皆さんこんにちはロクメガです。
長いこと続けてきたこの白き鋼鉄のX2に関するシナリオの感想シリーズも今回で最後になります。
今回語るのはラスボスたるマザーについて!
目次
天上の楽園2・・・なんか怖いぞ・・・?
イプシロンを撃退し、ヌルの犠牲を持って塔の最上階に待ち受けるマザーと戦うことになったアキュラ達。
ただ・・・なんか・・・。
空間が割れて穴が開いて、空は赤紫色に染まり、雨のようなものが降り注いでいる。
なんでこんな状態になっているのか・・・?
考えられる可能性としては
1.ブリガド君のターミナルデストラクションで爆破された影響。
2.マザーが暴れた後。
このどちらかが考えられるかと思います。
ぶっちゃけブリガドくんの可能性はある意味一番現実的でわかりやすいのですが、その一方でマザーが暴れた後というのも考えられないことではないかもしれません。
マザーはこの世界に嫌気がさして、グレイブピラーもろとも世界の破滅を望んだわけですが、自らに与えられた役割のためそれができなかった。
しかし、何らかの形で中途半端に世界を破壊しかけた可能性も十分考えられるような気もしています。
現状のマザーに戦闘能力があったのかどうかは不明ですが、全くなかったとも考えられません。
そこまでインティが設定を考えているかどうかは不明ですが、色々と想像が捗りますね。
あとゆらゆらと浮遊しているこのステージにしか出てこない雑魚的の存在も何気に気になりますね。
何となく何を表現しているかはわかりますが、はっきりと「なにを」とは言い表せない何かを感じますね。
一番近いのはやはり、ラスボス第一形態の姿のコピーでしょうか?
今のラスボスに自分のコピーをあんなに可憐な服装にするような精神的余裕があるとは思えませんが、もしかしたら過去に自分が来たことのある衣装を着せているのかしらん?
このステージ限定のこの雑魚に関しては会話も何もないため、これまた色々と想像が捗りますね~。
ラスボス マザーに乗っ取られたコハク
コハク救出のためについにマザーと相まみえることになったアキュラ。
マザーはマスターにより環境保全と人類復興の使命を与えられたけれど、マスターが帰ってこない上に、あらゆる手段を使っても人類復興を果たすことができないことに疲れ果てていました。
その使命を越権するためにコハクの肉体を使うことで、彼女はこの世界の破壊をもくろむことになります。
ラスボス撃破後に分かることですが、このラスボスの正体、どうやら異世界のROROとみて間違いないようです。
そしてマスターとは、恐らくこの世界のアキュラ。
この世界のアキュラがこの世界のROROを残して姿を消してしまった理由についてはハードを攻略しても明らかになりませんでした。
この世界のアキュラは自分の声さえもう、届かないと半ばあきらめの境地に達しているようで、お互いそう遠くない位置にいるのに声が届かない・・・そんな状況に陥っているようでした。
遊戯王のペガサス・J・クロフォードの「二人の魂はこんなに近いのに、その声は届かない」みたいなセリフを思い出しますね。
この二人の間に何があったのやら・・・。
そして彼女の絶望も理解できなくはありません。
自分だったらと思うとね・・・。
そして彼女の戦闘スタイルは、どうやらガンヴォルト爪時代のアキュラのようです。
ガンヴォルト爪のEXウェポンにしか見えない技の数々を撃ってくるあたり、そういうデータは残っていたようです。
原型をほぼそのままとどめているのはワイドサーキットと、プリズムブレイクかな?
爪でのひっかき遠距離攻撃はアバランチソードっぽいですが、形はちょっと違いますね。
ワイドサーキットは結構愛用していたので、思い出深いです。
ただこのラスボス第一形態、ハードでも分かりやすい予備動作をしてくれるので、ノーダメージクリアはかなりやりやすい方。
配信しながらだと集中力が散漫になりがちなので余計に難易度が上がってしまっておりましたが、割と何とかなるものです。
スペシャルスキル ATTACK CODE:SS
そんな彼女のスペシャルスキルはアタックコードSS。
左右にトゲを配置した状態で横→横→斜め→縦×2回の連続攻撃を行う技!
