こんにちはロクメガです。
すでにいくつかアーマーを語る記事を投稿しておりますが、今回はとある理由からセカンドアーマーについて語ろうと思います!
どういう理由なのかは、読み進めていけば分かることでしょう!
というわけで早速いってみることにしましょう!
※このブログではロックマンに関する記事を多く投稿しております。
※記事一覧は下記のリンクからどうぞ。
目次
ロックマンX2登場のアーマー
セカンドアーマーという名称の通り、このアーマーはロックマンX2に登場したアーマーです。
名称を見ていただければ分かると思いますが、このアーマーだけ登場した順番をそのままアーマーの名称としております。
この頃のアーマーの名称は非常にややこしいことになっていて、色々な造語や俗称で呼ばれておりましたが、いつの間にかこの名称に落ち着きました。
- ギガクラッシュという技からギガアーマー、
- 2つ目に登場したことからセカンドアーマーと
呼ばれていました。
いずれにしろ、長い間正式名称と呼べるものがなかったわけですね。
この名称問題が落ち着いたのは恐らくロックマンXDiVEでこのアーマーの名前がX(セカンドアーマー)になったからかと思われます。
ちなみにこの次のロックマンX3に登場したアーマーは、メガアーマーとして商品化される際にX3マックスアーマーとなっており、仮にセカンドアーマーがメガアーマー化していたら、X2マックスアーマーという名称が最初の公式名称になっていた可能性があります。
なんにせよ、名称問題が落ち着くまでには紆余曲折、時間がかかったことでしょう。
デザイン的には前作のアーマーよりヘッドパーツが尖ったデザインだったり、パーツが色々増えていたりと、若干のパワーアップを果たしていたように思います。
パーツ別性能
今回もパーツ別にその性能を見ていくことにしましょう。
エアダッシュが可能になるフットパーツ
空中で横方向にダッシュする、いわゆるエアダッシュというものが可能になります。
ロックマンX7以降は標準搭載される機能ですが、逆に言えば長らくエックスはパーツなしではエアダッシュできなかったということになります。
これによって機動力が大きく向上。
ダッシュジャンプでは飛び越えることの出来ない障害物を飛び越えたり、ある程度高度を保った状態で移動することができるようになりました。
当時はこれだけでもすごい進化のように感じたものです。
このパーツはソニック・オストリーグステージにて、スピンホイールを使用することによって入手することができます。
ダブルチャージショットが使えるアームパーツ
シリーズでも随一の攻撃力を持つダブルチャージショットが使えるアームパーツとなります。
その名の通り二発の巨大なチャージショットを撃つわけですが、2つ目のショットにボスの無敵時間を貫通するというシリーズでも類を見ない性能を持っております。
当たり方にもよると思いますが、私が確認したところ、それぞれのダメージは3メモリで、フルヒットすると6メモリは減っているようでした。
つまりダブルの名称通り攻撃力が本当に二倍になっているわけです。
恐らくチャージショット二発でこれほどのダメージを叩き出せるパーツは恐らくこれだけでしょう。
ボス戦時の時間効率だけで言うならガイアアーマーのガイアショットのほうが上回る場合もあるとは思いますが、そこはケースバイケースかもしれません。
よってシリーズでも非常に強力なチャージショットとみなすことができることでしょう。
弱点としては地上で撃つと足が止まってしまうことでしょう。
しかしそれでさえ壁ずり落ち中に撃つことで一瞬で両方発射できるので、この弱点を補うことができます。
このパーツはホイール・アリゲイツステージで入手することができます。
入手のためにはエアダッシュかストライクチェーンあたりがあると楽です。
これらがなくても入手は出来ますが、かなり難しいと言えるでしょう。
ギガクラッシュを打てるボディパーツ
ロックマンXシリーズで初めて登場した、ギガクラッシュを撃つことが出来るボディパーツです。
専用のエネルギーをすべて消費して、画面全範囲に攻撃するというものです。
本作以降専用のエネルギーを消費してい放つ技というものはギガアタックという名称で登場するようになりました。
X7のグライドアーマー、X8のイカロスアーマーでは、久しぶりにギガクラッシュという名称も使われるようになりました。
ソウルイレイザー版も含めたら合計で4つギガクラッシュが存在することになるでしょうか?
