こんにちはロクメガです!
2022年6月2日に、常世ノ塔という作品が発売されました。
そしてそのゲームを先日配信プレイしたわけですので、今回はそのレビューを行っていこうと思います!
※このブログではyoutubeでライブ配信でプレイした作品のレビューを行っております。
※レビューしたゲームの一覧、及び関連記事は以下のリンクをご覧ください。
目次
ゲームの概要
前回の記事でも述べましたが、本作の概要を軽く説明します。
本作は毎日変化する50階建ての塔の頂上を目指すというゲームです。
塔・・・すなわちダンジョンですね。
このダンジョンの中身は毎日変化するため、内容を覚えて攻略する・・・というのはかなり難しいといえます。
操作キャラクターはスキンを含めて現時点では8名開放されており、全員専用のシナリオが与えられています。
どのキャラクターもどういうわけかこの「常世ノ塔」に呼び寄せられ、50階登らされるハメになります。
登場キャラクターは
- メイド姿の魔界の男の娘=ココア
- 1000歳の妖狐の女の子=忌火
- くノ一の女の子=菊理
- 清掃ロボット=カナエ
- 病弱系ヒトドラゴン=シッポ・デテール
- 現役のVtuber=魔王マグロナ
- 他スキンが2つ
など、いい意味でバラエティに富んでおり、プレイアブルの数が多いこともあって、一通りプレイするだけでも楽しめることでしょう。
ちなみに私は忌火ちゃんが気に入りました!
攻撃力自体はそんなに大きくはありませんが、自動追尾する剣で攻撃が出来るという点や、妖狐の女の子という設定に引かれました!
ちなみに菊理ちゃんもケモミミな設定っぽいです。
アクション面のシステムこそほぼ共通しているにもかかわらず、これだけ無節操に様々な設定のキャラクターを用意しているのは素晴らしいといえます。
最上階のボスは、複数登場します。
どういう条件で変化するかは不明ですが、とりあえず、ココアと忌火ちゃんでクリアしたときはそれぞれ別々のボスがでました。
会話の内容は誰で言っても違和感がないものとなっているので、
- キャラクターごとに別のボスが設定されているか、
- それ以外の条件で変化するか、
のどちらかではないかと思われます。
このゲームの世界観に関しては少々ネタバレを含んでしまうので、ここでは割愛しますが、基本的に何でもありが通用する世界です。
故に上記のような、製作者の性癖を詰め込んだと言えるような様々な設定のキャラクターを無節操に詰め込むことが出来たのだと思います。
というか、恐らくそれを実現するために世界観が設定されているのでしょう。
特長1:攻撃は30秒に一回!
このゲームの操作キャラクターは全員共通して、30秒に一回、15秒間持続する攻撃能力をと持ち、二段ジャンプを使うことができます。
二段ジャンプについては説明不要でしょう。
この攻撃能力はスキルと呼ばれ、発動するたびにドットで作られた専用のカットインが入ります。
この攻撃はロックマンXでいうギガクラッシュとかギガアタックに該当するもので、全てのプレイアブルはこれしか攻撃能力を持っていません。
では攻撃できない場合はどうするか? そりゃあもちろん・・・。
に~げるんだよぉ~~~~~~!
スモ~~~~キ~~~~~~!!
