ロックマンX7のキャラクターをまとめた記事です。
個別記事がないものも多いですが、これから追加していく予定です。
※このブログではロックマンシリーズの記事を多数書いております。
※ロックマン関連記事は下記リンクを参照してください。
目次
エックス
ロックマンX7の主人公。担当声優は森久保祥太郎さん。
ライト博士が制作した純粋な戦闘用ロボットであり、人間と同様の考え方ができるという特長を持つ。
X7では武力で解決することに疑問を覚え、第一線から退いてしまうため、ゲーム開始時点ではプレイアブルとして使用できない主人公となる。
他にゼロくらいしか戦えるものがいなかったらしく、イレギュラーハンターは弱体化してしまい、代わりにレッドアラートが目立ち始めた。
本作とその前後であるX6とX8では別人のように描かれてしまっており、その過程の描写も不足しすぎているためかなり唐突な印象を受けるプレイヤーも多いのではないだろうか?
ヒステリックにアクセルに怒鳴り散らしたり、敵味方を問わず正論でだんまりするなど、キャラ描写という面でかなり悪く描かれてしまっている。
キャラ性能の面で言えばチャージショット周りが非常に強力となっており、ステージ攻略もボス戦もチャージショット一つでどうとでもなるくらいの強さを持っている。
本作で得られるアーマーはグライドアーマー。
さらなる詳細については以下の記事を参照ください。
ゼロ
X7のもう一人の主人公。
本作で最初から使用可能なキャラクターの一人。
声優は置鮎龍太郎さん
前線を退いたエックスを否定も肯定もせず、黙々とハンター業務を行っていた模様。
オープニングでアクセルの次に操作することになる。
エックスが戦えないため、序盤は必然的にアクセルとコンビを組んでゲームを進めていくことになる。
このためアクセルを通じてレッドアラートのことを知っていくこととなり、同時にアクセルと少しずつ友情(?)や信頼関係を結んでいく。
ゲームの性能でいうなら、
極めて劣悪な操作性を、飛び道具系のラーニング技で補っている
という感じで弱くはないがどこか歪な性能をしている。
どうしてこうなった・・・?
さらに詳細は下記の記事を参照。
アクセル
X7で登場した第三の主人公。
バウンティ・ハンター加入前の経歴及び記憶が不明。
声優は高山みなみさん
非常に複雑な設定や背景を色々持っているが、それらをきちんと明かす前に打ち切りになってしまったため、彼にまつわる謎は現在でも謎に包まれており、今後も多分明かされることは無いと思われる。
バウンティ・ハンターにて自警団をしていたが、仲間達が自分達のパワーアップのために罪のないレプリロイドまで襲い始め、良心の呵責に耐えられなくなってバウンティ・ハンターを抜け出しイレギュラーハンターに入った。
性能面ではチャージショットが打てないエックス。
- ほかローリング、
- ホバリング、
- コピー能力、
- 特殊武器についてくる専用武器三種
といった独自の性能を持ち、多少なりとも差別化は意識して制作されていたようである。
デフォルトでは基本エックスの下位互換だが、ステージセレクト画面から行けるオプションでオート連射をオンにすることで初めて攻撃面での差別化が活きてくるキャラ。
特殊武器はエックスと全く同じ。
他詳細は下記の記事を参照。
エイリア
X5から登場したオペレーター。
声優は笠原留美さん
元はレプリロイド工学研究員で、その能力を買われてイレギュラーハンターのオペレーターとして引き抜かれたという経緯を持つ。
X6の頃と違って会話の内容はちゃんとステージ攻略に役立つ情報をくれる。
セリフの量こそ多いがボイスの量で言えば多分シグナスより少なく、良くも悪くも目立たない立ち位置に収まっている。
通信を無視していたプレイヤーにとっては本当に目立たない存在だったかもしれない。
エイリアについての詳しい記事は下記リンク先を御覧ください。
シグナス
X5から登場したイレギュラーハンターの総監。
声優は故鈴置洋孝さん
現存するレプリロイドの中で世界最高レベルの精密度を誇るCPUを持っており、その頭脳(?)でハンター組織を指揮統括する・・・という設定があるが、描写に活かされることはほぼ無い。
戦闘能力がなく、作中でもあまり目立たないフレイバー的なキャラだが、本作では暴走気味のエックスを諭し、アクセルを育てるよう提案するなど、地味に重要なことを言っている。
シリーズを通してのシグナスについては下記の記事を御覧ください。
メガ・スコルピオ
本作のオープニングボス。
アクセルを取り戻すためにバウンティ・ハンターが送り込んだ刺客。
弱点は顔。
ロックオン対象が体と顔で存在しており、妙にダメージを与えづらい。
後にロックマンXDiVEにも登場し、しかも喋った!
