タグ:チームレディバグの記事一覧

ロクメガブログ

ニンテンドースイッチで遊べるチームレディバグの神ゲー3選! このインディーズは凄い!

こんにちはロクメガです。

 

今回はチームレディバグというインディーズゲーム制作チームによる神ゲーをご紹介します。

 

ロックマンファンからしてみれば2Dアクションと言えばインティ・クリエイツのイメージが有るかと思いますが、今の時代様々な会社が様々な作品を制作されています。

 

そんな中現在ニンテンドースイッチで遊ぶことができる作品を3つほどプレイしましたが、いずれも高品質かつ良質な作品でございました。

 

今後もこの会社のゲームを応援していきたいと思います。

 

また、おそらく今後チームレディバグ製の製品は増えていくと思いますが今後もプレイしてはレビューを書き、この記事を充実させていこうと思います!

 

チームレディバグの公式ホームページはこちら

#このブログではライブ配信等でプレイしたゲームのレビュー記事を多数公開しております。

#各種記事は下記リンクから御覧ください。

 

 

 

 

Touhouとうほう Lunaルナ Nightsナイツ

 

東方Projectの登場人物の一人、十六夜いざよい咲夜さくやを主人公とした探索型2Dアクションゲームです

 

ジャンルはメトロイドヴァニア

 

東方ルナナイツパッケージ

 

十六夜咲夜のもつ「時間を操る程度の能力」を駆使し、様々なアクションで幻想郷そっくりなルナナイツと呼ばれる世界から脱出することを目的とします。

 

メトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルの基本を徹底的に抑えており、その点ではパーフェクトな完成度です。

 

そして本作の素晴らしい点は

 

時を止める、スローにする、

消費MP、消費時間

 

の二種類のアクションと二種類の消費ゲージを使いこなす必要があるところです。

 

本作は基本的に移動以外の全ての攻撃にMPを消費して攻略していきます。

 

しかし、時間を止める、スローにするという時間にかかわる2つのアクションを利用した場合、それらを利用している時間制限が発生し、MPの代わりに消費するようになります。

 

時を止めていないときはMPを、時を止めているときは時間の数字を消費するということになるわけです。

 

時を止める咲夜

時を止める咲夜

 

 

これに加えてゲームを進めれば様々なアクションを習得していきます。

 

攻略までにかかる時間と新アクション習得までの時間間隔もちょうどいい塩梅となっており、細かく計算した上でアクションやアイテムが設置されていることがわかります。

 

また本作には敵に接近することで発生するグレイズという回復システムがあり、敵との接近状況によってHPやMPを回復させることができます。

 

これによってボス戦HPや時間がなくなって倒せなくなる・・・などという問題は発生しにくくなっているわけですね。

 

  • 時間とMPの管理
  • 接近しての回復、
  • 増えていくアクションの数々

 

これらすべての要素が渾然一体となった高い完成度を誇る2Dアクションといえます。

 

これらの要素をうまく使いこなせば手強いボス戦が相手でもかなりやりたい放題できるバランスにもなっており、それがプレイヤー自身の試行錯誤と成長にも繋がるため、存分に楽しめる作品となっています。

 

その他ドット絵の書き込みや、アレンジBGMも素晴らしく、非の打ち所がないアクションゲームといえます。

 

更に詳しくは下記リンク先にて。

 

 

スポンサードリンク


 

 

目次へ戻る

DRAINUSドレイナス

 

2023年2月時点でのチームレディバグさんの最新シューティングゲームです。

ジャンルは横スクロールシューティング!

 

ドレイナス

 

 

チームレディバグさんはこのゲームを開発するまでの間全て2Dメトロイドヴァニアばかり作っていたのですが、本作はそれらから離れて、息抜きで作ったとされるゲームです。

 

構想半年、開発半年という時間で制作されており、その割には(失礼)完成度が極めて高いゲームです。

 

3Dドット絵という謎技術を駆使してゲームを制作されており、開発期間の短さを全く感じさせません!

