カテゴリー:逆転裁判シリーズの記事一覧

ロクメガブログ

大逆転裁判2 感想その6 マメモミ記者について
大逆転裁判2 感想その6 マメモミ記者について

最近時間に余裕が取れるようになってきたので、がっつり更新していきます。

今日は、マメモミ記者について!

大逆転裁判2 第一話 弁護少女の覚醒と冒険 その6

ジャーナリスト、マメモミヘイタ

体験版の時点で、「この人犯人なんじゃないか?」とか噂されていた人物ですね。

まぁ、実際彼が今回の犯人なわけですが。

それにしてもどこからどう見てもフツーの一般人ですな。

新聞記者という、ジャーナリズムの世界に身を置く人物。

ジャーナリストっていうのはロクメガ色んな意味で憧れていたりします。

色んなところに移動して、写真を撮り、取材をし、人々に真実を伝える。

中々できることではありません。

ロクメガも実はあるフリージャーナリストさんのブログを購読していたりします。

こちらのブログなんですがね。

普段テレビでは決して報道されないようなことを知ることができるのは彼らのようなジャーナリストのおかげなのです。

今日本に流れてくる国外の情報を知ることができるのは一体誰のおかげなのか……それを考えると胸が熱くなる思いです。

ゲーム内でマメモミ記者が言ったように、報道というのは人に知られたくないことを暴き立てるという面も存在します。

それを負の存在と見るべきかどうかは意見が割れるところではありますが、ロクメガはお金のためか、社会のためか、人のためかという部分で考え方を分けるべきではないかと思っています。

少し、脱線しましたが、そろそろ彼について語っていきましょう!

正義の心が熱すぎた人

最後までゲームを進めてみると彼、実に正義の心を持っていた人だったことが分かります。

もちろん、ゲーム本編で彼がやったことは決して褒められたものではありませんが、ジェゼール・ブレットに対する怒りに関しては納得できる部分もありました。

実際こんなこと言ってるわけですしね。


スポンサードリンク







「殺人の罪を犯しながら祖国に逃げ帰るなんて許せない」

それ以前にこの世界の日本は、「治安のために犯罪者を隔離しておく」という最低限のことさえできていないので、マメモミ記者が怒りに燃えるのもわかります。

なんで犯罪者が豚箱にぶち込まれるのかというと、治安を守るためであって、事実上警察が機能していないとすら言っても差し支えないわけですから。

第一話の終盤でマメモミ記者はジェゼールに取材を慣行したのですが、ジェゼールに小馬鹿にされてスゴスゴ引き下がってしまったんですよね。

ここでもう少し頭が回っていれば、逆に馬鹿にし返すこともできたのになと思います。

例えば……

ジェゼール「あら? 極東のお猿さんがジャーナリズムの真似事?」
マメモミ記者「なるほど! それが大英帝国流の悪口なんですね! 自分以外は真似事呼ばわりする世間知らずさを世に知らしめようというわけですね!」

とか、切り返しの仕方では逆に相手を上手く、口車に乗せることもできたのになと思うわけです。

最もこれじゃあただの罵り合いでしかないので、新聞で上手に叩くこともできたのではないかと思うのですよ。

彼は熱いジャーナリズムの心が悪い方向に作用してしまったんですね。残念なことに。

この辺りはやはりジェゼールに踊らされていると感じざるを得ないところです。

まぁ、正義の心に燃えていてもやはり殺人はよろしくないですわな。

冷静で狡猾で残忍なジェゼールと、熱血で熱い心を持ったマメモミ記者。

こうして比べてみると、思いっきり正反対の二人ですね。

ただ、熱血漢というのは時に陳腐化を招く属性でもあり、ジェゼールから見ればマメモミさんの姿が滑稽に見えてしまうというのも、なんとなく理解できたりもします。

おかげでジェゼールの「底知れないボス感」と比べるとどうしてもしょぼい印象を感じてしまいがちだったりするんですけどね。

そこが、残念だったなぁと思うロクメガでした。

んでは、今日はこれにて!

スポンサードリンク







大逆転裁判2 感想その5 ジェゼール・ブレットについて
大逆転裁判2 感想その5 ジェゼール・ブレットについて

皆さんこんにちは、ロクメガです。

今日はジェゼール・ブレットについて語ろうと思います!

