皆さんこんにちはロクメガです。
この記事を書いているちょっと前にハードの攻略を完遂しました。
今回はハードクリアの感想について触れていこうと思います。
目次
インティ・クリエイツさんご乱心?
インティ・クリエイツさんご乱心?
本作のハードに関する記事をご覧になっていただいた方ならおわかりいただけるかと思いますが、本作はハードモードをクリアしないと真のエンディングにたどり着くことができません。
最後までクリアした私の体感としては、魔界村クラスの難しさを誇っていると見て間違いないと思います。
それくらい本当に本作は難しい!
まだXチャレンジハードの方が楽だったなぁ~と思います。
このシリーズが画期的だったのは、初心者はゴリ押しでもある程度なんとかなってシナリオを楽しむことに集中でき、上級者は最大限にアクションを楽しむという楽しみ方ができる点でした。
本作のハードモードはそういった画期的だった部分を、残念なことに公式自ら捨て去ってしまった作品であると言わざるを得ないでしょう。
クードスが貯まらない
ハードモードのクードスモードはレックレス固定。
つまり一度被弾するとクードスが0になります。
それ自体は別にいいんですが、クードス貯めて歌を楽しんだり、自由自在に動き回る楽しみ方をするなら、別にハードである必要はなく、ザコ敵のほとんどはまともに相手する必要がなくなります。
というか残機制+ボスが強烈に強いため、ステージ攻略がただただ面倒な作業になってしまうんですね。
私もステージ攻略のときはいかにザコ敵を無視するかばかり考えてプレイしていたように思います。
難攻不落のボスを突破する達成感はたしかにありましたし、その瞬間は最高に気持が良かったですが、プレイヤーがその領域に達するまでのハードルは非常に高く、ステージ攻略とボス攻略の難易度のバランスは完全に崩壊しているとみなさざるを得ないかなと思いました。
ラスボス、マザー第二形態はタイムフリーザーも使えない
このゲームの攻略においてヘイルから得られるEXウェポン タイムフリーザーが非常に重要な役割を持つことは以前別の記事でも説明しましたが、ラスボス第二形態はこれも封じられます。
まぁ正直予想はしてましたが、ハードモードの数少ない救済措置がなくなるため、攻略は動体視力とパターン暗記、そして集中力がすべて。
ラスボスのスペシャルスキルは回避が半運ゲーと化し、残りライフによってはすべてのライフを持っていくほどの火力を持っております。
これの突破が本当に難しくて、攻略に時間がかかりました。
ガトリングスコール・ラピッドリッパーを使って少しでもダメージ増強のために頑張りましたが、いや~・・・しんどかったです。
多分合計で50ティウンはしたんじゃないかな?
イプシロン3戦目も特定の状況下ではタイムフリーザーが封じられるので、公式もこのEXウェポンが数少ない救済要素だったことは認識していたようです。
正直なところ、本来3段階の難易度を用意する予定が、間の難易度を作るのを忘れてしまったんじゃないかとさえ思えてきます。
インティらしい丁寧な作り
散々難易度が高いことばかり口にしておりますが、それでもこのハードモードが丁寧に作られていることは間違いないと思います。
ボスの動きはきちんと見極めればすべて完全回避は可能となっており、実際ノーダメージ攻略動画も上がっております。
ここはXチャレンジ以上に優れている部分と言えるでしょう。
メトロイドドレッドではありませんが、回避できない攻撃はないと言えます。
見てから回避できる攻撃はほとんどないのが玉に瑕かもしれません。
マザー攻略後の変化(ネタバレ注意)
ここからネタバレ注意となります。
未クリアで自力で確かめたい方はここでブラウザバックを推奨。
ヌルが・・・
おそらくこれを求めてハードをクリアしたというプレイヤーは相当な数いると思われます。
ノーマルではアキュラの道を作るために自ら人間の姿を捨てることを選択し、無残な死体のような姿となってしまった彼女ですが、ハードを攻略すると彼女が人の姿を取り戻し、アキュラ・コハクとともに元の世界に戻らないかと誘われます。
彼女がそれに応じたかどうかは不明。
ちなみに私自身は、彼女の復活イベントが起こるまで、彼女のことを半分忘れてましたw
復活するとも思ってなかったし、そもそもボス攻略で頭がオーバーヒート気味でしたので、半ばどうでも良くなっていたと言うかなんというか・・・
ごめん・・・ヌルちゃん・・・。
イプシロン・マザーの創造主の行方など謎は残る
そんなわけで最後までクリアしきったわけですが、全ての謎が明かされたわけではありません。
グレイブピラーの創造主がなぜマザーを置いて消えていったのか。
キーライフルをアキュラに送ったのは誰なのか、明かされないまま終わった設定もあります。
創造主=イプシロンではないかと推測は出来ますが、はっきりと描かれたわけではないのでなんとも言えません。
ただどう見ても・・・。
ハード開始前の転送装置もなんだったのか不明のままです。
ここは考察の余地を残したというところでしょうか?
イプシロンについては3戦目開始前にイベントがなく、ボス戦のみのステージとなっており、いささ味気なさを感じる部分もありました。
また彼とマザー以外の墓守は特に会話もなく襲ってくるだけとなっており、こちらも戦う理由付けが何かしら欲しかったところです。
エンディングで魂が消滅して成仏していくみたいな一枚絵があったんですけどね。
ハード攻略を成し遂げる価値はある。
ここまで語ってきたように非常に難易度の高いハードモードですが、ノーマルでは救うことの出来なかったヌルちゃんを救うために、ハードモードを攻略する価値はあると言えます。
思えばこのシリーズでヒロインが一人も死ぬことなく終わることができた作品はこれが初なので、その対価として高いハードルを設定するのは、シリーズを通してみた場合間違いとも言えないかもしれません。
どうしたって賛否分かれかねないこのモードですが、ヒロインを救う手段を用意されている時点で、シナリオ的な意味では今までのシリーズより優しいのかもです。
ヌルちゃんを救いたい、我こそはというプレイヤーは挑戦してもいいのではないでしょうか?
というわけで今回はこのへんで!
お読みいただきありがとうございました!
コメントを残す