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皆さんこんにちはロクメガです。

 

今回はロックマンシリーズ初の携帯機作品、ロックマンワールドのレビューをしていこうかと思います!

 

ロックマンワールドタイトル画面

ロックマンワールドタイトル画面

 

当時白黒(というか緑黒?)の画面、しかもバックライトがないから暗いところではプレイ不可能ということで、もどかしい思いをしながらプレイした人も多いのではないでしょうか?

 

また当時未プレイだった方は、3DSのバーチャルコンソールでプレイ可能になって、それが縁でプレイした方もいると思います。

 

3DSのバーチャルコンソールは2023年3月終了予定となっておりますので、プレイの予定がある方はお早めの購入をおすすめします!

 

それぞれのシリーズの内容をざっくり知りたい方は、ロックマンワールドシリーズまとめ記事も書いておりますので、そちらを御覧ください。

 

というわけでやっていくことにしましょう!

 

動画版も制作しておりますので、こちらもどうぞ。

 

 

ロックマンワールドシリーズ共通の特徴

 

ワールドシリーズはFC時代の複数のロックマン作品から要素を抽出して一つにしたシリーズです。

 

ベースとなる作品はシリーズごとにことなりますが、共通しているのは以下の項目になるでしょう。

 

・ロックバスターの弾速低下と連射制限。

・ロックマン、特殊武器、ボスのライフが19メモリで統一。

・シリーズ2作品からボスが4体ずつ+オリジナルボス(ワールド5を除く)

 

シリーズ共通の変化はだいたいこんなところになります。

 

やってみればわかりますが、本シリーズのロックバスターはFCファミコンシリーズほど早く弾を撃つことができません。

 

このため、純粋にFCシリーズと同じ感覚でのプレイは不可能となっています。

 

近年のロックマンになれている人だと、オート連射ボタンがあったりするのでこの弊害を感じやすいかもしれません。

 

これはおそらく画面が狭いため、バスターの視認性を優先した結果であると考えられます。

 

メモリはやけにぶっとく表示されている気もしますが、おそらくこれも視認性の向上を目的にしているのでしょう。

 

最大で3つのメモリが横並びになるわけですが、ロックマンの1UPアップのおかげでどれがどのメモリなのか区別が付きやすいのもポイント高いですね!

 

ボス戦の画面

どのメモリが何を表しているか一目瞭然!

 

 

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1と2のボス8体!

 

本作のボスキャラはロックマン1とロックマン2から4体ずつ選出されています。

 

出てくるボスの内訳は以下のようになっています。

カッコ内は特殊武器です。

 

ロックマン1登場ボス

 

・カットマン(ローリングカッター)

・エレキマン(サンダービーム)

・アイスマン(アイススラッシャー)

・ファイヤーマン(ファイヤーストーム)

登場ボスその1

ロックマン1からのボス

ロックマン2登場ボス

 

・フラッシュマン(タイムストッパー)

・クイックマン(クイックブーメラン)

・ヒートマン(アトミックファイヤー

・バブルマン(バブルリード)

 

ロックマン2から登場するボス

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オリジナルボス エンカー!

 

もちろん本作のボスはただ過去作から引っ張ってきただけではありません。

 

本作オリジナルで登場したボスも存在します。

 

それがエンカーと呼ばれるロックマンキラー第一号。

 

単純なパターンながら苦戦させられたプレイヤーも多いのではないでしょうか?

 

エンカー

ワールドオリジナルボス!

 

名前の由来は演歌!

 

ワールドシリーズ第一作目から渋いチョイスをしている・・・!

 

彼はのちにロックマン10でもDLCボスとして登場しました。

 

またロックマンさんという漫画ではかなりのイケメンとして描かれ、結構多めに登場の機会をもらっていますw

 

作者のお気に入りかな?

 

 

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オリジナル特殊武器 ミラーバスターとキャリー

 

オリジナルボスがいるなら当然オリジナルの特殊武器もあります!

 

まずはエンカーを倒すことで得られるミラーバスター!

 

前方にシールドを展開し、敵弾が接触するとカウンター弾を発射するという、このシリーズでみてもかなり珍しい武器。

 

というか多分唯一じゃないか?

 

ミラーバスター

オリジナル特殊武器、ミラーバスター!

