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こんにちはロクメガです。

 

ロードス島戦記というものを聞いたことがある方はいらっしゃいますでしょうか?

 

人によっては懐かしいという気持ちになられたり、あるいは全く存じ上げない方もいらっしゃることでしょう。

 

私自身はロードス島戦記の原作を読んだわけではありません。

 

しかし、はるか昔から名前だけは聞いたことがございました。

 

私の知る限り、スレイヤーズと並んで、日本におけるファンタジーライトノベルの始祖たる作品ではないかと思っております。

 

ロードス島戦記

 

と言うかおそらくこのロードス島戦記という小説がライトノベルの始まりと言っても過言では無いかと思います。

 

つまり、ひじょ~~~~~~に古い作品になるわけですね。

 

ちなみに耳の尖ったエルフの始まりといえばこの作品らしいです。

 

同じ作者のライトノベル、魔法剣士リウイこそ知っていましたが、こちらには未だに触れたことがありませんでした。

 

そんな作品が2022年に、突如2Dアクションとして登場したので今回プレイしました!

 

今回はその作品「ロードス島戦記 ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー」のレビューをしていこうと思います!

 

ロードス島戦記

 

※このゲームのニンテンドーストアはこちら

※このブログではyoutubeのライブ配信でプレイした作品のレビューを行っております。

※レビューしたゲームの一覧は下記のリンクをご覧ください。

 

 

特徴

 

まずは本作の特徴から書いていくことにします。

 

主人公はヒロイン

 

主人公はロードス島戦記における紅一点のハイエルフ、ディードリット。

 

彼女を操作してゲームを進めていくことになります。

 

攻撃方法は、

 

  • 刀剣類による斬撃、
  • 弓矢による中遠距離攻撃。
  • 魔法による攻撃、

 

この三つがメインウェポンとなります。

 

ディードリット

レイピアによる攻撃

 

  • 刀剣類は種類によって攻撃間隔と攻撃範囲が違い、
  • 弓矢は種類によって一度に放てる矢の本数や特殊効果が違い、
  • 魔法は数は少ないですが、安全な遠距離攻撃ができるため非常に強力といってもいいでしょう。

 

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二つの精霊の力を利用する

 

と上の項目で書いたことは他の様々なファンタジー作品で見受けられる特徴かなと思います!

 

本作の最大の特徴は、精霊の力を利用することにあるかなと思います。

 

  • 風の精霊シルフ
  • 炎の精霊サラマンダー

 

この二つの精霊の力を借りることで冒険を行っていきます。

 

ホバリング

ホバリングができる!

 

この二つのうちどちらかは常に装備している状態となり、LRボタンで適宜てきぎ切り替えてゲームを進めていきます。

 

精霊にはレベルが設定されており、敵に攻撃を加えると、現在装備していない方の精霊のレベルが上がります。

 

レベルは最大で3となっており、レベル3の状態の精霊を装備していると、HPが自動で回復します

 

自動回復と言ってもその回復速度はかなり遅いため、ボス戦中に回復できても、何らかのダメージを受ければすぐにレベルはダウンしてしまいます。

 

ディードリット

ダメージを受けて精霊のレベルダウン

 

よって、いかに精霊のレベルを3で維持しながら戦っていくかを考えるゲームであるといえます。

 

  • さらに風の精霊シルフを装備していると風属性の攻撃を、
  • 炎の精霊サラマンダーを装備していると炎属性の攻撃を、

 

それぞれ吸収してMPに変換します。

 

ザコ敵にもそれぞれの属性を吸収するものがいるため、そういうザコ敵には、

 

  • シルフで防御
  • サラマンダーで攻撃

 

といった使い分けが重要になってきます。

 

当然その二つの属性に該当しない攻撃というものもあるので、全ての攻撃が吸収できるわけではありません。

 

その当たりは絶妙なバランスと言えるでしょう。

 

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他チームレディバグ作品との類似点あり

 

一応特徴として書いておきますが、本作は他のチームレディバグ作品からエフェクトや、SEが使い回されています。

 

私はこの作品以前に東方ルナナイツをプレイしたので、ドット絵の雰囲気やSEに聞き覚えを感じ、懐かしさと同時に同じ会社のゲームであることを実感しました。

 

時を止める咲夜

東宝ルナナイツのドット絵

 

 

 

本作がルナナイツと同じメトロイドヴァニアである点も類似性を感じる部分かも知れません。

 

ただ上記の項目の通り、システム面は全く違うものになっているため、見事に別のゲームとして差別化が働いていると言えるでしょう。

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評価点

 

ここからは本作の評価点になります。

 

原作を読んでなくても楽しめる。

 

ある意味本作において一番評価できるポイントかなと思います。

 

本作はロードス島戦記のヒロイン、ディードリットが謎の迷宮に迷い込んで探索をしていく物語なわけですが、シナリオ・演出面にもかなり力が入っています。

 