大逆転裁判2 第一話 弁護少女の覚醒と冒険 その5

前作第一話の犯人が被害者

このゲームの体験版を初めてプレイしたときは驚きました。

なにせ、前回の犯人が今回の第一話の被害者になってしまうわけですからね。

逆転裁判シリーズは基本的に被害者はあまり目だないように個性を殺しているという話が、昔インタビューであったのですが、その法則を見事に打ち破りましたね。

逆転検事2でも第一話の犯人が次の回の被害者になるということはありましたが、過去作に登場した被害者の中でも彼女はトップクラスに奇妙奇天烈な存在ではないかと思います。

スポンサードリンク







でも個人的には、彼女を被害者の立場にするのはやめてほしかったなぁと思ってます。

なぜかというと、ロクメガは彼女の素顔を法廷で暴くことを楽しみにしていたからです。

あの仮面を引っぺがして大英帝国の法廷でぶちのめす。そんな展開を予感していたのですよ。

いや、もちろん、タヒぬことでザマァと思わなくもなかったですが、現代日本に生きる身としては、タヒを喜んではいけないのではないかと思うのです。

このゲームは基本的に名作ではありますが、彼女のこの扱いにはロクメガは否寄りの感想を持たざるを得ないなと思いました。

今回の犯人との比較

今作と前作の第一話の犯人同士を比較してみると、なんか色々今回の犯人はしょぼかった印象があります。

前作は正体不明の英国淑女(レデェ)、今回はただの日本人にして一般人。

えらい差がついたもんです。

今回の犯人については別の機会に譲りますが、とにかくジェゼールさんのボス感は今作の犯人とは比べられないなと思います。

というより、逆転裁判3の「美柳ちなみ」とは別の方向でミステリアスな雰囲気を持っていたのが印象的で、今後の展開に期待をいだくには十分すぎるほどのボス感だったように思うのですね。

前作と比べると犯人は、やっぱりジェゼールさんの方が好きだったかな?

まぁ、見た目の奇抜さの時点で今作の犯人とは比べられないわけですがね。

あとあの頭は一体何なんでしょうね? なんで白鳥のっけてるのか、結局明らかにならずに終わってしまったのも残念。

どう見てもギャグにしか見えないあの頭でシリアスな設定がぶち込まれてもそれはそれでまぁ、困ってしまうわけですがw

それでは、今回はこの辺で失礼いたしまする~!

スポンサードリンク







大逆転裁判2 感想その4 日本の漱石さんについて
大逆転裁判2 感想その4 日本の漱石さんについて

皆さんこんにちは。ロクメガです。

今日は大逆転裁判2の漱石さんについて語ろうと思います。主に日本の。

 

大逆転裁判2 第一話 弁護少女の覚醒と冒険 その4

なんというか……うざったく感じる漱石さん

日本に帰ってきてから、「我輩は猫である」という日本人なら恐らく名前くらい誰でも聞いたことがある小説を執筆しているという漱石さんですが、なんか彼登場する度にウザさが増している気がします。

前作から四字熟語とそうでない感じ四文字と、やたら激しい動きでプレイヤーを魅了してくれましたが、今回もその激しい動きは健在! ということで色々安心していたのですが、ちょっとクドイなと感じるようになりました。

っていうかなんで日本に帰ってきてからもあんなに挙動不審なのか、不思議です。

せっかく日本にいるのだからもう少し落ち着いても良さそうに感じるのですが、本当に落ち着きがなくて見ていて色々不安になりました。

いや、この人史実でもこんな感じだったそうなので、そういう挙動不審な部分を加速させればこんな風になるのも理解できるのですが、変な意味でデフォルメがきついんですよね。

面白いからいいですけど。

スポンサードリンク







史実の漱石さん

このゲームのお陰で史実の漱石さんに興味がわいて調べてみたんですけど、夏目漱石って本名じゃないんですよねそもそも。

本名、夏目金之助のはずなんですが、なぜかその名前は一度として出てくることはありませんでした。

漱石さんの名前はどちらかというとペンネームの類のはずなんですが、なして「我輩は猫である」すら書いていない時代から彼は漱石と呼ばれていたんでしょうか?

いや、まあどうでもいいっちゃあどうでもいいのかもしれませんが、作中あえて時代設定を無視したキャラクターとしてホームズが出てきたわけですが、漱石さんも名前に関してだけはそんな感じだったというところでしょうか?

タクシューさん……プレイヤーはそれくらい気づきますよ?

また調べてみると大逆転裁判とリンクする史実がいくつか出てきました。

例えば、ロンドン留学中にすでに精神病を患っていたなんて分かりやすい例ですね。

ちなみに史実の漱石さんは「ロンドン留学の7年前にはすでにゲーム中とにたような症状を持っていたらしいですね」

大英帝国関係ねぇのかよ…。

っていうか、ロンドン留学の一年前にはすでに長女が誕生していたそうですね。

せっかくだから前作の渦久丸軍曹みたいに、子連れで出てきても面白かったかもしれない。

その頃には恐らく6才くらいだろうし。

ん?