 

 

誰もがクリアできることを目指した・・・とは言うもののヌルく作られているわけではありません。

 

本作の特徴は敵弾を吸収できるシューティングゲーム斑鳩イカルガと一時代を気づいたシューティングゲーム、グラディウスシリーズのシステムを足して割ったものといえます。

 

このゲームの時機は光属性の攻撃を吸収することができ、敵側はこれをたくさん使ってきます。

 

この光の攻撃を吸収するバリアを一定時間展開することで、光属性の攻撃を吸収し、吸収したエネルギーに応じて、エネルギータンクを貯めていくことになります。

 

ドレイナス

光エネルギー吸収!

 

 

そしてそのエネルギータンクを一定個数消費して、時機を強化していくことになるわけです。

 

シューティング初心者が適当にプレイしてもそう簡単に撃墜されることはなく、システムをきちんと理解していけばどんどん時機を強くすることができます。

 

ちなみにファミ通の記事では「誰もが最高の結末に突き進める2Dシューティング」という文言で紹介されていたらしく、プレイした身としては納得してしまいましたw

 

 

シナリオの完全攻略までには最低でも2周する必要はありますが、難易度ノーマルを普通にクリアする分にはとてつもなくむずかしいということはありません。

 

個人的には、緊急パワーアップは可能な限り早いタイミングで習得しておいたほうがいいかもしれません。

 

さらに詳しくは下記リンクを御覧ください。

 

 

スポンサードリンク


 

 

目次へ戻る

ロードス島戦記 deedlitディードリット inイン wonderワンダー labyrinthラビリンス

 

日本におけるライトノベルの始祖の一つロードス島戦記に登場したヒロイン、ディードリットを主人公にした作品となります。

 

ジャンルは2Dアクション。

 

ロードス島戦記

 

刀剣、弓矢、魔法を用いて、ロードス島戦記のヒロインディードリットが迷い込んだ謎の世界から脱出する2Dアクションです。

 

残念ながら私はロードス島戦記はきちんと読んだことがなく、ロードス島戦記のコンテンツに本格的に触れるのはこれが初めてです。

 

シナリオの内容はおそらく原作終了後のお話かと思われますが、物語の組み立て方が秀逸で原作を知らなくても十分楽しめる作品といえます。

 

彼女以外の登場人物やボスキャラクターの中には原作に登場したであろうキャラクターも多数でてきますが、原作を知らないと楽しめないような登場の仕方はしておらず、むしろ原作に触れるいいきっかけになるかもしれません。

 

本作は上述したドレイナス同様、シューティングゲームの斑鳩イカルガを思わせるシステムを搭載しています。

 

斑鳩イカルガは闇と光のどちらかの属性を切り替えて敵の攻撃をやり過ごすシステムでしたが、それと同様のシステムが本作にも搭載されており、本作の場合は風の精霊シルフと炎の精霊サラマンダーの2つの属性を切り替えてゲームの攻略を目指します。

 

MP

炎と風の壁。同じ属性だと吸収

 

 

炎属性ならマグマの中を一定時間潜行するなんてこともできるし、風属性ならば空をとぶこともできます。

 

東方ルナナイツ同様、特定条件下で自動でHPを回復できるシステムと、多彩な武器や魔法、弓矢で道を切り開いていきます。

 

総じてオーソドックスなどこか懐かしさを感じる2Dアクションと言えるかもしれません。

 

また、ギャンブルや射的といったおまけ要素兼お楽しみ要素もあり、ハマる人はとことんハマる作品と言えるかもです。

 

詳しくは下記リンク先を参照。

 

 

スポンサードリンク


 

目次へ戻る

 

ドレイナス レビュー! 誰もがクリアできるSTG!

