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白き鋼鉄のX2 シナリオ感想 慈悲深いオートクロムくんと動き出すイプシロン

皆さんこんにちはロクメガです。

 

白き鋼鉄のX2発売からはや一ヶ月。

 

未だにこのゲームの記事を書き綴っておりますが、やり始めた以上最後までやりきりたい性分なので、お付き合いいただければ嬉しく思います!

 

今回はオートクロムくんとラボブロックについて。

 

 

 

6ボスが一人になり動き出すイプシロン

 

ロックマンでいう8ボスはこのゲームでは6体なわけですが、最後の一人になったことで、物語はあらたな動きを見せ始めます。

 

二度の敗北を喫したイプシロンが、マザーを目覚めさせたわけですね。

 

マザーのセリフによると、彼女は作業端末が接近すると自動で動き出し、それ以外は眠っていたみたいです。

 

 

イプシロンとマザー

イプシロンとマザー

 

この世界の事情および、ラスボスのことを考えると彼女は自らの意思で眠りにつき、本当に必要なときだけ目覚めるようにしていたのではないかと思います。

 

おそらくその必要なときというのは、イプシロンの接近・・・な気がしますが、これは考えすぎかな?

 

この時コハクの存在を見つけたマザーはイプシロンにコハクの誘拐を指示!

 

グレイブピラーのバリアの解除、イプシロンの蘇生は彼女の接近が原因であるとマザーは言います。

 

どうにもワーカーは人間との接触で何かしら発動したり起動したりするものがあるようですね。

 

この時マザーはROROロロの存在には一切言及しませんでした。

 

そして最後まで異世界のROROロロに対して反応しませんでしたが、内心どう思っていたか気になるところです。

 

コハク

コハクの存在を確認するマザー

 

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オートクロムくんのステージは何かを研究する場所?

 

そんなわけで最後のステージラボブロックが始まるわけですが、こちらは過去のインティ作品で似たようなステージが見受けられないかな?

 

オリジナル色が強いと言えるかもしれません。

 

近いのはロックマンゼロ4のヒート・ゲンブレムのステージにあった灼熱粒子砲のようなレーザーがあることでしょうか?

 

レーザー

軽微なロクゼロ要素

 

あとはアキュラのもつブレイクホイールで回すことができる歯車があり、ステージギミックを動かすことが出来たりします。

 

ちなみに私は最初ROROロロのセリフをちゃんと聞いておらず、強引に突破しようとしたり的はずれなことをしまくってましたw

 

巨大なレーザーが照射されまくってるところを見るとこのステージはレーザー研究所のようにも思えます。

 

まぁあんなデカイレーザー何に使うのか疑問ではありますが、オートクロムがレーザーによる攻撃を得意としていることから間違いないかもしれません。

 

レーザー研究所と聞くとX6のシールドナー・シェルダンステージを思い出しますなぁ~。

 

同じレーザーをギミックに用いていると言っても、使われ方が違うのは興味深いところです。

 

しかしこんなところでレーザー研究して何に使うのだろうか?

 

歯車

ブレイクホイールで動かす歯車

 

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なにげに分かりにくい中ボス

 

ラボブロックでも中ボスが出てきます。

 

このボスもなかなかオリジナル色が強い気がしますね~。

 

攻撃できるユニットが一度に6つも出てきていますが、攻撃するべきユニットは一つだけ。

 

初プレイだととりあえず全部壊すというプレイヤーも多いのではないでしょうか?

 

私も初プレイ時は適切な動きがわからず、とりあえず画面内に攻撃可能な全てのユニットに可能な限り攻撃しておりました。

 

よく見ると破壊して意味のあるユニットにはゲージが表示されているんですね。

 

それを一定数破壊すればいいわけですが、何も説明がないから初見じゃわからんよ・・・。

 

中ボス

破壊するのは一つだけ

 

電撃、3wayスリーウェイ、ボムの三種類の攻撃をしてきますが、電撃攻撃は範囲が広く攻撃力も高いため、とりあえず下段左右のどちらかだけでも先に破壊して逃げ場を作っておくといいでしょう。

 

いや~久々にわからん殺しでしたw

 

ハードだと本当に僅かなダメージでも致命傷になりかねないので、ライフ管理と攻撃対象の見極めはかなり重要になることでしょう。

 

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オートクロムくんはヴェスパのお兄様

 

オートクロムくんの口から衝撃(?)の事実!