ノーマルだとごり押しでどうとでもなったけどハードだとこれかわせないと攻略はあきらめたほうがいいレベル!
完全回避は難しくはないけど、配信だとしゅうちゅ(ry
ハードだとさらに左右のトゲも上下半分ずつ互い違いに襲ってくるというオマケも付いてくる。
タイムフリーザーを使うべし!
あとSSという単語はやっぱりSTRIKE SAWでしょうか?
このROROちゃんどんだけアキュラが好きやねんw
お決まりの第2形態!
もちろんこのマザーとの戦いはさらなる戦いの前哨戦に過ぎない!
第2形態との戦いがここから始まることになります。
そしてこの第二形態は無限に出てくる大人RORO(?)の幻影を倒して、本体を攻撃するという流れになります。
本体のライフポイントは非常に多く、多くのプレイヤーはガトリングスコールでガリガリと削ったのではないでしょうか?
ハードだとコードも使えない、レベルも1のままなので、激しい攻撃を適切に回避してダメージを与えながら、集中力を切らさずに戦い続けることになります。
因みに彼女の撃破のためだけに配信を行いましたが、攻略にかかった時間は一時間ほどになりました。
練習時間含めたらもっとかかってますね。
全部で大体5時間くらいかけて彼女を倒したことになるのかな?
少しでも攻略時間を削るために立体映像はラピッドリッパー、本体はガトリングスコールと私は使い分けていましたね。
第二形態の攻撃は、X4のフロストタワー、ロックマン2のエアーシューター、ロックマンZXAのカイゼミーネの攻撃と思しきものもあり、見ていて色々な思いが駆け巡りました。
完全オリジナルと言えそうなのは雷攻撃くらいかな?
と思いきやZXAのローズパークの技ではないか? とのご指摘をyoutubeのコミュニティの方でいただきました。
ご指摘・コメントありがとうございます
各種攻撃は予備動作(?)として背景の色が変化するという特徴があって、次の攻撃に備える準備をさせてくれるあたり、こちらもある意味優しいといえば優しいボスだったと思います。
スペシャルスキル IDEA CODE:RAIN
このゲームにおける最後のスペシャルスキル。
技名の由来は不明。
ウィキペディアによると「イデア」という単語はギリシャ語で「見る」「見られる」といった意味があるらしいです。
同時にものの姿、形を意味しているとされています。
つまりこれは・・・雨の形をした攻撃・・・という意味なのか?
攻撃内容はアキュラの防御力をダウンさせたあとに雷撃攻撃を行うというもの。
ノーマルなら回復無限だからどうとでもなるけどハードじゃ(ry
割と大真面目にハードだと、ほぼノーダメージ状態じゃない限り完全回避は必須の技。
雷撃攻撃は予告戦の後に雷撃を行うと3回繰り返し、1回目2回目はともかく、3回目は右か左どちらかに回避場所が存在します。
どちらなのかは予告線が出てこない限りわからず、出て来てから回避行動を始めていたのでは間に合わないため、事実上運ゲー!
画像では予告線に向かって突っ込んでますが、これは予告線が出てからの判断では間に合わないため、あたりを付けて動いているわけです。
しかしこの状態はもう完全に手遅れでした。本当にここは運ゲーだったように思います。
厳密にいえば物凄い反射神経でと正確な動きで、予告線直後に動いてブリッツダッシュで回避場所まで行ける人とか、確実に回避できる代わりに難易度の高い完全回避手段を用いれば運ゲーにならずに済むとは思います。
しかし、大半のプレイヤーにとって、ハードでのこの技の完全回避は運ゲーに感じてしまうのではないでしょうか?