こんにちはロクメガです。

 

先日ライブ配信にて、ドレイナスという作品をプレイしました。

 

この作品は、チームレディバグというメーカーが制作しており、過去にこのメーカーが制作した作品は、二つほどすでにレビュー記事を書いております。

 

東方ルナナイツロードス島戦記のゲームですね。

 

これらの作品からすっかり私自身このメーカーのファンになりまして、現在最も注目しているインディーズゲーム制作チームとなります。

 

レディバグ

東方ルナナイツとロードス島戦記

 

基本的にこのチームはドッド絵でメトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルのゲームをメインに制作しておりまして、本作はその「息抜き」にと制作されたゲームであります。

 

このメーカーの作品のファンとして、とても本作は気になっており、去年Switchででることが決まったときからずっとこのゲームはプレイしたいと思っておりました。

 

そして先日ゲームが配信され、早速プレイしたわけです。

 

本作がどんなゲームなのか、この記事で語っていければと思います。

 

なお本作のレビューはノーマルモードを一周した直後のレビューになります。

 

ドレイナス

ドレイナスのパッケージ(?)

 

※このゲームのニンテンドーストアはこちら

※このブログではyoutubeのライブ配信でプレイした作品のレビューを行っております。

※レビューしたゲームの一覧は下記のリンクをご覧ください。

 

 

 

 

特徴

 

まずは本作の特徴から語ってまいります。

 

様々なSTGの要素を集めた作品

 

本作は往年の横スクロールシューティングゲームの様々な特徴を受け継いでおります。

 

基本的なゲームシステムを他のシューティングゲームに当てはめるなら、グラディウスシリーズと、斑鳩イカルガが当てはまるかなと思います。

 

特定の敵の攻撃を無効化しつつ、カプセルをとって強化していくという感じです。

 

これに加えて強化要素・初心者救済措置を含めて本当にかつての名作たちのシステムを上手いこと一つにまとめあげております。

 

ドレイナス

光の属性を吸収する。

 

ボス戦の中にはパロディウスをモチーフにしたものもあるらしく、視聴者の方からパロディウスっぽいとの報告をいただきました。

 

もちろんただ単にシステムを持ってきているだけではなく、一本のゲームとしてまとめ上げ、昇華されていることも特徴の一つです。

 

例を上げればパワーアップで強化できるシステムに3種類のビットというシステムがあるのですが、これはまんまグラディウスのオプションです。

 

ドレイナス

ビット=オプション

 

また、敵の攻撃を吸収するという特徴の一部はまんま斑鳩イカルガです。

 

これらを組み合わせたシステムはシューティングゲームとして非常に高い完成度を有しています。

 

スポンサードリンク


 

 

目次へ戻る

完成度の高いシナリオ

 

この手のシューティングゲームは基本的にシナリオはおまけ程度の扱いで、正直言ってフレイバー的な要素が強めだったりするのですが、本作はシナリオ面でも高めの完成度を誇っています。

 

ゲーム開始のチュートリアルの段階で、敵側と味方側の情報が出てきて、ボス戦前の敵パイロットとの会話、ステージ開始時に発生する会話パートなどで、物語を盛り上げてくれます。

 

ドレイナス

ボス戦前会話

 

 

さらに本作ではレコーダーの収集という要素があり、このレコーダーを集めることで、シナリオの補完がなされるようになっており、全体像が浮かび上がってきます。

 

ドレイナス

レコーダー収集

 

また本作はシューティングゲームでは常識となっている、2周目の要素があるのですが、このゲームの場合その2周目も上手いことシナリオに組み込まれており、1周目は事実上このゲームの半分をクリアした程度の扱いとなります。

 

ステージ数は全部で6面。

 

これを2周してエンディングに到達するので、攻略の必要があるステージ数は12ステージということになります。

 

魔界村や、その他のシューティングゲームでの2周目が単なる高難易度モードにすぎないことを考えたら、ゲームシステムと世界設定、シナリオの3点が有機的に結びついていて、見事な融合を果たしている稀有な完成度の作品と言えるかもしれません。

 

なので本作は高難易度モードは周回では発生せず、最初から難易度を選択してプレイするものとなっています。

 