ディードリットが過去に一緒に冒険した仲間たちも多少は出てきますが、彼らに詳しくなくても、新鮮な気持ちで楽しむことができるのではないかと思います。

 

もちろん知っていたほうがより楽しめるとは思いますが、原作を知らなければ楽しめないということはありません。

 

エイブラ

ほぼ全てのボスに会話がある。

 

その上でシナリオはあまり多くを語るわけではないにしろ、引き込まれるものがあるので、シナリオの完成度も高いと言えるでしょう。

 

エンディングはプレイヤーによって若干の解釈の幅がありますが、単純な勧善懲悪というわけではなく、どちらかというと、新たな物語の始まりを予感させる形で終りを迎えます。

 

おそらくですが、原作もこんな感じの雰囲気なのかな? と感じさせてくれる説得力を感じました。

 

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全てのアクションが役に立つ

 

基本的には何も消費することのない刀剣による攻撃がメインですが、離れている敵には魔法や弓矢による攻撃も必要となります。

 

三つの攻撃方法は敵の立ち位置や特性によって使い分ける必要があり、どれか一つばかりを使うことにはなりません。

 

また風属性と炎属性それぞれの属性の壁が本作の場合至る所で立ちはだかるわけですが、これらは同時にMPの回復ポイントとしても機能します。

 

MP

炎と風の壁。同じ属性だと吸収

 

敵の攻撃でも回復のチャンスにできることが多いので、MPを消費する弓矢や魔法も結構積極的に使っていくことができます。

 

セーブポイントは回復ポイントも兼用していて、しかもそのポイントは結構多く配置されています。

 

初見ではもったいない気持ちがでて使うのをためらうことも多いかもですが、ボス戦の直前の部屋はたいていセーブ兼回復部屋もあるため、ボス戦では積極的に魔法も使っていけるといえます。

 

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賭場と射的場

 

寄り道要素となりますが本作には、賭け事でお金を増やす要素と射的場のミニゲームがあります。

 

射的場は私はあまり楽しめませんでしたが、ハマる人はとことんハマりそうな要素ではないかと思います。

 

個人的にガチで楽しかったのは賭場の方です。

 

賭け事

役に賭けて、サイコロを振る。

 

出た目の組み合わせに該当する役(?)に予めお金をかけておき、6面サイコロ三つを振って、賭けた役に該当する出目に応じてお金を得るというものです。

 

これが中々シンプルでついついハマってしまう魅力を持っておりましたw

 

本編そっちのけで長時間遊べる魅力を持つミニゲームなので、結構面白いです。

 

ギャンブル恐るべしw

 

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問題点

 

ここからは問題点について書いていきます。

 

最終的には大剣に落ち着く&特殊能力持ちの武器が少ない

 

本作は刀剣と言っても、

 

  • レイピアのような突き系
  • 斧のように左右に振り回す系
  • デカい大剣系

 

という感じでいくつかの系統があるのですが、おそらく本作をプレイした大半のプレイヤーは、最終的には大剣系に落ち着くかと思われます。

 

  • 他の武器はしゃがまなければ当てることができなかったり、
  • 小さくて当てるのが難しいザコ敵がいたり、

 

と攻撃範囲の狭さを実感してしまう場面が多くあります。

 

ですが、大剣系の場合は適当に振り回すだけでこういった厄介な雑魚を倒せてしまうわけですね。

 

  • 複数の敵が同時に襲ってきた場合もまとめて蹴散らせたり、
  • 攻撃範囲の広さを利用してギリギリ届く範囲の敵を攻撃したり、

 

と大剣系のメリットは非常に大きいです。

 

その大剣も終盤になると、イベント入手できるデリヘージと呼ばれるものが手に入るので、そのまま最後まで使ったプレイヤーは多いかも知れません。

 

大剣

大剣だけでどうにかなる。

 

他には終盤で手に入る、攻撃をヒットさせることでMP吸収能力を持つナイフを装備変更して使っていく程度。

 

また、このゲームには武器屋の存在があるのですが、ほとんどが攻撃力の差くらいの違いしかなく、前述したMP吸収みたいな特殊能力を持った武器はほとんどないです。

 

なので、必然的に使う装備が限られてしまうのが少々もったいないといえます。

 

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まとめ:チームレディバグらしさあふれる独創的なアクション

 

本作より前に発売された、東方ルナナイツがそうであるように、本作もまた非常に独創的なシステムを搭載した作品です。

 

このレビューで語った問題点も本作の全体的な完成度の高さを考えれば、非常に些細な問題で、ルナナイツ同様素晴らしい2Dアクションと言えます。

 

アクションゲーマーとして、自信を持っておすすめできる作品といえます。

 

興味が沸いた方は、是非とも遊んでほしいなと思います。

 

というわけで今回はこのへんで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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