ロクメガブログ

ロクメガブログ

記事一覧

白き鋼鉄のX2 ハードモードのイプシロンは何に目覚めた?

皆さんこんにちはロクメガです。

 

白き鋼鉄のX2、やはり賛否両論巻き起こっているようですね。

 

DLCボス第3段も先日の配信でブラスターマスターが来るらしいことを聞きました。

 

そして第4段はぎゃるがんが来るのではないかという噂もでております。

 

ガンヴォルトシリーズには盛り上がって欲しいものですね。

 

今回はこのゲームに登場するハードモードのイプシロンについて色々語っていこうと思います。

 

なお今回の記事は本作のハードのネタバレを多く含むため、ハードクリア後に読まれることを推奨します。

 

スポンサードリンク
 

ハードのイプシロンはノーマルとは別人?

 

ノーマルとハードはかなり多くの変化があり、そのほとんどがプレイヤーに不利な要素をてんこ盛りにしたかなり人を選ぶ変化でした。

 

ハードモードの出現条件と変化の内容についてはこちらにまとめてありますので良ければ御覧ください。

 

ただ上の記事でハードモードの変化で一つ失念していたことがあります。

 

イプシロンというキャラに変化が起きていたことです。

 

彼が何者なのかは未だ想像の域を出ませんが、ハードモードを最後までクリアしたプレイヤーならなんとなく想像がつくとは思います。

 

第一にカラーリングが黒・赤を基調としたものから、白・青を基調としたものに変化しています。

 

カラーリングの変化は作中で説明がなにもないので不明ですが、おそらくこれは視覚的に変化をわかりやすく表現するためだったのではないかと思われます。

 

イプシロンの色の変化

カラーリングの変化

 

またノーマルでの彼は非常に直情的かつ好戦的で、異様に熱量のあるキャラでした。

 

このことは彼のスペシャルスキルがノーマルでフレイミングシャワーという炎属性の技という形で表現されているかと思います。

 

ハードモードではこれがスパークステラーに変化しているわけですが、これはおそらく性格の変化と、過去作のアキュラを思い起こさせる目的があったものと思われます。

 

ガンヴォルト爪の頃の初期装備にして、GVの雷撃能力をコピーして使っているのがこのスパークステラーなわけですからね。

 

目次へ戻る

ノーマルモードの伏線

 

イプシロンについては非常に多くの謎がありますが、作中の断片的な要素を拾い集めると見えてくるものがあります。

 

まずイプシロンはマザーによって、「そのモデルはすべて破棄したはず」というセリフがあります。

 

マザーとの会話

イプシロン? そのモデルはたしか、すべて破棄したはず・・・?

 

またイプシロンも「オレはマザーのパートナーとして生まれた特別なワーカーだからなッ!」と発言しております。

 

マザーノパートナーイプシロン

オレはマザーのパートナーとして生まれた特別なワーカーだからなッ!

 

イプシロン=平行世界のアキュラ=この世界におけるアキュラ・・・の見た目をコピーしたワーカーだとすれば、

 

マザーが何者なのか、

なぜイプシロンがピラー周辺で朽ち果てた姿をしていたのか、

 

この二つの謎が解明できると言えます。

 

しかし彼がワーカーとして活動していたのは、おそらくノーマルまでと思われます。

 

 

目次へ戻る

スポンサードリンク
 

ハードのイプシロン=この世界のアキュラ?

 

ワーカーとして活動していたイプシロンはハードでは戦闘中のボイスからして大きく変化しています。

 

これはおそらくノーマルのイプシロンとハードのイプシロンは人格そのものが別のものになっているからではないかと考えられます。

 

ノーマルのオープニングとハード開始前の謎の声。

 

この声の主が、イプシロンの体を支配してハードで活動を開始した・・・と考えれば色々と筋が通るかと思います。

 

ノーマルのイプシロンは間違いなくこの世界で生まれたイプシロンだけど、ハードのイプシロンはこの世界において肉体を失った(?)アキュラが、イプシロンの体を乗っ取ったものと考えられるのではないかと思うのです。

 

ハードでのイプシロン3戦目を最後にこの声が聞こえなくなることも、この根拠となるでしょう。

 

ノーマルの彼はアキュラが倒したボスの技をコピーして、つまりデイサイトとヴェスパの技を使ってくるわけですが、ハードではほぼすべてのボスの技を使ってきます。

 