今気づいたんですけど、史実の漱石さんとゲーム中の漱石さん、時系列が違ってるみたいですね。

史実の漱石さんがロンドンから帰ってきたのが1901年12月で、「我輩は猫である」を世に送り出したのがその4年後の1905年。

ゲームでは大逆転1の一回目の裁判から9ヶ月後には「我輩は猫である」を連載開始しているため、3年以上前倒しで「我輩は猫である」を連載開始したことになりますね。

これは意図的なものなのかな? タクシューさんに聞いてみたいものです。

それに、ロンドンにわたった頃にはすでに、漱石さんの名を冠した記念会館なるものができていたそうですが、そういったものも出てきませんでしたね。

この人は本当に夏目漱石なのか?

実は夏目漱石を名乗る偽物だったのではないか? とか思っちゃったりするんですが、どうなんでしょうね。

漱石さんについては、大2話の頃にまた語ろうと思います。

んでは、今日はこれにて。

スポンサードリンク







大逆転裁判2 感想その3 細長悟さんについて
大逆転裁判2 感想その3 細長悟さんについて

皆さんこんにちは。ロクメガです。

今日は、細長さんのことを交えての感想を語ろうと思います。

大逆転裁判2 第一話 弁護少女の覚醒と冒険 その3

細長さんと言えば……?

ある時はレストランのボーイ長。ある時は豪華客船の水兵。

またある時は、水着を着た護衛人。その正体は!?

帝都警察の刑事!

と、芝居がかっていってみましたが、既プレイヤーなら周知の事実ですよねぇ~。

それにしてもこの人は潜入捜査好きだな……。それとも帝都警察に潜入捜査科とかあるのかしら?

ウィキペディア先生によれば、潜入捜査は正式名称を「身分秘匿捜査(みぶんひとくそうさ)というのだそうです。

アメリカではよく使われる手法のようですが、乱用をさけるために他の国では厳格な適用が求められるそうで、あまり一般的ではないようです(そらそうか)。

さて、そんな細長さんが、今回ジェゼールブレットを護衛対象として海水浴に出かけたわけですが、どうやら初めての海水浴でテンションが最高に「ハイ!」になってしまったのか頭に亀を乗せて遊泳を楽しんでいたみたいですね。

まぁ、結局ジェゼールはタヒんでしまったわけですが……。

この人実はあんまり役に立ってないのでは……?

いや、ほんとそう思ってしまいます。まぁ、前回のアラクレイ号での事件も、事件が起こった時間帯でどうにもならなかったり、船員たちの工作によって巧妙にだまされたりしたのもあるんで、同情に値するとは思いますけどね。

ただ、もう少し刑事としての自覚はもってほしかったような気がします。

スポンサードリンク







彼の完璧は何かがずれている!

どうにも、彼はギャグキャラなのかシリアスキャラなのかいまいち判然としない気がするのは私だけでしょうか?

法廷ではどっちにも転びかねない発言が多いのですが、死者がでては本末転倒ではないでしょうか?

スサトさんも本編で言ってますよね。

「どうせするなら完璧な護衛で被害者を守っていただきたかった」と

その後裁判長が「証人をいじめないようにと」釘を刺しますが、これはいじめているうちに入るのか?

んん~タヒんでしまったから仕方がなくはあるのですが、この辺の警察の責任についてはどういう扱いになるんだろ?

そういえばアラクレイ号の事件の後も、成歩堂の留学続行のために政府に掛け合ったりしてましたが、そんなことして彼の地位は大丈夫だったんでしょうか?

ちょっと本当に色々心配になる人だなぁ……この人。

決めるときは決める?

それでもなんだかんだで、出てくるたびに事件解決の役に立っているんですよね。

前作ではビフテキを押収していたり、アラクレイ号で成歩堂が身動きを取れるよう働きかけて暴力振るわれたり、今作では法医学の知識に乗っ取って被告人の行動がおかしいと指摘したり、有能と思える部分もたびたび目にします。

ひょっとしたらおかしな部分と有能な部分が各々帳消しにしあっていて、今の地位から落ちることもなければ上がることもないというちょっと切ない立ち位置にいるのかもしれません。(あくまで推測ですが)

嗚呼、細長さんの人生に幸あれ。

では、また!

スポンサードリンク