 

改めて全シリーズの特殊武器を見渡してみれば一つくらいは同系統の技があるような気がします。

 

そしてもう一つの特殊武器がキャリーと呼ばれるもの

 

特殊武器とは言いますが、ロックマン2でいうアイテム1号、2号、3号の系譜であり、その能力はジャンプ中自身の真下に一定時間足場を召喚するというものです。

 

どのあたりに足場が出現するのか若干分かりづらく、扱いが難しいのが難点といえるかもしれません。

 

ちなみに空中でこれを2回使って足場を生成しなければ入手できない1UPアップとかあります。

 

取れた時の達成感はなかなかのものですが、残機を無駄にしかねないので、実は無理してまで取らないほうがいいという罠w

 

配信ではバーチャルコンソールのまるごと保存機能を使ってゲットしましたw

 

キャリー

足場生成特殊武器

 

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難易度は高い方

 

軽く本作の要素を語ってきましたが、本作の難易度は少々高い方と言えるかもしれません。

 

ロックマンシリーズはよくロックバスターだけでクリアしようとするプレイヤーもそれなりにいると思いますが、本作では思わず特殊武器を使いたくなるような場面が多いです。

 

しかし、特殊武器を使わなければ突破不可能になっているのはラスボス戦のみで、それ以外はロックバスターだけでも大体なんとかなるバランスに仕上がっているとは言えます。

 

本作オリジナルの雑魚的であるカッティングホイールもかなり硬く、こいつのせいで多めに被弾したプレイヤーも多いのではないかと思われます。

 

カッティングホイール

カッティングホイール

 

その一方でボス戦では強化されたボスとそうでないボスとの差が結構激しいように思います。

 

例えばカットマンは原作ではバスター一発で3メモリのダメージを与えることが出来たのに対し、本作では1発1メモリ。

 

その上画面がかなり狭く、カットマン自体の行動ルーチンも変化しており、FC版最弱だったカットマンは、本作ではかなりの難敵になっています。

 

逆にダメージと弾速が両方低下しているアイスマン、エレキマンは逆に倒しやすくなっており、原作における難易度関係が逆転しているとも言えます。

 

またFCロックマンにも存在していないような本作オリジナルのギミックもあるため、程よく歯ごたえがあるといえます。

 

またじっくり検証していないのでなんとも言えませんが、後半に登場する2のボスたちも、強さのバランスが若干変化しているように思いました。

 

しかし、FC版で培われたアクションの面白さを携帯マシンで再現しようとする心意気は本物です。

 

容量が足りない中でも、ロックマンらしさあふれるアクションを楽しむことができるのは、一重に制作側の熱量の賜物といえるでしょう!

 

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深刻なボリューム不足

 

もちろんいい点ばかりではありません。

 

本作は後半4人のボスにステージが用意されておらず、事実上ステージ総数は6つほどしかありません。

 

ゲームボーイが発売された2年ほど経過してから生まれた本作ですが、後発作品と比較するとどうしてもボリューム不足は否めないでしょう。

 

これに付随してロックマン2ボスは最初からボスラッシュの如くカプセルで戦う形式となり、彼らの特殊武器を手に入れても使う場面がほとんどなかったりします。

 

完成度自体は高いので、この容量不足を許容できるかどうかで本作の評価は変わってきそうです。

 

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今遊ぶなら3DSのバーチャルコンソールで!

 

携帯機ながら高い完成度の作品で難易度こそ高いものの、アクションゲームとしてもロックマンとしても高い水準を誇っていると言えます。

 

開発元が外注の水口エンジニアリングによるものですが、本作のディレクター(企画マン)がロックマンのことを知り尽くしていたことが、本作の高い完成度につながったと言われています。

 

2022年現在では、カセットとアナログポケットを用意するか、3DSのバーチャルコンソールをゲットするのがもっとも確実に遊ぶことができると言えます。

 

バーチャルコンソール

ゲームボーイ作品は500円!

 

そのバーチャルコンソールもサービスの終わりが見えてきたので、それ以降だと、アナログポケットの購入に踏み切らなければならないかもしれません。

 

アナログポケットはゲームボーイ専用機として今の時代に生まれたハードで、高性能のようですが、買うなら数万円は飛んでいくことを覚悟する必要があります。

 

その代わり現時点では確実にゲームボーイソフトを動かせるハードでもありますので、代替手段がなければ最も確実な手段になり得るかと思われます。

 

レトロフリークも値段上がってますしね。

 

アナログポケット

画像は公式サイトより

 

ソフトの方も仮に手に入ったとしても、まともに動作させられるかというハードルが待ち受けているので、確実に遊ぶなら3DS版をおすすめしたいところです。

 

というわけで今回はこのへんで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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