公式サイトに表記されているそれぞれの技に照らし合わせてみると以下の画像の様になるかと思われます。

 

イプシロンが使う墓守達の技

 

これらの技はボスの撃破状況に関係なく全部使ってくるし、ヘイルのものと思しき技はオープニングの時点で使ってきます。

 

彼だけが他のボスと違って、ノーマルの時点で得たものを使ってハードで立ちはだかるわけですね。

 

戦った相手の技をコピーして自分のものとして戦うのは元々アキュラがやっていたことなので、この世界でのアキュラと思しきイプシロン、がこれらの技を使うことは、ある意味納得できると言えます。

 

しかし二つ疑問が生まれます。

 

一つはこの世界のアキュラは肉体含めてどういう存在になったのか?

イプシロン(アキュラ)はなぜまた戦いに身を投じたのか?

 

まぁ後者はゲーム的な都合もあると思いますが、やはり何かしら理由付けがほしいところです。

 

はっきり言えるのは、彼はマザーと会話できる存在では無くなってしまったということです。

 

 

目次へ戻る

マザーは彼の顔を見たくなかった?

 

上述の用にマザーはイプシロンを破棄したわけですが、その理由は彼女の正体を考えると自ずと理解できると言えます。

 

いつか戻ってくるかもしれないマスターの代替品として作ったワーカーではありますが、どれだけ見た目を似せても同じ存在にはなりません。

 

そういえばこんな展開の漫画昔あったなぁ~・・・。

 

アキュラの顔をした別人という存在を忌々しく思っていたとしても不思議ではなく、それゆえにマザーは彼を破棄したと考えられます。

 

この世界のアキュラがイプシロンの体を手に入れたところで、マザーがイプシロンに宿るアキュラの存在を認識できなければ意味がなく、この世界のアキュラがマザーに自分の存在を認識させることは不可能だったことでしょう。

 

そうなるとハードのイプシロン3戦目撃破後に口にした「オレの声はもう届かない」という言葉の意味や、彼の苦悩もなんとなく想像できるかなと思います。

 

イプシロンの素顔

オレの声はもう届かない

 

疑問は付きませんが、この世界におけるアキュラとイプシロンについて私が思いつくのはこれくらいかなと思います。

 

おそらく私以外のプレイヤーでもここまで想像がついたプレイヤーは多いかもしれません。

 

が、公式による答え合わせは今の所存在していないので、続編がでるならこの部分にスポットを当ててほしいなと思います。

 

ではこれにて。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

スポンサードリンク

ロックマンXDiVE バレンタインのマンダレーラVDさんをどう思う?

こんにちはロクメガです。

 

この記事を書いている段階ではバレンタインイベントは終わっていると思いますが、今回はそのバレンタインイベントについて語ろうと思います。

 

久しぶりにブログ書き始めたわけだから、エックスDiVEダイブのこともガンガンこういう形でやっていきたいと思いますw

 

※このブログではロックマンに関する記事を多く投稿しております。

※記事一覧は下記のリンクからどうぞ。

 

 

スポンサードリンク
 

ヴァジュリーラFFがはっちゃけてから幾星霜

 

ロックマンX3のナイトメアポリスと言えば、ヴァジュリーラがクリスマスではっちゃけたイメージを思い浮かべる方が非常に多いのではないかと思います。

 

もちろんコアな原作ファンの間ではあまり快く思わない人もいるとは思いますが、個人的にはカプコンさんのこのノリの良さは正直嫌いじゃないですw

 

有名なあのシーンw

 

岩本先生が書いたこの1シーンによって、ヴァジュリーラのイメージはある意味で定着した感じがあります。

 

実際XDiVEのヴァジュリーラはこのシーンからキャラ起こしされ、クリスマスイベントでも2年連続で登場するという、定番キャラと化しました。

 

私もノリにノリまくって、自分でアフレコしてしまいましたからねw


我ながら馬鹿みたいに盛り上がっていたように思いますw

 

毎年ツイッター上で現れてトレンドをさらっていく彼の存在に、知らない人は疑問符を頭に浮かべていたことでしょうw

 

XDiVEではまさかのプレイアブル化もなされ、聖夜のレヴィアタンよりこっちに目が行ったプレイヤーも多かったと思いますw

 

イベントではセントヴァジュリーラという名前で、サンタの代わりを務めた彼は、公式・非公式ともにクリスマスのイメージが定着してしまったことでしょうw

 

これもディープログとやらの所為オカゲwですねw

 

目次へ戻る

スポンサードリンク
 

一方のマンダレーラBBは・・・?

