックス第一巻を読んでおくのがベストかもしれません。
この漫画にてタンゴはブルースと行動を共にするサポートメカという立ち位置で描かれることになりました。
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出月先生のブルース
原作同様、出番は多くはありませんが、主にデューオにロックマンの何たるかを伝える役割をしているような感じで登場しています。
ゲームで言うなら中間ステージ、エンディングでの登場に加えて、いくつらかの出番があります。
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ロックマンちゃん
2023年5月現在でも連載されているロックマンちゃんでももちろん登場。
ロックマンメガミックスのようなメットレス状態でしか現時点では登場していません。
しかもなぜか、口笛で会話するという謎の芸を披露しています。
髪型も原作のビジュアルであったとんがったものではなく、やたら長いロングになっていて、ほぼ原型のないキャラになっています。
正直何がしたいのかよくわからないキャラクターになっているといえます。
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映像作品のブルース
最後に映像作品のブルースです。
ロックマン 星に願いを
海外に日本文化を紹介するという目的で制作されたOVA、「ロックマン 星に願いを」でも登場。
現実世界のあかねという少女がテレビゲームのキャラに助けを求め、それに応じてブルースが助けに来るという展開になっています。
この時ロックマンはラッシュジェットで日本中を飛び回っていたのですが、単独で空を飛べないはずのブルースがどうやって富士山近辺で戦っているロックマンのもとまで駆けつけることが出来たのかは謎です。
ビートに捕まってきたとか・・・?
このときの声優さんは遊戯王のインセクター羽蛾で有名な高乃 麗さん
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まとめ:媒体によって描かれ方が変わる味方キャラ
文字情報で多くを語らず行動で語ると言うキャラクターになっているので昔から今にいたるまで、ほとんど彼自身が何かを語ったことはないキャラクターかなと思います。
格好良くはあるけれど、ミステリアスな部分はどのような作品で描かれてもあまり変わっていない。
そのようなキャラクターと言えるかもしれません。
しかし、あえて子供向けとして多くを語らせる作品もあるので、媒体によってブルース像は大きく変わると言えるかもしれません。
ただ、彼のキャラクター像を理解しようと思うなら、ありが先生のロックマンメガミックス・ギガミックスが一番わかり易いと言えるかもしれません。
ありが先生のロックマン漫画はいずれも面白いので、おすすめです。
というわけで、今回はこのへんで!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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