8ボス
ここからは本作のメインとなる8体のボスについてです。
フレイム・ハイエナード
ハイエナ型レプリロイド。
声優は高木 渉さん。
二つ名は狂乱の炎纏いし戦士
イレギュラー化が進行しているらしく、作中で苦しんでいる様子が描かれている。
ウィルスによるイレギュラー化なのか、別の理由によるものなのかは不明。
エックスは彼に何が起きているのか理解しているらしい。
どうでもいいけど彼のセリフは誰と会話しても全く同じだが、全部個別に収録されているため高木さんの演技を聞き分けてみるのも面白い。
バトルはガゼル型メカニロイドの上で行う。
倒し方がわからないとかなりの強敵。
特殊武器はサークルブレイズ
ラーニング技は爆炎陣
またアクセル専用武器、ダブルバレットを所持
バニシング・ガンガルン
カンガルー型レプリロイド
声優はエイリアと同じ笠原留美さん
二つ名は無垢な暴れん坊
アクセル同様子供のような性格。
X8にも出てたらパレット・アクセルでトリオが組めたんじゃないかと思えるような性格。
カンガルー型ライドアーマーに乗っており、それを破壊してから本体と戦うという関係上、他のボスよりライフが多い。
また本体はかなり小さく、常にぴょんぴょん飛び回っているため倒すのに時間がかかる。
高難易度だとさらに時間がかかるため倒し切るまでに指が疲れる人もいるかもしれない。
特殊武器はエクスプロージョン
ラーニング技は波断撃
また、アクセル専用武器、Gランチャーを持つ
トルネード・デボニオン
玉ねぎ型レプリロイド。
二つ名は踊る暗殺者
声優は高木 渉さん
まさかのモチーフが食品である! 多分ヘチマール以来?
ゼロとアクセルとの会話の際は完全にギャグだが、エックスのときだけシリアスになる。
ギャグやってるときは正気じゃないっぽい?
玉ねぎの皮のような装甲を様々な形にして攻撃してくる。
特殊武器はボルトルネード
ラーニング技は雷神昇
また、アクセル専用武器、レイガンを持つ。
スプラッシュ・ウォフライ
魚型レプリロイド(トビウオ+テッポウウオらしい)
二つ名は蒼海からの追跡者
声優は故鈴置洋孝さん
イレギュラーハンター達に対しては見下すような態度を取り、アクセルに対しては元々中が悪かったためか、この機会に破壊しようと目論んでいる。
アクセルからは卑怯者呼ばわりされているが実際逃げては後ろから現れて攻撃してくるというのを繰り返すため確かに卑怯・・・。
このゲームのボスの中で数少ないマトモに弱点が機能するボス。
特殊武器はスプラッシュレーザー
ラーニング技は水烈閃(+Dグレイブ)
ソルジャー・ストンコング
ゴリラ型レプリロイド
担当声優は玄田哲章さん
二つ名は深緑の豪腕鉄人
レッドに対して忠義が厚いらしく、レッドの命令に従う形でハンター側と対峙する。
歴戦の勇士らしく、セリフの一言一言に重みがある。
ステージセレクト画面でカーソルがデフォルトの位置に存在するボスであるためか、攻撃の一つ一つが隙だらけであり、恐らく公式も最初に倒すボスとして設計したと思われる。
実際誰で戦っても楽に勝てる。
特殊武器はガイアシールド
ラーニング技は獄門剣
ウィンド・カラスティング
烏天狗型レプリロイド
二つ名は黒翼の好敵手
声優は森 功至さん。
二刀流とミサイルで戦うボス。
操作キャラによって反応は三者三様。
アクセルとは言葉をかわさずともお互いのことをわかり合っているかのような反応を見せる。
ターゲッティングしていても弱点で画面奥にいる彼を狙うことはできないが、チャージショットなどの通常攻撃は普通に届いてしまうので、弱点が弱点として本当に機能しない。
特殊武器はウィンドカッター
ラーニング技は双燕舞(Vハンガー)
スナイプ・アリクイック
アリクイ型レプリロイド
二つ名は電子迷宮の管理者
声優はシグマでおなじみ麦人さん
このゲームのボスの中ではひときわ回避させる気のない攻撃を多用するボス。
ステージも3D化+重力反転により非常に攻略が難しい。
なんでこんなステージを3Dにした・・・?