 

その一方でマンダレーラについてはヴァジュリーラともどもストーリーパートのボスとして出てくることこそありましたが、ヴァジュリーラの用なネタ的な意味で目立った活躍をしたことはありませんでした。

 

とはいえヴァジュリーラのネタ化も岩本先生の漫画という土台があって成り立っているわけで、そういう意味ではなかなかネタにする余地がなかったとも言えます。

 

ヴァジュリーラのネタ化は岩本先生の卓越したセンス、画力、発想力といった、岩本先生の才能あってこそのものだと思うからです。

 

 

そもそも仏教関連をモチーフにしたイカしたデザインのこの二人を、クリスマスやらなにやらのネタ敵な方向で使うっていうのが本来色々無理があったのだと思います。

 

本当に岩本先生の才能には頭が下がります。

 

目次へ戻る

だが、やつマンダレーラは弾けた・・・?

 

そんなわけでプレイヤーの間では、何らかの形でマンダレーラを目立たせてもいいのではないか?

 

という話が少しばかりでてきました。

 

ヴァジュリーラがネタ方面で大活躍しているんだから、マンダレーラはお正月にはかまを着て、正装っぽいお正月ボスとして登場するのもありではないか?

 

といった感じで元のイメージを壊さない方面でイベントに絡ませる案とかも出ていました。

 

実際私も、鏡餅モチーフだったり、はかま着せるのは普通にありだと思ってました。

 

実際和装のシグマとかイラスト描いている方もいらっしゃいますしねw

 

それがさぁ~・・・まさか・・・。

 

 

こんなカラーリングになるなんて誰が予想したよwwwww

 

ちなみにこのマンダレーラの名前はマンダレーラVD

 

VDヴァレンタインデーということなのか・・・?

 

可愛そうとか言われてますけどん・・・?

 

しかも相方ヴァジュリーラがクリスマスの意匠いしょうをあしらって細かく変化したのに対し、こっちは本当にただの色違いw

 

 

 

 

 

もうちょっと力入れてデザインしてあげてよw・・・と思ったこともありましたが、これは仕方が無いのかもしれません。

 

目次へ戻る

スポンサードリンク
 

バレンタインに定番衣装はない

 

クリスマスといえばサンタのイメージがあります。

 

いわばキャラクターです。

 

赤い帽子を被ってトナカイが引くソリにのって、プレゼントを世界中に配るすごいひげのおじさん(おじいさん?)というキャライメージが固まっています。

 

クリスマスツリーという存在も新たなイメージをプラスする原動力になったかもしれません。

 

しかしバレンタインにはこういうキャラクターが定着していません。

 

強いてあげれば、バレンタインの元ネタとなったヴァレンティヌス司教があげられるかな?

 

諸説ありますが私が聞いたところによると、戦争中結婚を禁じられている恋人達のために、隠れて結婚式をあげさせ、それが政府にバレて処刑された人物とされています。

 

この司教が処刑された日が2月14日とされているわけですね。

 

・・・あれ? よく考えたら・・・。

 

元ネタに因んだ場合似合わないでもないぞ?

 

この元ネタに因んだ設定を考えるなら、恋人たちの結婚を支援する聖職者的な立ち位置のキャラになれたのではないでしょうか?

 

実際会話内容を見るに、性格は武人然ぶじんぜんとした格好良いままですし、恋人たちの幸せを願うやたら格好いい聖職者みたいなボスになれた気がしております。

 

まぁ、そんなボスをイレギュラーデータとして捉えるのはちょっと辛いものがあるかもしれませんが。

 

っていうかそもそもバレンタインらしいイベントをこのゲームで再現すること自体無理があったとも言えるかもしれません。

 

何がどうなればバレンタインらしいのか? って言われたら私もわかりませんから。

 

シグマだって変則的ではありますが、ハロウィンイベントであんなに格好良く描かれたわけですしw

11:05あたりからこのシグマの会話を見ることができます。

 

 

ただこのゲームのサービスが続いている間に、格好いい方面でネタにされているマンダレーラをできればみたいなぁ~と思っております。

 

リコやアイコも別に嫌いなわけじゃありませんが、やっぱりロックマンXが好きなプレイヤーとしては格好いいボスがみたいなと思うのでw

 

というわけで今回はこのへんで!