嘘だろう? と思った方もいるかも知れませんが割りと真面目に言っております。
このゲームはギガクラッシュ以外の攻撃能力を持たないロックマンを操作するゲームだと思ってください。
ではここで本作のプレイアブルキャラ5名が持つスキルを紹介します。
ココア(メイドの男の娘)
自分の周囲をぐるぐる回転する剣ののバリアを張る。
つまり攻撃のためには近づかなければならないということになります。
現役Vtuberをそのままスキンにしたマグロナのスキンを使う場合もこの性能になります。
忌火(1000歳の妖狐)
攻撃範囲内に存在する敵に剣を飛ばします。
攻撃力は低いですが倒すまで攻撃を持続してくれます。
ザコ敵が複数攻撃範囲に入っている場合入った順番から攻撃してくれるようです。
菊理(ケモミミくノ一)
大量のホーミングレーザー(?)を発射します。
画面内にいる敵を自動で狙ってくれるので自分で攻撃対象を選択したり当てるために、近づいたりといったことがほぼ不要になります。
ただし、自動で狙ってくれるということは、自分でコントロールできない側面もあるということで過信は禁物。
カナエ(清掃ロボット)
前方と上下を扇状に行ったり来たりする火炎放射で攻撃します。
攻撃範囲は狭い代わりに攻撃力があるようです。
場所や状況によってはかなり苦しいかもしれない・・・。
シッポ・デテール(病弱系ヒトドラゴン)
前方に向かって広範囲の連続飛び道具攻撃を行います。
レーザー・・・かどうかはちょっとわかりませんが、まっすぐ飛んでいくのでシンプルに使いやすいといえるかもです。
Diane、Sebatoというスキンもこのスキルとなります。
特長2:高い難易度
恐らく多くの人が気になっているであろう本作の難易度について。
このゲームは基本的に
- 1階から50階まで一気に登り切るか、
- 途中でHP0になってまたやり直すか、
の二択となっていて、適当にプレイしても確実に途中で負けます。
長年アクションゲーマーやってますが、本当にストイックな難しさです。
ただし、一日一回か二回くらいなら、余裕でクリア出来る場合もあります。
というのも本作はこんぺいとうと呼ばれるアイテムをデイリーで入手でき、それを100消費することで、スコアを犠牲に蘇生出来るからです。
一日500~700くらいは入手できたかと思います。
毎日補充されるので、
一日一回ずつ攻略したり、
溜め込んでクリアを目指す、
などすれば、エンディングを見ること自体は割りと簡単だといえます。
- こんぺいとうを使わないノーコンティニュークリアや、
- 休憩所を利用しないクリア
などは本当に難易度が高いといえます。
毎回生成されるダンジョンはフロア単位で切り替えられるようで、全てのフロアの攻略法を見つけることができれば多少は楽になることでしょう。
攻略には毎日のトライアンドエラーが必須、最適解を見つけていくしかありません。
特長3:レリックによる強化要素
本作にはキャラクター強化要素があります。
ゲーム内の様々な場所に、微量な強化要素を持ったレリックと呼ばれるアイテムが多数ちりばめられています。
これらを拾い集めていくことで少しずつキャラクターを強化していくことが出来るわけですね。
回復アイテム及び回復手段は本作では少なめですが、フロアを切り替えるたびに回復するアイテムなどを序盤で入手できるとかなり楽に進めるのではないかと思います。
このレリックと呼ばれるアイテムが合計でどれだけあるかはわかりませんが、可能な限り集めて強化していくべきでしょう。
それでも難しいですが・・・。
評価点:優れたリプレイ性
本作を評価する上で外すことが出来ないのは、やはりその優れたリプレイ性でしょう。
不思議なダンジョンとかローグライクといった作品も同様の評価点を持つとは思いますが、本作はまさにその2Dアクション版。
攻撃手段こそ限らられていますが、操作性は快適で動かしやすくそれだけでも楽しいです。
ストイックな難しさのゲームではありますが、つい何度も遊んでしまいたくなる面白さがあります。
攻撃手段は限られていくため、避けゲーとしての側面も強く併せ持っていますが、それもまた本作の面白いところ。
とにかく毎日プレイして、少しでもフロアの構造を覚えていく。
それが上達につながるともなれば、プレイしたくもなるというものです。
問題点:画面が若干見づらい
多くの評価点を持つ本作ですが、問題点もあります。
このゲームの塔は様々な要素をつなぎ合わせたかのような作りとなっていて、画面内の情報量は非常に多いです。
プレイアブルの操作性自体は優れているのですが、画面の情報量が多すぎるゆえにまとまりがなく、こんな有様なのに視界を制限するようなステータス異常まであります。
上層階に上がれば上がるほどこれは顕著になっていき、難易度の上げ方がかなり意地悪に思えてなりません。
場所によってはゲームボーイ風の画面になることもあり、非常に見づらいです。
確かにゲームボーイ風の画面は好きですが、もう少し視認性にも気を使ってほしかったかなと思います。
またロード画面で専用イラストが表示されるのですが、これが短い間でも唐突に挟まります。
テンポの良いシステムではあるんですが、これのせいでシナリオに水をさしてしまう可能性も否定できません。
せめて長めのロード時間中だけ表示してほしかったかもです。
まとめ:個人で作ったとは思えない出来!
- 毎日変化する塔、
- ストイックな難易度、
- 多めのプレイアブルキャラクター。
アクション好きなら思わず遊んでみたくなる要素が非常に多く、開発段階で様々な賞を受賞したというのは伊達じゃありません。
これを一人で作ったというから驚きです・・・。
発売されたばかりなので当たり前ですが、プレイ人口は増加しており、現在ではランキングに二千人ほどのプレイヤーが載っています。
手頃なお値段の作品であると同時に繰り返し遊びたくなる魔力を秘めた作品であると言えるので、アクションゲーマーにはおすすめしたい作品です。
ニンテンドープリペイドカードを買って、さっそくプレイしてみましょう!
というわけで、今回はこのへんで!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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