 

オートクロムくんはヴェスパのお兄様だった!

 

 

兄妹機ということは製作者が同じというところでしょうか?

 

公式サイトによると、元々連携運用を想定して作られたけど、ヴェスパがオートクロムと張り合っていることから運用がなされたことがないんだとか。

 

製作者は何を思ってヴェスパをあんな性格にしたのだろう?

 

と思いましたが、6ボス含めてどのキャラもやたら人間らしさを持っていることから、性格は育っていくものと考えたほうがいいのかもしれません。

 

自我や性格を形成していく過程が人間と似たようなものだとしたら、彼女があんな性格になったのは誰のせいでもないと言えるのかな?

 

まぁプロペラ飛行が彼女のコンプレックスになっているらしいので、理由があるとすればそのあたりでしょうかね?

 

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一つ一つの動作はわかりやすい

 

真ん中に穴が空いているという性質上、落下ティウンの危険が常に存在するボス戦となります。

 

それを見越してかオートクロムくんの攻撃の間隔はかなり大きく空いており、かなり戦いやすく設計されているように思います。

 

彼に限った話じゃないですが、一つ一つの攻撃動作の始まりから終わりまでの動きが一定となっていて、攻撃パターンさえわかっていれば他のボスより楽に戦えると言えるのではないでしょうか?

 

バスターライズ

一つ一つの攻撃はわかりやすい

 

理解できてしまえばハードでもかなり楽に戦えるかもしれません。

 

実際ハードモードの配信でも、練習を重ねた成果を発揮してノーティウン攻略ができました。

 

ノーマルにおける彼の弱点はヴェスパのスピンチョッパーなわけですが、

 

すいません。ノーマルではガトリングスコールでした!

 

スピンチョッパーはハードでの弱点ですので、私の勘違いです!

 

私はノーマルハードとも、ブレイクホイールメインで戦い、弱点武器は使いませんでした。

 

特にハードでのスピンチョッパーは、攻撃動作が少し長めな上にロックオンした敵に当たるまで時間がかかるので、私には使いこなせませんでした。

 

キャラの動きが止まるEXウェポンは個人的に扱いづらさを感じているからなんですが、もしかしてそういうプレイヤーは少数派だったりするのかしら?

 

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SPスキル DOOMSDAY BLASTドゥームズデイブラスト

 

彼のSPスキルは左右に巨大なレーザー砲を召喚して、上から一発ずつ撃ち、最後に中央に向けて巨大なレーザーを放つというもの。

 

どこにあんなレーザーを隠し持っていたのか? と気になるところですが、実は彼本気になればもっと多くのレーザーでアキュラに攻撃できていたのではないかと感じる技です。

 

ドゥームズデイブラスト

SPスキル ドゥームズデイブラスト

 

オートクロムくんはレーザー兵器をある程度自由に使える権限がありつつも、必要最小限の戦力でアキュラを倒そうとしたのだと思います。

 

しかし想定よりアキュラが強かったので、全ての戦力を使うことはなかったのではないでしょうか?

 

なのでこのドゥームズデイブラストも、本当に本気だったわけではない・・・可能性があるような気がします。

 

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EXウェポン オプティックラウンド

 

正直に言うとこのウェポンだけ配信・プライベートを問わずあまり使ってなかったりします。

 

単純に私の気質にあっていなかっただけだと思います。

 

スピンチョッパーもそうですが攻撃動作の長いタイプのウェポンは扱いが難しいように思いますなぁ~。

 

なのであまり語れることは少ないのですが、どうにも攻撃より防御のために使うことが多いように思います。

 

オプティックラウンド

オプティックラウンド

 

敵の攻撃を先に破壊して接触ダメージを防ぐ・・・みたいな使い方をしている方が見受けられたので、おそらくはそういう使い方をすることが多いのかもです。

 

敵の攻撃は基本回避に集中することが多く、回避のためにEXウェポンで攻撃を行うという使い方をしてこなかったので、使う機会がなかっただけかな?