お読みいただきありがとうございました!

 

スポンサードリンク

白き鋼鉄のX2 レビュー!(ハードモードクリア済み)

皆さんこんにちはロクメガです。

 

今回は先日ハードモードまでクリアすることができた白き鋼鉄のX2のレビューになります。

 

結論から本作に対する評価を短く言い表すと、

 

非常に賛否が割れそうな作品に感じました。

 

というわけで本作について色々語っていくことにします。

 

動画の方も投稿しておりますので、どちらか、あるいは合わせてご覧いただけると嬉しく思います。

 

※このブログではyoutubeでライブ配信でプレイした作品のレビューを行っております。

※レビューしたゲームの一覧は下記のリンクをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

スポンサードリンク
 

ブレイクホイールの存在をどう捉える?

 

これまでのシリーズのアキュラは一言でいって空中戦を主体とするキャラでした。

 

3回しか使うことが出来ないブリッツダッシュのリソース管理を行いながら、なるべく地に足がつかないように飛び続け、ブリッツダッシュでぶつかった敵をロックオン→攻撃=クードススコアを稼ぐ。

 

そういう戦い方が求められるキャラでした。

 

しかし本作ではブリッツダッシュは空中で一度きりとなり、一度使ったら地上に降りなければ再発動できないという調整が施されました。

 

ブリッツダッシュすると画面中央に出るEMPTYの文字

 

つまりステージ開始と同時に縦横無尽に動き回ることが出来ないわけですね。

 

その代わり追加されたのがブレイクホイールという新たな攻撃能力と、リコイルダッシュという新たなタックル攻撃。

 

ブレイクホイール3段目

リコイルダッシュ

 

ブレイクホイールはロックマンゼロシリーズで言うZセイバー、リコイルダッシュは敵や特定のオブジェクトを弾き飛ばすタックル攻撃になりますね。

 

今作ではブレイクホイールによる地上戦で素早くザコ敵を撃破することでクードススコアが貯まるので、クードススコア集めをするならこれがメインになることでしょう。

 

リコイルダッシュはザコ敵を弾き飛ばすのにも使え、ザコ敵をブレイクホイールでまとめて倒すのに使えます。

 

これもクードス増強に使え、公式の紹介動画でも紹介されていた戦い方の一つとなりますね。

 

過去作プレイ済みのプレイヤーはおそらくこの仕様に気付き、慣れるまでに時間がかかってしまうことでしょう。

 

実際私も初見ノーマルプレイ時はなかなかこの仕様に気づくことができず、ハードプレイ前に色々検証して気づくことが出来ました。

 

目次へ戻る

スポンサードリンク
 

OオーバーDドライブするとほぼ無限に飛べる!

 

そうやってクードスが1000貯まると自由自在に空を飛べるようになります。

 

ホバリングは5秒間継続でき、その5秒以内にブリッツダッシュでなにかにぶつかると、再びこの5秒のホバリング時間が始まります。

 

それ以外の制限は一切なし!

 

 

画像では伝わりにくいかもしれませんが、アキュラのキャラの下にあるゲージが時間で、このゲージが無くなると地上に降りなければならなくなります。

 

しかし、このゲージがゼロになることはほぼなく、ぶつかるところがある限り、いくらでも空を飛ぶことができ、過去2作とは比べ物にならないほど空中戦の自由が広がったと言えます。

 

クードス1000貯めることがただROROロロが歌ってくれるだけじゃなく、キャラの性能にそのまま直結する仕様になったと言えるでしょう。

 

つまり本作のアキュラは、クードスの状況によって地上戦と空中戦を使い分ける必要があるわけですね。


どっちつかずな仕様に感じる人もいるかもしれませんし、地上で爽快感あるアクションを可能にしたことを評価する声もあるかもしれません。

 

私としては、クードスの貯め方がわからない最初の段階で、初心者でも爽快感ある地上戦を可能にしたことは、素直に評価したいなと思っております。

 

ただ、地上戦での爽快感より、空中戦を自由に飛び回れる楽しさの方が上回ると思うので、慣れてくると徐々に地上戦が物足りなく感じてくるかもしれません。

 

目次へ戻る

スポンサードリンク
 

ロックマンオマージュあふれるステージ構成

 

続いてステージ構成に話を移していきましょう。

 