X2におけるギガクラッシュは、画面全範囲に凄まじい多段ヒットを発生させるというものです。
無敵時間で遮られるような状況でなければ、倒せない敵は存在しないといえます。
倒すのに細かくパーツ破壊をしなければならない、バブリー・クラブロスステージのシーキャンスラーという中ボスも、この技を使えば一撃必殺で倒すことが出来てしまいます。
サーゲスタンク戦でも前哨戦である砲台破壊が非常に便利で、あっという間に本人にダメージを与えられる状況を作ることができます。
ボス戦では数秒間連続ダメージが発生し、大体5メモリほどのダメージを与えることが出来たように思います。
ただし、再度仕様するためには特定のザコ敵の攻撃をわざと食らうことでエネルギーを貯めなければならず、このエネルギーはステージを出てもリセットされません。
なので上手いプレイヤーほど2発目を使うことはほぼ無い技と言えます。
使用機会が少ないがゆえに切り札といえる・・・という見方もできるかもしれません。
ちなみに再利用の際はメタモル・モスミーノスステージの「吊られレプリロイド」の胴体部分を破壊して、その口から吐く赤い攻撃を受けるのが最も早いかと思います。
このパーツはメタモル・モスミーノスステージで、スピンホイールを使うことで入手できます。
アイテムトレーサーが使えるヘッドパーツ
ヘッドパーツは入手すると画面上見えない通路を発見できるアイテムトレーサーを使用することができます。
しかし、これを頼りに隠し通路なりなんなりを見つけたプレイヤーはどれくらいいることでしょう?
ゲット直後にデモンストレーションで自動で利用することはありましたが、自発的に使ったことはほぼなかったかと思います。
無制限で使えるのはいいことですが、ちょっとこの頃からヘッドパーツの方向性は迷子になっていたように思います。
このパーツはクリスター・マイマインステージで入手できます。
隠しパーツ 昇龍拳
前作が波動拳なら本作は昇龍拳だ!
というわけでこれをゲットすると、
- ライフ全快状態で
- 右、下、右下、バスター
とコマンド入力することで、昇龍拳を撃つことが可能になります。
前作の波動拳はボスを含め一撃必殺だったのですが、本作では多段ヒット型の技となっており、当て方を間違うとボスのライフを削りきれない場合があります。
練習台にと言わんばかりにアジール・フライヤーが登場するので、昇龍拳で彼を倒すのはもはや様式美とかしているプレイヤーもいることでしょう。
- このパーツはカウンターハンターステージ3で上のルートを選択し、
- エアダッシュとチャージラッシングバーナーで即死エリアを突破し、
- ライフ満タンの状態で左の壁をずり落ちていくことでゲットできます。
下から行く方法もありますが、チャージショットを利用した特殊なジャンプ方法を使って行くことになるでしょう。
私はこのジャンプのやり方を知らないので、大人しく上のルートからゲットしております。
使用感
本作のステージ構成及び、スーパーファミコン時代の挙動が優れているからというのもありますが、非常に快適に使用できる素晴らしいアーマーだと思います。
プレイステーション時代のエアダッシュはダッシュ後の加速がなくなってしまうため、スピード感を殺してしまっている側面がありました。
スーパーファミコン時代はそういう要素がなく、スピーディーに駆け抜け、道を塞ぐ敵をダブルチャージショットで薙ぎ払っていく。
この爽快感が非常に素晴らしくシリーズを通してみても高く評価することの出来るアーマーとみなすことが出来ることでしょう。
連発が難しいギガクラッシュも使いどころを見極めれば非常に強力な武器となり、全アーマーの中でも操作の快適性がグンを抜くアーマーではないかと思います。
- その一方でアイテムトレーサーはどの程度使うプレイヤーが居るのか疑問。
- ギガクラッシュのエネルギーチャージが特定の攻撃をわざと受けること。
という具合に機能に無駄、要改善事項があるようにも思えます。
仮にイレギュラーハンターX2が出るなら、このあたりがどのように変化するのか期待したいです。出るならね・・・。
ロックマンXDiVEのセカンドアーマー
長年このアーマーは色々な意味で目立たない冬の時代を過ごしましたが、ロックマンXDiVEにてこのアーマーも登場!
X(セカンドアーマー)という名称で参戦を果たしました!
【New S Rank Character/Weapon Debut】
《S Rank Character-Second Armor X》
《S Rank Weapon-Essence of the Abyss》【Download Here】:https://t.co/YiUNlGjIHc#MegaManXDiVE #ROCKMANXDiVE#ロックマンXDiVE pic.twitter.com/tUUeLQyMCY
— MEGAMAN X DiVE【STEAM Ver.】 (@RX_DiVE_Asia) April 23, 2020
名称や性能はどうなるのか? といったファンの期待にある程度答えてくれた性能になったと言えるでしょう。
私もゲットしてかなり使っていました!
現在でも愛好家がいて、上手いプレイヤーが使うセカンドは絶望的に強い!
苦手意識を持っているプレイヤーもそれなりにいることでしょう。
私も強いひとの使うセカンドには勝てたことがありません。
ちなみにパッシブやEXスキルにギガアサルト、ギガエネルギーといった専用の単語がもらえているあたり、優遇されているようにも思えます。
当時ゲットして動画にもしました!
