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こんにちはロクメガです。

 

1997年、ガンシューティング版バイオハザードという感じで制作され、同時にバイオハザードの模倣にとどまらない名作として一世を風靡したガンシューティングゲームがありました。

 

その名もThe Houseハウス ofオブ the Deadデッド

 

今回レビューするのは、その作品のリメイク作なります。

 

ザ・ハウスリメイク

 

現在では第5作目が各種ゲームセンターで稼働しており、本作の派生作品は後にプロジェクトクロスゾーンにも登場するキャラクターを排出しました。

 

私も夢中になって遊んでいたシリーズなのですが、第一作目はセガサターン版しか家庭用で遊ぶ手段がなく、サターン版を持ってないプレイヤーは長らく遊ぶ機会のない作品でした。

 

今回リメイクという形で復活したので、レビューしていこうと思います!

 

なお、私はサターン版をプレイしておりましたが、現在では遊ぶ手段が手元になく、サターン版に関する記載は私の記憶を頼りに書いておりますので、そこだけご了承いただければと思います。

 

※このブログではyoutubeでライブ配信でプレイした作品のレビューを行っております。

※レビューしたゲームの一覧は下記のリンクをご覧ください。

 

 

 

 

ゲームシステム

 

装弾数6発の銃を使って、襲い来るゾンビ達を倒しながら冒険するレールシューティングと呼ばれるジャンルのゲーム。

 

自動スクロールによる自動進行形式で、敵が現れたらやられる前に倒す必要のあるゲームです。

 

今の時代、シューティングと言えば左スティックで移動、右スティックでエイムの、いわゆるFPSやTPSがほとんどかと思われます。

 

レールシューティングはゲーム側がある程度自動で進みつつ、道中で出てくる敵と戦うことでゲームを進めていくわけですね。

 

ゾンビ

ゾンビを迎え撃て!

 

キャラを自由に動かせない反面、戦うことに集中することができるシステムという言い方ができるかもしれません。

 

道中にはピンチに陥っている研究員を助ける場面があり、救うことができれば、ライフアップをもらえたりゲーム進行が早くなったりといろいろと特典があります。

 

全ての研究員を救出することができれば終盤に隠し部屋に入ることができるので、プレイヤーのレベルアップへの登竜門となるかもしれません。

 

研究員を救え!

研究員を救え!

 

この手のゲームはアーケードで一度稼働を開始すると長く遊ばれる傾向にあることから、本作もおそらく長く遊ばれていたことでしょう。

 

ちなみに私は子供の頃田舎に住んでいたので、こういうアーケードゲームをプレイする機械自体がありませんでしたw

 

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DRドクター.キュリアンの狂気に挑むストーリー

 

本作のストーリーはマッドサイエンティスト、ドクターキュリアンが、自らをないがしろにした人類に対し復讐を決意し、その狂気に立ち向かっていくというものになります。

 

バイオハザードを思わせる館であるキュリアン邸は、ゾンビやミュータントが大量発生する地獄絵図と化しており、主人公はそこに侵入することになります。

 

首謀者であるDR.キュリアンの排除と、研究員の救出をすることになるわけですね。

 

どういう世界観なの? と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、バイオハザード同様、一応現実世界を舞台とした物語となっております。

 

主人公であるトーマス・ローガンと2PキャラクターのG(コードネーム)は国際諜報機関のエージェントという肩書で登場し、どちらも非常に格好いいシブ面というかイケオジとも言うべきキャラクターと言えます。

 

ローガンとG

左=G 右=トーマス・ローガン

 

舞台となるキュリアン邸は前半は中世に作られた建物という設定を活かして前半はゴシック要素が強くでており、後半になると培養カプセルや向上といったSF的要素が顔を見せます。

 

この独特な世界でガンシューティングを行うのはなかなか楽しいといえます。

 

設定をよく理解していないと世界観の意図は伝わりにくいかもしれませんが、逆に理解を深めていくと、DR.キュリアンの狂気みたいなものを感じ取ることができるのではないでしょうか?

 

ザコ敵であるゾンビやミュータントには全員個別の名前とデザインが与えられていたり、ボスの名前がタロットの大アルカナから取られていたりと、こういった細かいところへのこだわりが、本作がバイオハザードの模倣にとどまらなかった理由の一つなのかもしれません。

 

 

ギャラリー

ザコ敵ギャラリー!

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リメイクで追加された要素

 

ここまでは原作の時点で存在していた要素ですが、ここからはリメイクで追加された要素について語っていきます。

 

パワーアップしたグラフィック

 

リメイクなので当然と言えば当然ではありますが、グラフィックは現代に合わせてパワーアップ!

 

セガサターン版ではかくかくのポリゴンで描写されていた世界は、マシンパワーの向上によって非常に優れたグラフィックで描かれることになります。

 

サターン版では曇り空でスタートする世界観が、夕焼けの黄昏時のような赤い色でスタートするのも特徴の一つと言えます。

 

黄昏時

黄昏時にスタート

 

ギャラリーモードでは倒したゾンビやボスたちをじっくり鑑賞することもでき、本作のグラフィックの良さを最大限に活かしているといえます。

 

原作にあった人体欠損描写は本作では控えめというか、ほぼ存在せず、そういう点に不満がなければ、特に問題のないパワーアップと言えることでしょう。

 

個人的には原作みたいに血の色を変更することができるモードはほしかったかもしれませんw

 

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新たに追加された4つの武器

 

第二作目には複数の武器を持ち込んで戦うという要素がありましたが、本作ではゲーム中状況に応じて新たに4つの武器を切り替えて遊ぶことができます。

 