これは言葉では表現できないところが多いのですが、ステージ構成は流石に長年2Dアクションを作ってきた会社なだけあって、どのステージもアクションを楽しませることに特化しているといえます。

 

ハードモードで残機集めのために宇宙ブロックを周回していた時でも、割と楽しみながら周回できたような気がしますw

 

オープニングのステージからして、屋内探索中にオーバードライブでき、屋内→ちょっとだけ外→屋内→大きく空間が開けるという構成になっており、自由に飛び回る爽快感を実感できる作りになっていると言えます。

 

この段階でODできる

 

 

大きく開けた空間で自由に動くことができる。

 

またステージ構成には過去作ロックマンの要素もふんだんに取り入れられ、過去にロックマンのプレイ経験がある方なら、ニヤリとできることでしょうw

 

森林ブロックは特にロックマンゼロ要素多めですが、他にも工場ブロックではロックマンゼロ3のキュービット・フォクスターステージの要素があったり、火山ブロックではロックマンX3のフレイム・スタッガーステージの要素があったりしますw

 

主にXシリーズ、ゼロシリーズの要素が多めになっているかんじですね。

 

X2の火山と思しきギミック

 

ゼロ3のギミック。ゼロ2の要素もある。

 

ロックマン要素多めとは言いましたが、かといって過去作オマージュしか無いわけではなく、オリジナリティあふれる中ボスや新たなギミックも多数あり、ステージ構成の面では飽きさせない工夫が随所に施されていると言えます。

 

また本作は塔を登るという関係上、下から段階を踏んでステージのギミックやボス敵が強くなっていくという調整が施されており、初心者は上から順番にプレイしていけば徐々に難易度が上がっていく感じが味わえると思います。

 

 

目次へ戻る

スポンサードリンク
 

ヒーリング無限+やりすぎ(?)な救済措置

 

本作は無限に全回復できます。

 

ゲーム序盤、アキュラはライフがかなり減った状態からスタートし、ヒーリングを使ってライフを回復させるという、チュートリアルから最初のステージが始まります。

 

なので初心者でもヒーリングの存在を逃すことは無いと言えるでしょう。

 

そしてRORO本人が口にしているように被弾モーション中以外はいつでもどこでも、何度でも回復が可能となっております。

 

 

これだけでも随分難易度が簡単に設定されているのだなと思うプレイヤーも多いことでしょう。

 

しかし、本作の救済措置はそれだけではありません。

 

まずレベル制。

 

コレ自体はガンヴォルトシリーズでは恒例のものとなってますが、本作でも健在!

 

雑魚を倒してEXPが貯まると、レベルが上がり、アキュラのライフポイントが増えます。

 

最初期のライフ

 

終盤時点でのライフ

 

なので時間をかければどんどん強くしていけるという見方が出来ます。

 

過去作に存在していたカゲロウはありませんが、ステージ道中リトライマーカーを取っても回復するし、何よりこれまでの作品にも存在していた多数のパワーアップアイテム(このゲームではアビリティ表記)が、さらにアキュラを強化します。

 

その数確認しているだけで21個!

 

止まっている間はダメージを1にするというハイパーガードやHPをアップさせるというシンプルなもの、さらにはゴリオサポータなるゴリ押しを推奨するかのような装備までw

 

確かにゴリ押ししやすくなるけどさw

 

スポンサードリンク
個人的にはブーメルサーキュラーという、3段目の丸鋸まるのこ攻撃を飛ばすことができるアビリティをおすすめしたいかなと思います。

 

ある程度距離感がつかめてないプレイヤーでも若干の遠距離攻撃ができて、地上戦が楽になると思うので。

 

私もこれの有用性に気づいてからは結構愛用していました。

 

 

また全部で7つあるEXウェポンの中にも、あるかないかで難易度に大きな影響を及ぼすレベルの強力な武器があり、こちらはハードでも重要視するプレイヤーもいるかもしれません。

 

私自身その武器、タイムフリーザーの有用性に気づいてから、ハードでは最序盤でゲットするべきと判断し、一番最初にゲットしました。

 

ノーマルだと彼女と戦えるのは後半になってからですが、やはり最初に挑んでおいて損はない武器かなと思います。

 

とまぁここまで見てきた限りこれ以上無いくらい簡単にクリアできるとお思いでしょう?

