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こんにちはロクメガです。

 

映画、シン仮面ライダーを見てきました。

 

なんというか語彙ごいが消えてしまい、言語化が難しく感じた作品ですが、せっかく上映中の作品を見たわけですから、今回感想を書いていこうと思います。

 

封切りからもう2週間は経っているのに未だに見に来る人がいた当たり結構長く上映されそうです。

 

では、早速始めていきましょう!

 

シン仮面ライダー

 

 

絶対に賛否が割れる!

 

いきなりですがこの作品は確実に賛否が割れる内容です。

 

なぜそう思うのか?

 

正直なところそれはわかりません。

 

うまく言語化できません。

 

しかし、強烈なクセを感じた作品でもあります。

 

そして強烈に引き付ける力も持っています。

 

ただ何度も見たい作品かと言われればそうとも言えない。

 

言語化しきれない強烈な何かを感じた作品でした。

 

最近ドキュメンタリーが放送されたそうですが、youtubeの動画でその内容を要約したものを見聞きして、何となくそれが理解できたような気がします。

 

なんと言いますか・・・

 

「独特の安っぽさ、作りの粗さ」と、

 

この世界で何十年と戦ってきた

 

「天才の生み出す出来の良さ」

 

という、両極端なものが両方混じっている印象でした。

 

天才が作った荒々しいB旧映画とでもいいましょうか?

 

この作品は庵野監督のこだわりの産物なのでしょう。

 

某映画レビューyoutuberは狂気と執念という言葉を使ってましたが、納得できてしまいました。

 

レビューと言う記事でこんなことを言うのもなんですが、これは見て確かめてほしいところです。

 

恐らく受け取り方は人によって180度くらい変わるかなと思います。

 

そして決して万人受けするタイプではありません。

 

 

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初見でも楽しめることは確か

 

私は去年みたソニック ザ ムービー ソニックVSナックルズ同様、テレビ版も漫画ほぼ未視聴でみました。

 

情報として色々知ってはいますが、私が仮面ライダーの本編を最初から最後まで見たことは一度としてありません。

 

昔父が録画したものを見たことがあるくらいです。

 

今から50年前の作品ですからわたしゃ生まれてすらいませんw

 

それでも楽しめたのは、やはり物語をしっかりリビルドしていたからかなと思います。

 

今更昭和の作品を映像作品として映画にするなら当然ですが、初見でも楽しめるように作るわけで当たり前といえば当たり前ではあります。

 

個人的にヒューマンドラマや映画の尺に丁寧に収められたシナリオはなかなかの完成度であると思います。

 

キャラクター描写・造形もどことなく現代風味になっていて、単に昔の作品を焼き直しただけではないのだということは、原作未視聴ながらに伝わってきました。

 

ちなみにこのブログ書きながら第一話だけyoutube配信されているのを見ました。

 

主人公の本郷ほんごうたけしは文武両道だがコミュ障が原因で仕事に付けない無職、趣味はバイクというヒーロー映画の主人公としてはなかなかに攻めた設定をしていて、なんかすげぇなと思ってみてましたw

 

確かに髪型からその片鱗を感じます!

 

シン仮面ライダー

本郷猛です。

 

っていうかこの髪型格好いいのか・・・?

 

コミュ障らしくたどたどしい喋り方が最初から最後まで全面に押し出されていて、それがいい味になっているのはなかなか見ないキャラクターかもしれません。

 

これは周囲のキャラクターが物語を全力で引っ張る役割をしていて、仮面ライダーたる本郷猛は半ば成り行きで戦うことになるからです。

 

しかし、本郷猛は戦いを拒否することはなく、自らの力を良いことに使おうと逆に周囲の人間に協力することを選び、戦い抜いていきます。

 

コミュ障という設定ではあるけど、彼自身が特別な力を持っているため、周りが放って置かない状況で物語が進むため、あくまで喋り方がコミュ障っぽいっていう感じです。

 

恐らくこのキャラ付けも賛否が割れそうなキャラかと思いますが、私は好きなキャラですね~!

 

ヒロインである緑川るりこ(漢字あってる?)もいい女優使ってるなぁ~と思いました。

 

シン仮面ライダー

 

うん、可愛かった!

 

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アクションシーンが一番賛否割れるかもしれない。

 

全面的にクセの強い作品だと思いますが、一番賛否割れるかもと思ったのはアクションシーンです。

 

ショッカー戦闘員の頭がコブシ一つで血飛沫が吹き出して、アクションシーンに肉感が出ているのはいいし、ライダーキックのシーンも本当に格好良かったのですが、カットやアップがちょっと多すぎます。

 

シン仮面ライダー

血しぶきが飛び散る!

 

前半はまだいいのですが、後半のトンネルに入ってから終盤にかけての暗闇の中でのアクションはちょっとクビをひねってしまいました。

 

トンネル内のアクションはまだ味がある程度に感じたので個人的にはいいのですが、ラスボスとのアクションシーン前半はエフェクトとカット、アップが多すぎて本当によくわかりませんでした。

 

こればっかりは言葉で伝えることはできないので、見てくださいとしか言えません。

 

シン仮面ライダー

トンネルのシーン

 

後半はどんどん泥臭くなっていって面白くなるんですけどね。

 

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バイク映画としては最高!

 

本作は仮面『ライダー』だからか、バイクシーンに力が入っています。

 

めちゃくちゃ力が入っています!

 

もしかしたらテレビで仮面ライダーを普段からご視聴している読者の皆さんは、

 

「そんなん当たり前だろう」

 

と思われるかもしれませんが、バイクシーンの力の入り方はちょっと尋常じゃないかなと思いました。

 

シン仮面ライダー

ああ~~たまんねぇ~!

 

バイクと仮面ライダーのアクションシーンを徹底的に組み合わせて魅せてくれます!

 

こういうバイクシーンを毎週楽しめるなら、放送されている仮面ライダーにも興味が湧いてくるというものです。

 

今バイクシーンそんなに無いってきいたけど実際どうなんだろう・・・?

 

普段からバイクに乗っている身としては大変うれしく思いました!

 

バイクに乗って風を受けてプラーナというエネルギーを作り出すという設定なため、バイクシーンにも合理的な理由があるというのもいいですね~。

 

仮面ライダー2号たる、一文字くんともども、生粋のバイク好き。

 

シン仮面ライダー

 

もっとバイクシーン見せてくれ!

 

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まとめ:怪作と呼ぶに相応しい何か!

 

正直なところ単純に映画作品としてのクオリティは特段に高いとは言えないのですが、庵野監督のクセと執念と狂気が全面に押し出されており、並の映画作品では味わえない何かを生み出しているといえます。

 

映像作品の良さというものを言語化して伝えることがこれほど難しい作品もあるだろうかと、割りと真面目に思ってしまいました。

 

この記事を書いている段階ではまだ劇場で見れると思うので、なるべく早めに劇場に足を運んで体験していただきたいと思います。

 

というわけで今回はこんなところで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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