一応データ上で戦うことになるわけだが、じゃあ本体は・・・?
特殊武器はスナイプミサイル
ラーニング技は飛影刃
ヘルライド・イノブスキー
猪型レプリロイド
二つ名は驀進熱血漢。
声優はストンコング同様、玄田哲章さん
誰で行っても会話がギャグになるボス。
タイマンで戦うことを自ら提案しつつ、リングの外に待機している仲間に援護されて戦うあたりウオフライより卑怯なやつ。
ライターとボスの戦い方のすり合わせが出来てなかったんだろうか?
特殊武器はムービンホイール。
ラーニング技は斬光輪
モルボーラー
X1以来久しぶりに登場した中ボス。
本作ではステージ開始地点からこいつに追い回され、最後に決着をつけることになる。
恐らくファンサービス的立ち位置のボス。
レッド
本作で登場したレッドアラートのボス。
声優は大塚明夫御大。
非合法ながらイレギュラーハンターや一般レプリロイドからも一目置かれる組織を作り上げ、各ボスとの会話内容からも、信頼を置かれているであろうセリフが多々ある。
サウンドトラックによると、レプリフォースの傭兵部隊に身を置いていたという。
スネークを意識したのかしらん?
アクセルを拾ったときのことは何も語りたくは無いらしい。
キャラクターとしての登場は本作限り。
戦闘時は本体より足場のほうがはるかに厄介。
縛りプレイでもしてない限りはゼロの飛影刃で戦おう!
シグマ
いつもの人。
「なんどでもなんどでもな・ん・ど・で・も!」
はファンの間で有名な名台詞。
X4、X5同様、復活の経緯が不明で、この時点ではもう存在自体がギャグや予定調和の域に達している。
アクセルにDNAデータを集めさせて自身のパワーアップを目論んでいたらしい。
第一形態
シリーズでも珍しい遠距離射撃攻撃がメインのシグマ第一形態。
ゼロがいれば安全地帯から飛影刃撃ってるだけで倒せる。
シューターシグマという呼び名が存在するが恐らく非公式。
このシグマのキャノン砲は後にロックマンXDiVEでデストロイヤーという名前の砲撃系武器として登場した。
第二形態
シリーズ史上最も巨大なシグマ。
X5のファイナルシグマWが完成していたらこうなっていたであろうと思わせてくれる姿をしている。
でかい割にその巨体を生かした攻撃は高速突進パンチくらいのもので、延々と遠距離から飛び道具ばかり撃ってくる。その巨体は飾りか?
海外の書籍ではプロフェッサーシグマという名前が書かれているらしい。
フォロワーさんから頂いた情報によると、X7での海外の書籍には第一、第二形態、ともにプロフェッサーシグマと記述されている。
さらに海外のファンが制作した動画にはオーガシグマと書かれている。
配信で当時カプコンさんに第二形態の名前を問い合わせた視聴者によると帰ってきた答えは「ただの第二形態」だそうな。
恐らくカプコンジャパンが設定した正式名称は存在しないものと思われる。
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