皆さんこんにちはロクメガです。
早いもので「ロックマン11 運命の歯車! ! 」が発売されて4か月ほど経ちました!
そしてつい最近、嬉しいことにこのロックマン11が世界累計87万本を達成したとカプコンさんから発表がありました!
いや~8年ぶりの最新作でここまで行くとは・・・!
3年ほど前にでたロックマン クラシックス コレクションも100万本を突破しており、このまま順調に売り上げを伸ばし続ければ、きっとミリオン突破も夢じゃないかもしれません!
ここまで売れたら、ロックマンの何等かの続編が出ることも十分に予想できます!
なので今回はロックマンの今後や私が思った懸念について、少し語っていこうと思います!
世界累計は凄いが日本では・・・?
とまあ、喜ばしいことは喜ばしいんですが、日本での売り上げに限って言えば、残念ながらそこまで凄く売れているというわけではありません。
ロックマン11の日本での初週売り上げはスイッチ版、PS4版の両機種を合計しても3万本弱!
好調とは言えない売り上げからスタートしました。
勿論DL版などは含んでいないためこれが純粋な売り上げの数字ではないことは明らかですが、やはり長年のファンとしては辛いものがあります。
ロックマンユニティのウッチーさんと小田ディレクターのインタビューでも、日本に限って言えば期待していたほど売れていないという旨の会話が出ていました。
しかも12月の頭の記事です。
これは日本人の気質と、日本人であるが故に、カプコンさんの動きがまるわかりになってしまっていたことに起因しているような気がします。
日本人の気質とは、趣味を卒業するという珍妙な概念があることです。
かつてロックマンのファンだった人はたくさんいたかもしれませんが、ゲームを卒業したことによって、ゲームそのものに興味がなくなってしまったのかもしれません。
あえて悪い言い方をすれば、懐古はあてにならんということです。
よって日本において必要なのは、新規ロックマンファンの獲得となるのですが、こればっかりは口コミとかで広めていくしかなさそうです。
またカプコンさんの動きは我々日本人が一番よく分かっているわけですが、ほんっとうにこの5年ほどの間はカプコンさんは多方面から顰蹙を買いまくってました。
ロックマンDASH3、メガマンユニバース、メガマンオンラインといった色々なロックマンの企画が潰れ、25周年ではロックマンXoverを出したものの、見事に失敗。
コーエーテクモにはいちゃもんで裁判をふっかけ、とあるゲームのプロデューサーは多方面に多大な迷惑をかけまくっておりながらそれを咎めずほったらかし。
バイオ6も微妙な出来・・・とまぁこの5年間はプレイヤーから嫌われたいのか?
と思われても仕方のないことをたくさんやっていたわけです。
おまけに事実上カプコンのトップである会長は、「クリエイターは使い捨て」みたいな発言をしていました(今は反省したのか真逆のことを言っている)。
こういった負の側面を見せられたプレイヤーとしては、やっぱり素直に信用できなかったものがあっても仕方がないかもしれません。
しかしバイオ7 が世にでたあたりから評価を盛り返し始めたような気がします。
そこからロックマン11へとつなげていき、肝心のゲームの開発力を改めて見せつけてくれました。
残念ながらロックマン11が世に出た頃にはまだ信用を取り戻しきれておらず、それが日本での売り上げに繋がってしまったような感じがします。
カプコン側の長年ため込んだ負債が、ロックマン11開発スタッフに伸し掛かっていると思うと、苦しいものがありますね。
海外よりも日本のロックマン11はお値段が高かったことも、売り上げに響いたのかもしれませんね。
まぁ正直日本人は良いものを安く買いたたきすぎなので、少しくらい多めに出してもいい気はするんですけどね。
国内売り上げ不振による懸念
今回の国内での売り上げ不振は一部のロックマンの展開にとって一つの懸念を残してしまいました。
それはRPGロックマン(EXE・流星)の続編復活はないかもしれないという話です。
私はこの二つのシリーズは現在プレイ途中で、最後まで全てプレイしきったわけではありません。
アニメも最後まで見るつもりですが、現在視聴が止まっております。
少しずつ見ていくんでその辺はご勘弁していただくとしてですね。
RPGロックマンって海外じゃ凄い影が薄いんですよ。