 

ちなみにアップデートでレーザーが太くなりました。

 

というわけで今回はこのへんで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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白き鋼鉄のX2 ブリガドくんの工場ブロックステージには懐かしさを覚える

こんにちはロクメガです。

 

今回も白き鋼鉄のX2について語っていこうと思います。

 

今回はブリガドくんの工場ブロックについて

 

 

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ロックマンゼロを思わせるステージその2

 

以前ヴェスパの記事にて、森林ブロックステージは、ロックマンゼロ要素が多いことは語りましたが、あちらほどではないにしろ、このステージにもそこそこにロックマンゼロ要素があることがわかります。

 

というか見覚えがあるギミックが多数仕込まれていると言いますか。

 

例えばこちらのギミックはロックマンゼロ3のプレイ経験がある方なら見覚えがあるステージとなっていることでしょう。

 

ロックマンゼロ3のギミック

ロクゼロ3のギミック

 

ロックマンゼロ3に登場したキュービットフォクスターのステージですね。

 

いや~本当に懐かしい。

 

残念ながらボスの属性は違うようですが、やはりファンとしては胸が熱くなる思いです。

 

さらに、このステージでは何やら運ばれているものがあります。

 

ロックマンゼロ2のギミック

ゼロ2で出たものに似ている

 

これは明確にロックマンゼロ要素と言えるものかどうかはちょっと判断が分かれるところです。

 

しかし、ロックマンゼロ2の工場ステージにあった、謎の溶けている鉄みたいなもののように見えるのは私だけでしょうか?

 

あちらと違って接触して即ダメージにはなりませんが、見た目通り破壊すると爆発するので、火薬かなにかを運んでいたように思えます。

 

この工場自体、何を生産している工場なのか疑問ですが、このステージだけ見る限り製鉄所のように思えますね。

 

となると各ブロックに建物を作るための部品やパーツ、製造・維持のために稼働していると考えるのが妥当かもしれません。

 

そう考えると、なぜ地雷が埋められているのか? という疑問が出てきてしまいますが、おそらくそこはイメージで作られたものと考えることができるかもです。

 

白き鋼鉄のX2オリジナルのギミック

本作独自のギミック?

 

このギミックがロックマンシリーズにあったかどうかはちょっと思い出せなかったりします。

 

あったようななかったような・・・?

 

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ブリガドくんのキャラがもろにヒート・ゲンブレム

 

今回のロックマンゼロ要素はステージのみならず!

 

このステージのボス、ブリガドくんは、もろにロックマンゼロ4に登場したヒート・ゲンブレムを思わせる性格と喋り方をしています。

 

 

見た目も体格も全然似てないけど、性格と喋り方だけは本当によく似ている!

 

喋り方に関しては軍人という立場上、似るのは当たり前かもしれませんが、やはりロクゼロプレイヤーとしては懐かしい気持ちを感じてしまうプレイヤーも多いのではないでしょうか?

 

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それにしても序盤で戦うことになるデイサイトさんが隊長ね~・・・。

 

彼の部下にしては随分と戦い方が違うように思いますが、統率された戦い方があるわけではないということでしょうか?

 

とおもいきや公式サイトの説明文を見る限り、彼が勝手にデイサイトを隊長と呼び慕っていただけのようで、戦い方については独自の戦い方を生み出したように思います。

 

デイサイトとは体格が違いすぎるので、彼と同じ戦い方は出来ずとも、自分なりに強さを模索した結果が、彼の戦い方なのかもしれません。

 

ただ、彼の駆るヘヴィバサルトは彼専用に作られたもののようですが、一体誰が作ったんだか・・・。

 

ブリガドくんが自分で作ったのか?

 

とても一人で操作しきれるものでもない気がするけど・・・。

 

実際ガトリングスコールを始めとした様々な攻撃を行っておりますが、リアルの戦車でも複数人搭乗で役割分担しながら動かしているのに、これだけ複数の武装を操りながら動かすというのは相当な手練と考えるべきかしら?