スキル1 ダブルチャージショット
このアーマーを象徴するスキル。
心成しが原作より短いチャージで攻撃できているように思います。
攻撃力は当時の水準ではかなり高い方。
まっすぐにしか打てない代わりに壁を貫通する性能を持っており、このアーマーが出た当初は出来ることと出来ないことのバランスがしっかり取れていたスキルだったように思います。
エフェクトはドット絵だった頃と違って淡い光を放つ感じのバスターとなっており、形がいまいちはっきりしませんが、なんとか再現しようとした心意気は感じられます。
鎖状に連なっているエフェクトが見づらいのがちょっと残念かもしれません。
ちなみに出た当初は当たり判定がかなり小さかったのかあたっているはずなのにあたっていないなんてことがよく起こってました。
これを含めて上方修正され、かなり使いやすくなりました。
ただし、壁蹴りでのダブルチャージは本作では採用されず、そういう意味では原作通りとは言えないかもしれません。
スキル2 ギガクラッシュ
原作ほど一発の火力は高くはない代わりに再使用効率が大幅に向上しました。
というのも本作のギガクラッシュはダメージを食らうのはもちろん、時間経過でも回復するようになったためです。
攻撃範囲は原作同様かなり広いどころか画面の外も含めた広範囲を攻撃するようになったため、PVEでもPVPでも強いスキルとなりました。
これを連続で使いたいがために何度もイベントを周回していたような記憶さえあります。
本当に使っていて楽しかったです。
ランク上げると一連の動作終了までかなり長い無敵がつくのも強く、これがPVPでの厄介さを加速させており、いまだに私が苦手なキャラの一人となっています。
コトブキヤで立体化!
その後カプコン×コトブキヤトークライブが行われました。
偶然にもばーちーさんこと、千葉翔平さんがこのアーマーの立体化を手掛けているタイミングでDiVEに実装されたことが判明。
完全に偶然だったとのことです。
その後このアーマーは無事立体化を成し遂げ、多くのプレイヤーに支持されました!
私自身も買いましたが、すいません・・・積んでます・・・!
そして第三回目のトークライブにて、ダブルチャージショットバージョンなるものが発表!
カラーリングの変化、ダブルチャージショットのエフェクトパーツの追加など、更にパワーアップしたキットになる予定!
ほしい!
ちなみにこれ以前にも一度プレミアムバンダイ版なるものが出てました。
3回目のトークライブについてはこちらの記事もご参照ください。
まさかの・・・SD化!?
そして2022年5月も中旬を差し掛かる頃、ロックマンXDiVEの方で新たなセカンドアーマーの登場が発表されました!
それがこちら!
【🎉新キャラクター登場🎉】
「X セカンドアーマー(RRX)」が5/18(水)のメンテナンス終了後から登場!#ロックマンXDiVE pic.twitter.com/BlwbjZagOI— ロックマンX DiVE公式 (@RX_DiVE) May 16, 2022
恐らく誰一人としてこのエックスの登場を予想していた人はいないことでしょう。
これが今回この記事を書くきっかけとなりました。
- RRXって何? から始まり、
- なぜセカンド?
- なんでアイスミサイル?
- なんでストックチャージ?
などあまりにも多くのツッコミどころ、賛否両論が巻き起こっており、ツイッターのT Lを混乱に陥れました。
原作に思い入れの強い人は難色を示す人もいますし、純粋にカワイイというプレイヤーも見かけました。
私自身はというと、いまだに困惑と言うか・・・どこに行こうとしているのか本当に謎に感じており、頭を抱えております。
SD化自体を否定する気はサラサラないのですが、公式の意図が全くわからないので、否定も肯定も出来ないというのが正直なところです。
ちなみにRRXはロックマンロックマンXのことで、すでにお知らせにもこの単語が出ておりました。
本当に突っ込み始めたらキリがないので、とりあえずイベントのシナリオを確認してみたいと思います。
ただ、ロクロク風で作ったとしても、なんか顔と胴体の造形バランスがおかしいような・・・?
まとめ:良くも悪くも露出が増えた!
リメイクされたロックマンX第一作目や、プレイステーションやセガサターンでも遊べたX3と比較すると、X2自体は長年S F CやV Cくらいでしか遊ぶ機会のないソフトでした。
このためセカンドアーマー自体の露出もかなり少なく、その立ち位置はマイナーであるといえます。
しかし、二度三度と立体化の機会に恵まれたり、DiVEでも愛用化がいたり、なぜだかSD化したりと、近年は破竹の勢いでその露出を増やしているといえます。
今後もこの調子で、このアーマーが活躍してくれることを祈りたいところです。
そしてできるならイレハンX2が作られて、新たに活躍する機会が与えられることを願ってます。
というわけで、今回はこのへんで!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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