前述のように日本人は趣味(ゲーム)を卒業という概念があるから、古いファンはどんどんいなくなり、客層が入れ替わります(私の勝手な分析です)。
海外では私なんぞより10個も20個も年齢が上の高年齢ゲーマーにさえ、ロックマンファンがいるんです(割とマジで)。
そういう人たちは恐らく初代ロックマンの誕生からずっとロックマンを見続けてきた人達で、懐古でありながら今でもロックマンを愛し、そしてこういう時に支えている人達なのだと思います。
何が言いたいかというと、海外勢の方々は安易にファンを止めたりしないから、2Dロックマンの需要が衰えることはないということです。
日本じゃ新しいものが出てくると、どんどんそちらへ乗り移っていくので、古い作品が淘汰されていってしまう。
日本人の、今でもファンでい続けているプレイヤーの数では、ロックマンを支えることができないわけなんですね。
それはロックマン11の売り上げという形ではっきり数値化されました。
それを支えるべき古くからのファンも、新規のロックマンファンもそんなに多いわけではないのです。
EXEも昔は大人気でしたが、完結して流星にバトンを渡しました。
しかしそのバトンは流星で止まってしまった。
つまりRPGロックマンが復活できる可能性は現状のロックマン11の売り上げ状況では恐らく不可能に近いのではないかと思います。
まぁ、最初から赤字のDASHシリーズや、開発会社が外部のインティクリエイツさんだった関係で、続編が絶望的なZX
と比べたら、復活のチャンスが今回与えられただけましなのかもしれませんが・・・。
また、もう一つ大きな懸念があります。
そもそもこの数字は純粋なものなのか?
ロックマン11は今後のロックマンの続編が出るかどうかを占う重要なタイトルです。
この作品の売り上げがブランド続行の鍵を握るという状況だったわけです。
悪く言ってしまえば初代ロックマンが好きじゃない人からすれば、ブランド全体が人質に取られたようなものに近かったわけです。
勿論公式に悪意があったわけではないだろうし、そうなるように仕向けたわけでもないでしょう。
あくまで偶然そういう状況になってしまっただけです。
流星の終了、三つのロックマンタイトルの開発中止、Xoverの失敗とロックマンブランドの沈黙。
そこから復活させるのに、全世界でのアンケート調査、クラコレの売り上げ、グッズの継続的な売り上げ。
そういった非常に多くのハードルを乗り越えてようやっとロックマン11がブランド復活ののろしを上げるタイトルに選ばれたわけです。
同時にそういう状況であるがゆえに、ロックマン11が重要なタイトルとなってしまったわけでもあります。
カプコンさんだって慈善事業じゃないんだから売れないタイトルの続編なんて出せはしませんしね。
しかしプレイヤーからすればやはりこの状況はブランド全体が人質であることに変わりはないわけで、そういう状況下で発売されたロックマン11が純粋に売れたのかは疑問が残るところなんです。
これが今後のロックマン復活にとって足かせにならなければいいのですが・・・。
勿論ファンとしては純粋に売れたと信じたいです。
この懸念は個人的な分析によるものです
色々話してきましたが、この懸念はあくまで私の分析によるものにすぎないので、正しいかどうかはわかりません。
しかし、現実味は割とあると思ってます。
まぁ、きちんと完結しているEXEなら復活なんてしなくてもいいかもしれません。
私自身、悲しくてもいい余韻を残して終わったロックマンゼロシリーズに、今更復活してほしいとは思っていません。
仮に復活したらその余韻が台無しになってしまうと思っていますし。
何より完結してバトンを次代に明け渡したのならば、それはそれでいいだろうと思っています。
ただ流星に4以降の構想があったのかどうなのか。
そしてあったのなら何らかの形で復活してほしいという気持ちはあります。
正月休み使ってがっつり流星プレイして割と楽しんでましたしね。
またロックマンEXEは似たようなシステムを用いて、スピード感を増した、One Step From Edenという作品が開発中だし、EXEのシステムを利用した作品がプレイしたいというならそちらをプレイしてみることを考えたほうがいいかもしれないと思ってます。
One Step From Edenトレイラー
それでも87万本という数字は凄い!