本作の難易度は全部で

 

  • イージー
  • ノーマル
  • ハード
  • 理不尽(クリア後)
  • アーケードモード(クリア後)

 

の5段階となっており、初心者も安心の親切設計と言えるかもしれません。

 

ドレイナス

理不尽は草w

 

また難易度ノーマルまでは一撃で撃墜されることはなく、ある程度被弾に余裕があります。

 

一撃撃墜となるのはハード以降の難易度になります。

 

スポンサードリンク


 

 

目次へ戻る

評価点

 

ここからは本作の評価点について語っていきます。

 

敵の攻撃を吸収するバリア

 

本作の最大の特徴にして評価点。

 

本作は弾幕シューティングなのですが、敵の攻撃には光の属性を持つ攻撃が非常に多く、これを吸収する専用のバリアを張って吸収していくことがキモとなります。

 

このゲームの強化要素はこの吸収率や吸収していられる時間を強化するといったものがあり、ステージ攻略後のリザルトでも、どれだけ吸収して、エネルギータンクを貯めたか・・・という項目も存在します。

 

ドレイナス

光エネルギー吸収!

 

そして光の攻撃を吸収した量に応じて、エネルギータンクが溜まっていき、このエネルギータンクを消費することによって様々な強化要素を開放していくことが出来ます。

 

このバリアを解除した時、吸収したエネルギーの量に応じたカウンター攻撃が自動で発動します。

 

このカウンターはホーミングショットとなっており、攻撃の要となります。

 

ドレイナス

カウンター攻撃(緑色です)

 

言ってみれば本作のバリアは、バリア兼ホーミングショットとなるわけです。

 

本作はこのバリアとカウンターのホーミング攻撃をうまく使いこなすことが重要となります。

 

目次へ戻る

かなり多い強化要素

 

本作の強化システムは、エネルギータンクを消費することで行うと言うのは前述のとおりです。

 

そして本作ではかなり多くの強化項目があります。

 

まずパワーアップリストに装備可能な項目が5つ。

シールドとスーパーボムもそれぞれ機能を増やすことが出来ます。

 

なので装備できる機能は合計で7種類となります。

 

ドレイナス

最大7つの機能を追加できる。

 

この増やせる機能はロックマンで言う特殊武器のように増えていき、開放した機能の中から状況に応じて入れ替えるという形になります。

 

パワーアップリストはショットボタン以外に何も押さなくても自動で機能するものです。

 

シールドも自動で機能するもので、スーパーボムはボムの種類そのものを増やしてこれまた好きなものを入れ替えて使っていくものとなります。

 

パワーアップリストは5つのタイプがあり、同じタイプのパワーアップは同時には装備出来ないという制約があります。

 

ドレイナス

同じタイプは同時装備不可

 

なので、つけたい装備を付けられるだけ付けられるわけではなく、組み合わせを考える必要があります。

 

パワーアップリストに装備できる5つのタイプは、

 

  • ショット
  • ビット(グラディウスのオプション)
  • マイン(グラディウスのミサイル)
  • スタビライザー(グラディウスのテイルガンとか)
  • EX(攻撃力アップなど)

 

となっており、これらを組み合わせてどのように強化していくのかを考える必要があります。

 

そしてこれらを装備した状態で、特定の敵を倒して出てくるカプセルを取ると、強化されていきます。

 

このカプセルを取ったときにどれを優先して強化されるかも選択することができるので、グラディウスのパワーアップシステムが形を変えて採用されているという見方ができるかもしれません。

 

ドレイナス

きちんと組み合わせるとこうなる

 

前述の通り装備できる機能の数は最大で7つなので、最大まで強化しようとしたら7つのカプセルを手に入れる必要があります。

 

しかし、基本的にそうポンポンやられることはなく、ゲームオーバーになっても強化要素自体は残った状態で復活できるので、あまり強化要素すべてを失うことはないかもしれません。

 