私もこの技の回避は運と集中力との戦いだったので、回避成功後は一呼吸おいてから倒しきりました。
世界を跨いでであうアキュラとRORO
撃破されたマザーは自分を倒した存在に対して、マスターの面影を見たようです。
世界のリセットという狂気に取りつかれてしまった彼女にとって、目の前のアキュラの姿をした何者かの存在を気にしている余裕はなかったようです。
しかし彼女の心の中で、彼女はマスターの面影を重ねていたのではないでしょうか?
因みにハードだとこの時のセリフは別のものとなっております。
ノーマルのマザーとは戦う必要もなくハードに行けてしまうことを考えると、マザーはハードで再びアキュラが上ってくることを待っていた可能性が考えられます。
ノーマルでアキュラが再びグレイブピラーを登ってくる間に、自分が見たマスターそっくりな人物の正体を見極めようとした・・・そんな可能性が考えられるのではないでしょうか?
なんにせよこの世界のROROが救われる道は・・・ないわけではないですが正史とされるエンディングのことを考えたら存在しないことになるでしょう。
この世界の設定については謎が非常に多いですが、公式がこの世界の設定を今後どこまで掘り下げていくのか、注目していきたいところです。
三種類のエンディング
さて私が確認しているなかで本作のエンディングはどうやら3種類存在するようです。
一つはノーマルモードをそのままクリアした時に見られるエンディング。
アキュラとコハクは無事元の世界に戻り、ヌルは犠牲になったままのエンディングになります。
プレイヤーも想像できた最もベターなエンディングと言えるでしょう。
因みにマイナーズの子供達とブレイド姉さんの出番はここだけ。
仕方がないことだけどセリフすらないのはちょっと寂しいw
二つ目のエンディングがノーマルバッドエンド。
ノーマルモードでラスボスを倒した後、なぜか攻撃判定が発生しているコハクを当たり判定がなくなるまでダメージを与えた後に接触することで見られるエンディングになります。
マザーがコハクに乗り移り、見た目はコハクでも中身はもう一人のROROになるというエンディングです。
マザー=この世界のROROにとって唯一の救いがあるエンディング。
因みに配信では怖いという意見が出ておりましたが、私はそうきたか~!
と膝を叩いて笑っておりましたw
バッドエンドとは言うけれど、マザーはアキュラに奉仕したいだけだったわけで、結果的にこうなっただけなら単純にバッドとも言い切れないエンディングのように思いますなぁ~。
因みにこのエンディングだとスタッフロールがセピア色になります。
そしてもう一つのエンディングがハードクリアで見られる真のエンディング。
ワーカーたちが成仏(?)していくかのような絵が表示され、アキュラとコハクはヌルに、一緒に元の世界にいくことを提案します。
その答えははっきり開示されないまま終わりましたが、ご想像にお任せしますという形で、余韻をもたらしてくれたエンディングであるともいえます。
頑張ってハードを攻略した甲斐のあるエンディングであるともいえます。
因みにハードではバッドエンドは発生しないらしいです残念w
クリアしての感想
改めてクリアしての感想を述べます。
正直ノーマルは配信のコメントでも見ましたが本当にチュートリアルという感じで、ハードが本番という作りになっているように感じました。
ハードを攻略して達成感もひとしおでしたが、同時にしんどい戦いからの解放感も大きかったです。
個人的にエンディングはどれが正史でもまぁいいかな~? っていう感じでした。
ただハードのエンディングはそのままノーマルにも繋がるエンディングともいえるので、二つのエンディングを合わせて一つのエンディングであるようにも感じました。
なんにせよこのゲームのハードはもうやらないかもですw
ただノーマルはノーマルで温すぎるので、中間の程よい難易度が欲しくなってしまいますなぁ~。
というわけで次はDLCが出そろったあたりでプレイした感想でも書こうと思います。
というわけで今回はこの辺で!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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