ロックマンでミリオンを達成したゲームといえば、ロックマン2・3・X1・エグゼ4・クラコレといった感じなので、ロックマン11もその系譜に加わることができれば今後のロックマンは戦っていけるのではないかと思っています。
何にせよ世界的にこれだけ売れれば間違いなく何らかの続編は出ることでしょう!
恐らくはロックマンXの続編が!
あ、そうそう! アニコレは1
と2
両方合わせて90万本以上売れたそうです!
これは中々期待できる数字なのではないでしょうか!?
今年はワンダーフェスティバルの会場で、ファルコンアーマーのフィギュア化が発表されましたし!
今年は本格的にXが再始動の時かもしれません!
ワンフェスなう!
なにー!千値練さんが
清水栄一さんverの
ファルコンアーマー商品化決定ですと! #wf2019w #ワンフェス2019冬 #ワンダーフェスティバル2019冬 pic.twitter.com/BiRQhlQWam— ウッチー(ロックマン公式)@「ロックマン11」発売中!! (@ROCKMAN_UNITY) 2019年2月10日
他にもワンフェスではこんなフィギュアが販売されていたそうです。
いきまーす! WFディーラー10周年記念に、ずっと再現したかった
『ハイパーチップ エックス × パーツカプセル』(ロックマンX3)をご用意しました〜^^!
詳細はリプ欄に。ご確認、宜願です!#wf2019w #ロックマンX https://t.co/NgSPf7zXEA pic.twitter.com/3cErKEMtIm— HYO(フィギュア製作)WFありがとうございました! (@madhands_tweet) 2019年2月6日
やべぇってこれ・・・。半公式やで・・・?
これは欲しいと思いました・・・!
しかし時間もお金もなかった! 来年までにお金と時間確保できるようにしておかないと!
カプコン側の新作告知はまだないが・・・。
続編について土屋Pプロデューサーは、
「企画が動いているわけではありません。しかし全く用意していないわけでもありません(要約)」
といったことを語っておりました。
非常にあいまいな言い回しですが、恐らくこういう言い方をせざるを得ない理由があるのではないかと思っております。
以前動画でも言ったかもしれませんが、初代と来るなら次はXだろうと思うわけですね。
ロックマンXの今後について色々予想した動画
動画で大体私の予想は語ってますが、今後があるとしたら十中八九X9がでるのではないかと思っています。
イレハンX2でのリブートも考えられないわけではありませんが、当時は本当に売れませんでしたからね~・・・。
X6以降ゴチャゴチャになってしまったシナリオラインを筋の通るように正して、イレハンX9まで繋げてほしいという願望はあります。
しかし、Xシリーズだけで10年引っ張ってしまうわけなので、流石に厳しいと思います。
なので一番現実味があるのがX9だと予想してます。
個人的な私の願望
今後どのようにロックマンを展開させていくのかはカプコンさんのみぞ知る話なので、まだまだ分かりません。
私個人としては、ロックマンXoverをここいらでリブートするべきではないかと思ってます。
とはいってもスマホアプリではありません。
新作として、すべてのロックマンが一つの作品に集い、ファンが一つになる必要があると思ってます。
これツイッターでは何度か口にしてるんですよね。
レースゲームであるバトル&チェイスの続編としてすべてのロックマンが揃ってもいいし、何らかの形でロックマン達が揃う雄姿が見たいのです。
よりによってそれが実現したのがスマブラっていうのは、海外の人でさえ苦言を呈していたことだったりするんですよね。
ロックマンが外部出演するといつも少ない枠を取り合う形になってしまいますし、ここいらでロックマンだけのお祭りゲーを出してもいいのではないかと思っております。
ロックマンファン同士が喧嘩せずに遊べるゲーム。
難しいのかもしれませんが、今でもそれを願ってます。
というわけで長くなりましたが今回はこれにて。