ただ強化要素すべてがなくなってしまっても、ボムゲージを消費してパワーアップする、緊急パワーアップというシステムもあるため、いざという時はこれで強引に強化して復活するという手段が使えます。(要エネルギータンク5個)

 

またパワーアップはゲーム中専用のメニューを開いてじっくり行うことができるので、グラディウスのようにノンストップで動き続けている状態で取捨選択が迫られないのも、初心者に優しい要素と言えます。

 

スポンサードリンク


 

 

目次へ戻る

問題点

 

本作の問題点は・・・と言いたいところですがノーマルを一周した限りでは、特に問題点は見当たりませんでした。

 

今後プライベートでやり込んでいく予定ではありますので、見つかったら追記しようかなと思います。

目次へ戻る

まとめ:「誰もがクリアできる」に偽りなし!

 

本作は「誰もがクリアできる」をお題目に制作されたSTGです。

 

そして本作は非常に手厚い救済措置がところどころに存在し、最後までプレイし切ることは容易であるといえます。

 

クリアまでにかかる時間は約3時間ほどで、これは数あるSTGの中ではかなり長い方なので、一周のボリュームもかなりのものといえます。

 

難易度調整は4段階プラス、クリア後専用のモードもあるため、やりつくそうとするなら、かなり時間がかかりボリューム面では本当に申し分無いといえます。

 

追い詰められてもどうにかできるシステムも搭載されているため、詰んでしまう確率はかなり低めであると考えられます。

 

「誰もがクリアできる」は偽りなしと言えるでしょう。

 

私も一回の配信でノーマルだけではありますが、最後までクリアすることができました。

 

これから高難易度モードなりなんなり、もう少しやりこみプレイをやってみようと思っております。

 

これからパッケージ版も発売される予定ですので、パッケージ版がほしい方は是非!

 

というわけで、今回はこのへんで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

スポンサードリンク


 

 

目次へ戻る

ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー レビュー! 現代に蘇るハイファンタジーの始祖

こんにちはロクメガです。

 

ロードス島戦記というものを聞いたことがある方はいらっしゃいますでしょうか?

 

人によっては懐かしいという気持ちになられたり、あるいは全く存じ上げない方もいらっしゃることでしょう。

 

私自身はロードス島戦記の原作を読んだわけではありません。

 

しかし、はるか昔から名前だけは聞いたことがございました。

 

私の知る限り、スレイヤーズと並んで、日本におけるファンタジーライトノベルの始祖たる作品ではないかと思っております。

 

ロードス島戦記

 

と言うかおそらくこのロードス島戦記という小説がライトノベルの始まりと言っても過言では無いかと思います。

 

つまり、ひじょ~~~~~~に古い作品になるわけですね。

 

ちなみに耳の尖ったエルフの始まりといえばこの作品らしいです。

 

同じ作者のライトノベル、魔法剣士リウイこそ知っていましたが、こちらには未だに触れたことがありませんでした。

 

そんな作品が2022年に、突如2Dアクションとして登場したので今回プレイしました!

 

今回はその作品「ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー」のレビューをしていこうと思います!

 

ロードス島戦記

 

※このゲームのニンテンドーストアはこちら

※このブログではyoutubeのライブ配信でプレイした作品のレビューを行っております。

※レビューしたゲームの一覧は下記のリンクをご覧ください。

 

 

特徴

 

まずは本作の特徴から書いていくことにします。

 

主人公はヒロイン

 

主人公はロードス島戦記における紅一点のハイエルフ、ディードリット。

 

彼女を操作してゲームを進めていくことになります。

 

攻撃方法は、

 

  • 刀剣類による斬撃、
  • 弓矢による中遠距離攻撃。
  • 魔法による攻撃、

 

この三つがメインウェポンとなります。

 

ディードリット

レイピアによる攻撃

 

  • 刀剣類は種類によって攻撃間隔と攻撃範囲が違い、
  • 弓矢は種類によって一度に放てる矢の本数や特殊効果が違い、
  • 魔法は数は少ないですが、安全な遠距離攻撃ができるため非常に強力といってもいいでしょう。

 

目次へ戻る

二つの精霊の力を利用する

 

と上の項目で書いたことは他の様々なファンタジー作品で見受けられる特徴かなと思います!

