皆さんこんにちは。ロクメガです。
ここんとこは動画のうpに力を入れてましたが久しぶりに普通のブログを投稿します。
既に一部の店舗ではロックマン11がお店に並んでおり、すでにプレイされている方もいらっしゃるかと思います。
今年はもう本当にロックマン祭りです。
ロックマンのイベントだけでも非常に多く、特に東京ゲームショウ2018で、ロックマンがフューチャー賞を受賞したことはファンにとって喜ばしいことであると断言できます!
詳細はこちらにて
ロックマンだけではありません。
モンハンワールドも売れに売れ、デビルメイクライ5も開発が発表されました!
このデビルメイクライ5は、一度海外スタジオで作っていたものの、試作品の出来が悪いとして、一度は開発が中止されました。
その後日本で作り直され、今回正式に発表が決まったわけです。
作り直しというのは相当なものです。
任天堂でも、製作途中だったものを総作り直しすることがあり、その甲斐あって、今なお伝説として語り継がれる、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が高く評価されることにもなりました。
しかし、この作り直しって奴はかなりの企業体力がないと、お金をドブに捨てかねない諸刃の剣。
そう簡単に作り直しなど、できるはずがないのです。
しかし、カプコンさんはデビルメイクライ5でそれをやったわけです。
ロックマンX7をあのような状態で世に送り出してしまったカプコンが、デビルメイクライレベルのビッグタイトルで作り直しを行ったのです!
つまりカプコンさんは本気で良いソフトを作って送り出そうとしているわけです!
そう、本気で面白いコンシューマーゲームを作って世に送り出そうとしているわけです!
去年まで「マーベルvsカプコンインフィニット」をカプコンアメリカに作らせて第爆死し、長い間モンハンばかり乱造してきたカプコンさんがですよ?
ロックマンやDMCといった過去のビッグタイトルを、現代に蘇生させようとしているわけです。
もちろんカプコンから出ているゲームがモンハンばかりだったわけではありません。
他にも新作はちょいちょい世に送りだしてきたし、逆転裁判シリーズだってできのいいものを世に送り出してきました。
しかし、今年ほどカプコンさんの本気を感じたことはありません。
先にも言いましたが、ロックマンの猛烈なプッシュ、そして体験版の完成度。
DMC5を日本スタジオに映しての作り直し。
この二つだけでも、いかにカプコンさんが本気でコンシューマーゲームに力を入れ始めたのかが分かるってもんです!
こうなるとやはり気になるのが、なぜカプコンさんは今になって本気を出したのか? ということです。
それはここ5年間を顧みて、大きく反省したからなのではないかと思うのです。
この5年間、カプコンさんは悪い意味で有名になっていきました。
ロックマンDASH3が失敗したにも関わらず、アクションゲームですらない、スマホゲーのクロスオーバーを世に送り出すという愚行に始まり、
クロスオーバーがどういうゲームだったのか
某戦国無双ゲームのプロデューサーの暴走をほったらかし、
カプコンのクリエイター最大の問題児の発言まとめ
こいつが暴れているという噂が立ち始めたあたりに出たバイオハザード6はご覧の有様な出来になってしまったり、
他にもパワハラだの、コーエーテクモに対するくだらない裁判だの、ストVの未完成商法など、ゲーム制作に対しては真摯であったはずのカプコンが社会的にもゲーム会社としても、ユーザーからヘイトを集めるような会社に落ちぶれてしまっていたわけですね。
カプコンさんに対するヘイトは私自身も感じていました。
私の場合はロックマンに関してですね。
海外のクリエイターが、ショベルナイトだのシャンティだの盛り上げ、日本でもインティクリエイツが、蒼き雷霆 ガンヴォルトという超新星を世に送り出しています。
特にガンヴォルトはロックマンのフォロワー的作品であり、それらが世に出て評価されているなか、古くからのアクションゲームとして一時代を気付いたロックマンが、新作も出ないのにグッズ販売ばかり。
本来のゲームが死んでるのにグッズばかり出されたって、嬉しくもなんともないわけですよ。
それでもちょいちょい何かしら買ってはいましたが、ロックマン11の発表までは、完全に諦めてました。正直。
ロックマン11発表の時だって、前年にマブカプインフィニットでやらかしているため、「どうせカプコンアメリカに適当に作らせるんじゃないの?」と正直懐疑的でした。
まぁ、実際にはロックマンに対して愛情と実績のある日本人スタッフが立ち上がり、ロックマン11の開発と相成ったので、「ひょっとしてこれは信用できるかもしれない」と思い始めたわけです。
とまぁ、ここまでカプコンさんの凋落と2018年から本気を出している様子について語ってきたわけですが、カプコンさんはこれらについて色々反省したのではないかな? と私は考えています。
例えばスマホゲーの分野ではカプコンさんはロックマンクロスオーバーといい、ブレスオブファイア6といい、早々にサービスを終了してしまいました。
クロスオーバーのPV
ブレスオブファイア6のPV
しかも今年に入ってスマホゲーは流行のピークを迎え、ガンホー社長自らこの業界はブラックだと語りだす事態になりました。
ガンホー社長が語るスマホゲーの現状
上記二つのカプコン産スマホゲーが失敗に終わったのは、一重にカプコンさんがこっち側で勝負できるセンスとか技術とかノウハウとかが全く足りていないからではないかと私は思ってます。
そんなさなか、スマホゲー業界がこのような事態に陥っているのは、この業界への参入障壁とリスクが今まで以上に引き上げられたと考えてもいいと思います。
恐らくもうカプコンさんがスマホゲーにガチで参入することはないでしょう。
リスクが高すぎるし、カプコンさんのゲームシリーズには、3度目の正直というものがないからです。
ロックマンDASHはは一作目二作目ともに赤字で、三回目のチャンスは与えられませんでした。
トロンにコブンがそうと言えるかは微妙なところですが。
つまるところもうカプコンさんにはスマホゲーという逃げ道がないとんですね。
そんで海外に作らせていたDMC5前述のように出来が悪く、マブカプインフィニットもカプコンアメリカに作らせた結果爆死。
ここで海外に作らせていてもいいゲームができないことに気づいたのではないかと思います。
逆に今年発売されたモンハンは大成功!
これはどういうことかというと、
「洋ゲーっぽい和ゲー(または和ゲーっぽい洋ゲー)は日本国内外どちらでも評価されず、純然たる和ゲー(または洋ゲー)こそ日本国内外で評価される」
という現実を会社全体で、身をもって思い知ったからではないかと思うのです。
実際カプコンさんが過去に一世を風靡したゲームはドット絵の技術といい、発想力と言い、ガチでコンシューマーゲームと向き合っていた頃が一番面白かったわけです。
スマホゲーはブームの沈静化が始まり、海外スタジオに頼ったら微妙な評価を下される。
しかし日本スタジオで作ったゲームは世界的に評価される。
だとすればカプコンさんに残された道は一つしかありみあせん。
日本人スタッフ、すなわち日本の職人たちが本気でコンシューマーゲームと向き合って作るしかない!
カプコンさんは2018年に入って、本気でコンシューマーゲームと向き合っていた頃を思い出したのではないかと思うのです。
ここまで私の想像にすぎませんが、もしカプコンさんが本気で今後もコンシューマーゲームに力を入れて、我々ユーザーを楽しませてくれるというのなら、全力で応援したいと思います!
というわけで今回はこの辺で!
読了ありがとうございました!
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