 

ライフがゼロになっても復活できる仕様もあり、実際本作はそう簡単にゲームオーバーになることはありません。

 

ノーマルまでなら!

 

目次へ戻る

スポンサードリンク
 

真エンド条件は地獄のハードモードクリア

 

さてここまで話してきたのはノーマルまでの話。

 

ここから先はハードモードに関するお話になります。

 

本作はこのハードモードを攻略することで初めて真エンドを迎えることができるわけですね。

 

本作のハードモードはノーマルのラストステージから分岐する形でスタートするので事実上ハードは物語の後半ということになります。

 

この仕様はおそらくこのゲーム最大の賛否両論部分といえます。

 

楽しめた人でさえ自分を指してイレギュラー呼ばわりしてしまうくらいです。

 

少し難易度の上がったモードをクリアして真のエンディングというのは同じインティ・クリエイツさん製作のロックマンZXゼクスZXゼクスAアドベントでも行われてきた手法ですが、本作の場合難易度のあげ方が尋常じゃないことになっており、ツイッターでも非常に賛否が分かれております。

 

 

過去インティさんはロックマンゼロでハードというの名の縛りプレイモードを用意し、ロックマンZXゼクスでは敵の攻撃パターン変化といくつかの救済要素の没収という形で高難易度モードを用意していました。

 

本作のハードモードはそれらを複合した上で、全ての救済要素をすべて没収するというやり方になっており、

 

・レベルは上がらない=ライフ増えない。

・ヒーリング没収=ボス戦は回避の仕方を覚えざるを得ない。

・ボスのスキルや動きが大幅強化

・強化要素のアビリティ没収

・残機制

 

・・・とまだあったような気もしますがとにかくあらゆる救済要素がすべて没収されています。

 

ロックマンを制作していた頃よりはるかに難易度が高い鬼のような難易度が完成し、それを真エンド条件に組み込むというデーモンの所業!

 

私もプレイしていて普通ここまでするか!? と驚いた限りです。

 

前作にも高難易度クリアでしか見れない会話とかありますが、アレはややメタフィクション的な会話なので、あくまでオマケの領域を出ていないため、問題なかったと言えます。

 

目次へ戻る

そもそもガンヴォルトは・・・

 

このシリーズのプレイヤーならご存知の通り、本シリーズはアクション上級者と初心者を両方取り込むことを想定した作りをしていました。

 

上級者はスコアラーとして、あるいは自主的に縛ったり、ハードモードを楽しみ、

 

初心者はシナリオだけでも最後まで到達して楽しむ。

 

そういう楽しみ方ができるのが本シリーズの良さであると言えました。

 

しかし、本作の仕様はシナリオだけでも楽しもうという層を、思いっきり突き放した仕様であると言えます。

 

本作はアクションゲームをある程度プレイする人向けの調整が施されているとは聞いてましたが、ここまでクリアのハードルを押し上げる必要はどこにもないのではないかと思いました。

 

プレイした私自身、楽しめなかったわけではありません。

 

最後までやりきったときは、歓喜のあまり咆哮をあげたくらいです。

 

しかしクリアすらままならないプレイヤーがでるのはどうしようもなく、救済要素の追加を願うプレイヤーを生み出してしまう結果となりました。

 

まぁ救済が来たら来たでこのモードプレイする人激減する可能性もありますが・・・。

 

と思ったら来ました!

 

きょ、極端な調整ねまた・・・。

このことについては後日また記事にします。

 

 

 

目次へ戻る

スポンサードリンク

シナリオも微妙にもったいない。

 

他にもう一つ気になったのが、本作は根幹設定に全く触れていないというところです。

 

本作の舞台となる世界の設定に関してはほぼ何も語られず、ガンヴォルト第一作目よりもず~~~っと薄味。

 

成り行きでやってきて、とりあえず戻ってきましたっていうただそれだけのシナリオになっており、シナリオ面での深みはあまり感じられません。

 

ラスボスやイプシロンなど、色々匂わせたり想像できたりするところや、明かされない謎も多く、ちょっともったいなかったのではないか? 思えてきます。

 

なにより平行世界の概念が本作で生まれてしまったため、今まで以上に何でもありに拍車がかかってしまい、シナリオを広げすぎてしまってはいないだろうかと、気になっております。

目次へ戻る

 

 

 

インティのガンヴォルト離れ?