 

本作の最大の特徴は、精霊の力を利用することにあるかなと思います。

 

  • 風の精霊シルフ
  • 炎の精霊サラマンダー

 

この二つの精霊の力を借りることで冒険を行っていきます。

 

ホバリング

ホバリングができる!

 

この二つのうちどちらかは常に装備している状態となり、LRボタンで適宜てきぎ切り替えてゲームを進めていきます。

 

精霊にはレベルが設定されており、敵に攻撃を加えると、現在装備していない方の精霊のレベルが上がります。

 

レベルは最大で3となっており、レベル3の状態の精霊を装備していると、HPが自動で回復します

 

自動回復と言ってもその回復速度はかなり遅いため、ボス戦中に回復できても、何らかのダメージを受ければすぐにレベルはダウンしてしまいます。

 

ディードリット

ダメージを受けて精霊のレベルダウン

 

よって、いかに精霊のレベルを3で維持しながら戦っていくかを考えるゲームであるといえます。

 

  • さらに風の精霊シルフを装備していると風属性の攻撃を、
  • 炎の精霊サラマンダーを装備していると炎属性の攻撃を、

 

それぞれ吸収してMPに変換します。

 

ザコ敵にもそれぞれの属性を吸収するものがいるため、そういうザコ敵には、

 

  • シルフで防御
  • サラマンダーで攻撃

 

といった使い分けが重要になってきます。

 

当然その二つの属性に該当しない攻撃というものもあるので、全ての攻撃が吸収できるわけではありません。

 

その当たりは絶妙なバランスと言えるでしょう。

 

スポンサードリンク

目次へ戻る

他チームレディバグ作品との類似点あり

 

一応特徴として書いておきますが、本作は他のチームレディバグ作品からエフェクトや、SEが使い回されています。

 

私はこの作品以前に東方ルナナイツをプレイしたので、ドット絵の雰囲気やSEに聞き覚えを感じ、懐かしさと同時に同じ会社のゲームであることを実感しました。

 

時を止める咲夜

東宝ルナナイツのドット絵

 

 

 

本作がルナナイツと同じメトロイドヴァニアである点も類似性を感じる部分かも知れません。

 

ただ上記の項目の通り、システム面は全く違うものになっているため、見事に別のゲームとして差別化が働いていると言えるでしょう。

目次へ戻る

評価点

 

ここからは本作の評価点になります。

 

原作を読んでなくても楽しめる。

 

ある意味本作において一番評価できるポイントかなと思います。

 

本作はロードス島戦記のヒロイン、ディードリットが謎の迷宮に迷い込んで探索をしていく物語なわけですが、シナリオ・演出面にもかなり力が入っています。

 

ディードリットが過去に一緒に冒険した仲間たちも多少は出てきますが、彼らに詳しくなくても、新鮮な気持ちで楽しむことができるのではないかと思います。

 

もちろん知っていたほうがより楽しめるとは思いますが、原作を知らなければ楽しめないということはありません。

 

エイブラ

ほぼ全てのボスに会話がある。

 

その上でシナリオはあまり多くを語るわけではないにしろ、引き込まれるものがあるので、シナリオの完成度も高いと言えるでしょう。

 

エンディングはプレイヤーによって若干の解釈の幅がありますが、単純な勧善懲悪というわけではなく、どちらかというと、新たな物語の始まりを予感させる形で終りを迎えます。

 

おそらくですが、原作もこんな感じの雰囲気なのかな? と感じさせてくれる説得力を感じました。

 

目次へ戻る

全てのアクションが役に立つ

 

基本的には何も消費することのない刀剣による攻撃がメインですが、離れている敵には魔法や弓矢による攻撃も必要となります。

 