武器を使うためには研究員を全員助けて入ることのできる隠し部屋に入る必要があります。

 

すると、以降ステージのどこかに4つの武器が登場することになるため、ゲーム内の何処かに落ちている武器を入手(撃つ)ことでその時点で使用可能になります。

 

武器の変更はゲームキューブコンで言うなら十字キー左右で切り替えることになります。

 

追加武器は、

 

  • ステイクガン
  • グレネードランチャー
  • アサルトライフル
  • クロスボウ

 

の4つ。

 

私はまだクロスボウは入手できておりませんが、いずれも強力な武器であるといえます。

 

武器ギャラリー

武器ギャラリー

 

スコアがあまり入らない代わりに複数のゾンビをまとめて倒すことのできるグレネードガンや、リロードボタンを忘れなければ延々と打ち続けることができるアサルトライフルあたりは特に強力といえます。

 

ステイクガンは非常に高威力ですが、連射が聞かないのと硬めのザコは倒しきれないこともあるので、少しクロート向けかもしれません。

 

クロスボウはロード画面に出てくるチップスによればどうやらボスキラー能力が高いようです。

 

いずれはクロスボウもゲットしたいところです。

 

武器はステージのどこかに固定で配置されているようです。

 

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ゾンビが大量に出てくるHORDEホードモード

 

本作ではゲーム開始時にモードを2つ選択するのですが、片方はおそらくセガサターンでも遊ぶことができたオリジナルの敵配置をしているオリジナルモード。

 

そしてもう一つが原作以上に大量のゾンビが押し寄せてくるHORDEモードになります。

 

さながら4の物量で攻めてくるゾンビ達の如く、非常に大量のゾンビが遅い来ることになります。

 

 

最初のゾンビを倒した直後からして1体→5体に増えているくらいです。

 

通常時より多くの連射と、適切な順番での雑魚撃破を要求される高難易度モードとみなすことができます。

 

オリジナルとHORDEモードそれぞれに

 

  • イージー
  • ノーマル
  • ハード
  • AC

の4段階の難易度が存在するため難易度は合計で8段階存在することになりますね。

 

本作ではスコアによってエンディングが分岐するのですが、62000ポイントのスコアをゲットして見られるエンディングを見ようと思ったらこのモードに挑むことになるでしょう。

 

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もちろんジャイロエイムにも対応!

 

ニンテンドースイッチといえばジャイロエイム!

 

  • ジョイコンで原作さながらの遊び方で遊ぶもよし、
  • コントローラーのスティックや十字キーでエイムするもよし
  • スティック操作とジャイロエイムを組み合わせるもよし。

 

好きな操作方法で遊ぶことができるといえます。

 

ちなみに私は、ジャイロエイム対応コントローラーでジャイロエイムとスティック操作を組み合わせる遊び方をしています。

 

どうしてもWIIのヌンチャクとは操作性が違ってしまうので、慣れるのに時間がかかりますが、それさえ乗り越えれば快適な遊びができるといえるでしょう。

 

正直WIIで画面狙うほうがはるかにプレイしやすいのですがそれはWIIでしかできないので、WII版のコレクション作品でプレイするしか無いかもです。

 

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問題点

 

そんな個人的に感じた本作の問題点について語ります。

 

BGM関連

 

個人的にはBGMが耳に残りにくいアレンジがされてしまったことではないかと思っております。

 

もちろん繰り返しプレイすることで曲の良さというものは次第にわかってくるものですが、本作はBGMの音量が若干小さいため、それなりに繰り返しプレイしたにもかかわらず、なかなか耳に残ってくれません。

 

ボス戦BGMもどうも完全新規っぽく、原作とは別物になっているので、慣れるまで時間がかかりそうです。

 

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少し格好悪くなった(?)マジシャン

 

また本作のラスボスマジシャンは、原作シリーズと比較すると

 

  • 妙に半開きになった足と、
  • 妙にふっくらとした顔、

 

のためか、見た目的にあまり格好いいとは言えないかもしれません。

 

マジシャン

左から1,2,リメイク

 

画面内に収まる範囲内でしか高速移動しなくなったため、歴代よりも強さを感じにくく思うプレイヤーもいると思います。

 

原作より高速移動のスピードが大幅にダウンしており、そのクセ高速移動時の残像エフェクトもやたら派手なので、逆に安っぽい感じがしております。

 

原作の高速移動でプレイヤーの目を惑わせてくれたマジシャンはどこへ・・・?

 

実際のところ本作のマジシャンは原作より高い耐久力をもっているため、長期戦にはなるのですが、原作よりビジュアル面で少し損をしているように思います。

 

BGMはもちろん歴代のマジシャン戦のアレンジなのですが、どうにも原曲より主旋律が目立たないアレンジになっているのか、個人的にかなり微妙な気がしました。

 

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強制終了バグがある。

 

どういうわけかゲーム中にエラーで強制終了することがあります。

 

どういう条件で発生するかは不明です。

 

なるべく早めのアップデートでの改善を望みます。

 

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まとめ

 

20年以上前の作品のフルリメイク作品ということで、見た目的にもゲーム的にも大幅にパワーアップして帰ってきたThe Houseハウス ofオブ the Deadデッド

 

今となってはあまり見ないタイプのゲーム性ではありますが、現在でも通用する面白さを秘めたリメイクと呼んで差し支えないことでしょう!

 

一周にかかる時間は約40分ほどと短めではありますが、繰り返しプレイしたくなるゲーム性になっているので、ハマる人はとことんハマるゲームと言えます。

 

ぜひとも遊んでほしい一作です!

 

というわけで今回はこのへんで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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