 

少し私事をお話します。

 

私はこのシリーズは決して嫌いなわけではないにしろ、ガンヴォルトそうの続編ではなく、アキュラを主人公にした新作を出したことに「なぜ?」という気持ちを抱いてました。

 

また白き鋼鉄のイクス第一作目で判明したガンヴォルトシリーズとのつながりと、アキュラの描かれ方にも、少々懐疑的な見方をしてました。

 

ガンヴォルトの主役であるGVは二作連続で救いのないエンディングを向かえたのに、そのライバルとして登場したアキュラは、自らの暴言に対する精算をなにも行わないまま新作主人公に抜擢され、ヒーローとして描かれている。

 

アクションは面白いけれど本シリーズのシナリオ運びには納得できてないんですね。

 

ロックマンXシリーズのようにお話に矛盾はないけれど、プレイヤーの目線で見た場合アキュラの行動に納得できるものがない(私のワガママかもしれませんんが)。

 

そのうえ今回発売された白き鋼鉄のX2では、上記のようにガンヴォルトが元々持っていたアクションゲーマーを拡充するべく用意された要素をばっさり切り捨てるかのような仕様を取り入れました。

 

インティさん自身、GVが主役の物語を作るのも、初心者に配慮したゲーム性をもたせることからも離れたがっているのではないか? と思ってしまったんですね(まぁガンヴォルト鎖環ギブス作ってるのでそれはないと思いますが)。

 

事実本作に能力者は出てこず、アキュラの存在以外に過去作から持ってきた要素がほぼ無く、ガンヴォルトの系譜でありながらガンヴォルトから離れた作品であると言えます。

 

日本ではTHE OUTアウト OFオブ GUNVOLTガンヴォルトの副題もありませんしね。

 

このシリーズの今後がどうなるのか予想は付きませんが、次回作たるガンヴォルト鎖環を、今は楽しみに待ちたいと思います。

 

というわけで今回はこのへんで。

最後までお読みいただきありがとうございました!

スポンサードリンク
 

白き鋼鉄のX2 ハードクリア後の感想(エンディングのネタバレ注意!)

皆さんこんにちはロクメガです。

 

この記事を書いているちょっと前にハードの攻略を完遂しました。

 

今回はハードクリアの感想について触れていこうと思います。

 

 

 

インティ・クリエイツさんご乱心?

 

本作のハードに関する記事をご覧になっていただいた方ならおわかりいただけるかと思いますが、本作はハードモードをクリアしないと真のエンディングにたどり着くことができません。

 

最後までクリアした私の体感としては、魔界村クラスの難しさを誇っていると見て間違いないと思います。

 

それくらい本当に本作は難しい!

 

まだXチャレンジハードの方が楽だったなぁ~と思います。

 

このシリーズが画期的だったのは、初心者はゴリ押しでもある程度なんとかなってシナリオを楽しむことに集中でき、上級者は最大限にアクションを楽しむという楽しみ方ができる点でした。

 

本作のハードモードはそういった画期的だった部分を、残念なことに公式自ら捨て去ってしまった作品であると言わざるを得ないでしょう。

 

 

目次へ戻る

クードスが貯まらない

 

ハードモードのクードスモードはレックレス固定。

 

つまり一度被弾するとクードスが0になります。

 

それ自体は別にいいんですが、クードス貯めて歌を楽しんだり、自由自在に動き回る楽しみ方をするなら、別にハードである必要はなく、ザコ敵のほとんどはまともに相手する必要がなくなります。

 

というか残機制+ボスが強烈に強いため、ステージ攻略がただただ面倒な作業になってしまうんですね。

 

私もステージ攻略のときはいかにザコ敵を無視するかばかり考えてプレイしていたように思います。

 

難攻不落のボスを突破する達成感はたしかにありましたし、その瞬間は最高に気持が良かったですが、プレイヤーがその領域に達するまでのハードルは非常に高く、ステージ攻略とボス攻略の難易度のバランスは完全に崩壊しているとみなさざるを得ないかなと思いました。

 

目次へ戻る

スポンサードリンク
 

ラスボス、マザー第二形態はタイムフリーザーも使えない

 

このゲームの攻略においてヘイルから得られるEXウェポン タイムフリーザーが非常に重要な役割を持つことは以前別の記事でも説明しましたが、ラスボス第二形態はこれも封じられます。

まぁ正直予想はしてましたが、ハードモードの数少ない救済措置がなくなるため、攻略は動体視力とパターン暗記、そして集中力がすべて。

 

ラスボスのスペシャルスキルは回避が半運ゲーと化し、残りライフによってはすべてのライフを持っていくほどの火力を持っております。

 

これの突破が本当に難しくて、攻略に時間がかかりました。

 

ガトリングスコール・ラピッドリッパーを使って少しでもダメージ増強のために頑張りましたが、いや~・・・しんどかったです。

 

多分合計で50ティウンはしたんじゃないかな?

