皆さんこんにちはロクメガです。
昨日ちょっと驚くべきことがありました。
今回アップロードした、ロックマンのメタルブレードの解説動画の予告ツイートに、ゲーム音楽の楽譜・音源を制作を手掛けるGMストア株式会社からいいね! をいただくことができました!
現在このGMストアさんはロックマンXの譜面化のプロジェクトを進めており、試聴用ページがツイートされるたびに私は「いいね!」とリツイートをしているんですね。
もちろん、たかが「いいね!」じゃないかと思われるかもしれませんが、こうして応援しているところの公式アカウントから「いいね!」がいただけるというのは中々ない機会なので、ちょっと嬉しく思ってしまいました。
そして今回うpった動画がこちらになります。
メタルブレードの解説動画
今回の動画は素材を集めるのに結構な時間がかかっており、割と力を入れてます!
是非楽しんでいただけると嬉しく思います!
さて、前置きはこの辺にしてそろそろ本題に入ろうかと思います。
ロックマンXファンなら恐らく知らぬものがいないであろう岩本先生のロックマンX。
今回はこの漫画がなぜ凄いのかという部分についてお話ししようかと思います。
他の度の漫画にも存在しない熱量のある漫画!
岩本先生のロックマンXを短く表現するなら、まさに「熱い漫画」であるという表現がぴったりくることでしょう!
私も今まで様々な漫画を読んできましたが、紙面から迸る熱量がこれほど強烈な漫画は、ほかにJOJOシリーズくらいしかないのではないかと思います。
いや、ジョジョともまた全然違う熱さなんですけどねw
ボンボンやコロコロの対象年齢層というのは、太い線を好むとされており、きっちりデフォルメを働かせた造形を太い線で構成すると、現在でもコロコロとかでよく見かけるギャグ漫画のような絵柄になります。
しかし、岩本先生の絵の場合、デフォルメがあんまりないんですね!
むしろロックマンXの世界をどちらかといえばリアルな造形と太い線でがっつり描き出しているんです。
その結果、ほかの漫画にはない独特の熱量を生み出すことに成功しているのではないかと思っております。
それに加え、当時ほとんどのキャラクターの性格付けがはっきりしていなかった部分を、岩本先生独自の味付けで描き出しているのも特徴です。
岩本先生がいなければ、ゲームのXやゼロの性格は全く違ったものになっていた可能性さえあるのではないかと思っております。
それくらい岩本先生がカプコン側に与えた刺激は大きなものだったと言えるでしょう!
実際後に生まれるイレギュラーハンターXに収録されたOVA、「THE DAY OF ∑」には、ストームイーグリードとゼロが談笑するシーンが描かれているのですが、ロックマンXにイーグリードとゼロが親友とか友達とかそういう設定はないんですね。
このイーグリードとゼロにまつわる設定は、岩本先生の漫画のエピソードによって付け加えられたもので、それがゲームに逆輸入された形となります(多分ネ)。
さらにPROJECT X ZONEという作品に外部出演した際は、VAVAが漫画版を意識したセリフをしゃべるなど、小ネタも欠かさない!
当時ボンボンを呼んでいた児童層は勿論、開発会社だったカプコンさんへの影響はあらゆる意味で計り知れなかったのではないでしょうか?
[レクタングル]
ロックマンX3まではボスは一切セリフを発することがなかったのですが、岩本先生の漫画によって彼ら8体のボスにも個性付けがなされました。
この性格付けによって生み出されたキャラクター造形もまた見事なもので、外見と性格に食い違いがないように丁寧に作られているのが伝わって来ます。
アルマージの一人称が某で、何故か刀を所持していたり、フローズン・バッファリオが子供達と雪だるまを作って笑う穏やかな性格で、X4でエックスと共闘して戦うなど、いい意味で濃かったり、読者の胸を熱くさせる設定だったりと、とにかく一度読んだら強烈に記憶に残るように描写されています!
中でも強烈な異彩を放つキャラがVAVAでしょう!
この表紙の背景に描かれている一つ目のレプリロイドがVAVAってキャラクターなのですが、彼のキャラ造形の素晴らしさは本当にいい味出しています!
出てくるたびに、
「例えばだ・・・このグラスの中身がバーボンだろうと泥水だろうと俺達には関係ない」
「このライドアーマーは特別性でな、お前らの命じゃネジ一本にもなりゃしねぇよ」(うろ覚えなので要約)
「俺の・・・本当の・・・武器はぁ・・・。俺の中に巣くう鬼そのものよ!」
などと名言を口にしており、完全に名言製造装置となっていますw
特にX3終盤でVAVA MK-IIは、最初から最後までほとんどセリフが名言で構成されていると言っても間違いじゃないほど!
おかげで後にX8やイレハンに登場したVAVAの性格が漫画版と違うことに違和感を感じてしまうという事態が発生しちゃったりしてるんですね。
岩本先生・・・狙っているのか・・・?
このように岩本先生が漫画版において作り出した、独自設定、キャラ造形、そして熱いシナリオによって、岩本先生が描いたロックマンXは他のどの漫画にも存在しない圧倒的な熱量を秘めた漫画になっているんですね!
ロックマンXファンには是非読んでほしい!
かように本作は当時の開発、読者への影響を多大なものとし、後の作品にまで影響を与えました。
去年の夏にはロックマンX アニバーサリー コレクションが発売されており、今なおもがっつり遊んでいる人もいるのではないでしょうか?
Xチャレンジとかいまだにチャレンジを重ねている方もいらっしゃいますからね!
その②(その①と別トライ)。温存した体力でゴリ押す()。できれば小蜂沢山纏う前にロックされにいったり、小蜂ごとホーネック撃ったりしたいが思考回路はs(ry → pic.twitter.com/R9uIfDSrMN
— ボッシー (@Becky4358) 2019年3月14日
ロックマンXの世界を見事に漫画として描き出し、開発側にまで影響を与えたロックマンXの漫画!
岩本先生のロックマンXは、原作ゲームの補完という意味でも大きな意味合いがあると思っております。
まだ読んでない方は是非、ロックマンXの漫画に触れてほしいと思います!
今は復刊ドットコムさんで出てるからいつでも買えますしねw
ロックマン漫画の中では断トツでお勧めします!
というわけで今回はこの辺で!
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