三つの攻撃方法は敵の立ち位置や特性によって使い分ける必要があり、どれか一つばかりを使うことにはなりません。

 

また風属性と炎属性それぞれの属性の壁が本作の場合至る所で立ちはだかるわけですが、これらは同時にMPの回復ポイントとしても機能します。

 

MP

炎と風の壁。同じ属性だと吸収

 

敵の攻撃でも回復のチャンスにできることが多いので、MPを消費する弓矢や魔法も結構積極的に使っていくことができます。

 

セーブポイントは回復ポイントも兼用していて、しかもそのポイントは結構多く配置されています。

 

初見ではもったいない気持ちがでて使うのをためらうことも多いかもですが、ボス戦の直前の部屋はたいていセーブ兼回復部屋もあるため、ボス戦では積極的に魔法も使っていけるといえます。

 

スポンサードリンク

目次へ戻る

賭場と射的場

 

寄り道要素となりますが本作には、賭け事でお金を増やす要素と射的場のミニゲームがあります。

 

射的場は私はあまり楽しめませんでしたが、ハマる人はとことんハマりそうな要素ではないかと思います。

 

個人的にガチで楽しかったのは賭場の方です。

 

賭け事

役に賭けて、サイコロを振る。

 

出た目の組み合わせに該当する役(?)に予めお金をかけておき、6面サイコロ三つを振って、賭けた役に該当する出目に応じてお金を得るというものです。

 

これが中々シンプルでついついハマってしまう魅力を持っておりましたw

 

本編そっちのけで長時間遊べる魅力を持つミニゲームなので、結構面白いです。

 

ギャンブル恐るべしw

 

目次へ戻る

問題点

 

ここからは問題点について書いていきます。

 

最終的には大剣に落ち着く&特殊能力持ちの武器が少ない

 

本作は刀剣と言っても、

 

  • レイピアのような突き系
  • 斧のように左右に振り回す系
  • デカい大剣系

 

という感じでいくつかの系統があるのですが、おそらく本作をプレイした大半のプレイヤーは、最終的には大剣系に落ち着くかと思われます。

 

  • 他の武器はしゃがまなければ当てることができなかったり、
  • 小さくて当てるのが難しいザコ敵がいたり、

 

と攻撃範囲の狭さを実感してしまう場面が多くあります。

 

ですが、大剣系の場合は適当に振り回すだけでこういった厄介な雑魚を倒せてしまうわけですね。

 

  • 複数の敵が同時に襲ってきた場合もまとめて蹴散らせたり、
  • 攻撃範囲の広さを利用してギリギリ届く範囲の敵を攻撃したり、

 

と大剣系のメリットは非常に大きいです。

 

その大剣も終盤になると、イベント入手できるデリヘージと呼ばれるものが手に入るので、そのまま最後まで使ったプレイヤーは多いかも知れません。

 

大剣

大剣だけでどうにかなる。

 

他には終盤で手に入る、攻撃をヒットさせることでMP吸収能力を持つナイフを装備変更して使っていく程度。

 

また、このゲームには武器屋の存在があるのですが、ほとんどが攻撃力の差くらいの違いしかなく、前述したMP吸収みたいな特殊能力を持った武器はほとんどないです。

 

なので、必然的に使う装備が限られてしまうのが少々もったいないといえます。

 

目次へ戻る

 

まとめ:チームレディバグらしさあふれる独創的なアクション

 

本作より前に発売された、東方ルナナイツがそうであるように、本作もまた非常に独創的なシステムを搭載した作品です。

 

このレビューで語った問題点も本作の全体的な完成度の高さを考えれば、非常に些細な問題で、ルナナイツ同様素晴らしい2Dアクションと言えます。

 

アクションゲーマーとして、自信を持っておすすめできる作品といえます。

 

興味が沸いた方は、是非とも遊んでほしいなと思います。

 

というわけで今回はこのへんで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

スポンサードリンク
 

目次へ戻る