 

イプシロン3戦目も特定の状況下ではタイムフリーザーが封じられるので、公式もこのEXウェポンが数少ない救済要素だったことは認識していたようです。

 

正直なところ、本来3段階の難易度を用意する予定が、間の難易度を作るのを忘れてしまったんじゃないかとさえ思えてきます。

 

インティらしい丁寧な作り

 

散々難易度が高いことばかり口にしておりますが、それでもこのハードモードが丁寧に作られていることは間違いないと思います。

 

ボスの動きはきちんと見極めればすべて完全回避は可能となっており、実際ノーダメージ攻略動画も上がっております。

 

ここはXチャレンジ以上に優れている部分と言えるでしょう。

 

メトロイドドレッドではありませんが、回避できない攻撃はないと言えます。

 

見てから回避できる攻撃はほとんどないのが玉に瑕かもしれません。

 

目次へ戻る

マザー攻略後の変化(ネタバレ注意)

 

ここからネタバレ注意となります。

 

未クリアで自力で確かめたい方はここでブラウザバックを推奨。

 

スポンサードリンク
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヌルが・・・

 

おそらくこれを求めてハードをクリアしたというプレイヤーは相当な数いると思われます。

 

蘇るヌル

 

ノーマルではアキュラの道を作るために自ら人間の姿を捨てることを選択し、無残な死体のような姿となってしまった彼女ですが、ハードを攻略すると彼女が人の姿を取り戻し、アキュラ・コハクとともに元の世界に戻らないかと誘われます。

 

彼女がそれに応じたかどうかは不明。

 

ちなみに私自身は、彼女の復活イベントが起こるまで、彼女のことを半分忘れてましたw

 

復活するとも思ってなかったし、そもそもボス攻略で頭がオーバーヒート気味でしたので、半ばどうでも良くなっていたと言うかなんというか・・・

 

ごめん・・・ヌルちゃん・・・。

 

どうでもいいけど普通に倒せば確実にXランクになる可能性高め

 

スポンサードリンク
 

イプシロン・マザーの創造主の行方など謎は残る

 

そんなわけで最後までクリアしきったわけですが、全ての謎が明かされたわけではありません。

 

グレイブピラーの創造主がなぜマザーを置いて消えていったのか。

 

キーライフルをアキュラに送ったのは誰なのか、明かされないまま終わった設定もあります。

 

創造主=イプシロンではないかと推測は出来ますが、はっきりと描かれたわけではないのでなんとも言えません。

 

ただどう見ても・・・。

 

 

ハード開始前の転送装置もなんだったのか不明のままです。

 

結局なんだったんだ・・・?

 

ここは考察の余地を残したというところでしょうか?

 

イプシロンについては3戦目開始前にイベントがなく、ボス戦のみのステージとなっており、いささ味気なさを感じる部分もありました。

 

また彼とマザー以外の墓守は特に会話もなく襲ってくるだけとなっており、こちらも戦う理由付けが何かしら欲しかったところです。

 

エンディングで魂が消滅して成仏していくみたいな一枚絵があったんですけどね。

 

目次へ戻る

 

ハード攻略を成し遂げる価値はある。

 

ここまで語ってきたように非常に難易度の高いハードモードですが、ノーマルでは救うことの出来なかったヌルちゃんを救うために、ハードモードを攻略する価値はあると言えます。

 

思えばこのシリーズでヒロインが一人も死ぬことなく終わることができた作品はこれが初なので、その対価として高いハードルを設定するのは、シリーズを通してみた場合間違いとも言えないかもしれません。

 

どうしたって賛否分かれかねないこのモードですが、ヒロインを救う手段を用意されている時点で、シナリオ的な意味では今までのシリーズより優しいのかもです。

 

ヌルちゃんを救いたい、我こそはというプレイヤーは挑戦してもいいのではないでしょうか?

 

というわけで今回はこのへんで!

お読みいただきありがとうございました!

スポンサードリンク