 

まぁ、彼と戦うときは屋内での戦いになるので、そもそも移動の必要がなかったのかもしれません。

 

それとも搭乗兵士のワーカーがいたのかな?

 

いやこれ戦車じゃなくてアーマーなのかそもそも?

 

ブリガドのヘヴィバサルト

ヘヴィバサルト

 

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SPスキル ファイナルオペレーション!

 

さてそんな彼のSPスキルは破壊されたヘヴィバサルトから降りて自ら戦うというもの。

 

なるほど彼自身の戦闘スキルを見せつけようというわけですか。

 

必殺技という意味のスキルでは無いのがちょっと残念に思いますが、意外性があっていい感じですね~。

 

ただノーマルだと基本体当たりしかしてこないので、さほど回避が難しくないのがちょっと悲しいw

 

実際ノーマルで彼と戦った際、全く苦戦せず、ノーダメージで突破出来てしまいました。

 

ハードモードでは一転して、プラスアルファで衝撃波が出るようになったので、かなりの苦戦を強いられました。

 

まぁ彼のスキルが強いとか弱いとか以前にまず、こっちは強制縛りプレイ状態なので、別の意味で辛かったんですうけどね。

 

ファイナルオペレーション

ハードモードの衝撃波

ハードで追加される衝撃波

 

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SPスキル2 ターミナルデストラクション!

 

そして彼のSPスキルはでもう一つあります。

 

ボスラッシュのときに使ってくるターミナルデストラクションですね。

 

これも技というより自爆みたいな感じだったりするので、自爆に格好いい名前をつけただけのように思えますが技であることに違いはありません(多分w)

 

ターミナルデストラクション

ターミナルデストラクション

1分以内に彼を倒してステージを脱出する必要がある。

 

 

最初からファイナルオペレーション状態だったので、追加された技かと思われます。

 

動きの内容にデイサイトの攻撃らしきものが追加されているあたり、デイサイトから何かを学んだ可能性があるかもですね。

 

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破壊力抜群のEXエクスウェポン ガトリングスコール!

 

さてそんな彼から得られるEXウェポンはガトリングスコール!

 

緑色のガトリングを生み出してゲージが尽きるまで打ち続けてくれるという武器ですが、これがなかなか強い!

 

ノーマル・ハードともに、ボス戦におけるダメージソースとしての活躍が期待でき、ハードにおいてはラスボス第一形態の弱点であるアンカー・ネクサスよりも、こちらを優先して使ったプレイヤーも多いのではないでしょうか?

 

ガトリングスコール

超連射!

 

 

宇宙ブロックで三つ目の1アップをゲットするのにも使えますし、中ボス戦に置いても非常に優秀!

 

唯一厄介なのは弾が直線上にしか飛んでいかないため、狙ったところに当てるのが他の武器と比較すると若干難しく、無駄弾が生じやすいということでしょうか?

 

こういう連射系の武器は好きなので、使っていて楽しかったです!

 

というか攻撃力と連続攻撃力が両方とも高い水準の武器なので、どのボスに使っても一定の活躍をしてくれるかもしれません。

 

ラスボス戦だと、本体と幻影に攻撃しなければなりませんが、幻影を速攻で撃破するべきか、本体に集中するべきか悩みどころかもしれません。

 

ちなみに私は、ラスボスの幻影にはラピッドリッパー使ってましたw

 

というわけで、今回はこのへんで!

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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白き鋼鉄のX2 ハードモードのイプシロンは何に目覚めた?

皆さんこんにちはロクメガです。

 

白き鋼鉄のX2、やはり賛否両論巻き起こっているようですね。

 

DLCボス第3段も先日の配信でブラスターマスターが来るらしいことを聞きました。

 

そして第4段はぎゃるがんが来るのではないかという噂もでております。

 

ガンヴォルトシリーズには盛り上がって欲しいものですね。

 

今回はこのゲームに登場するハードモードのイプシロンについて色々語っていこうと思います。

 

なお今回の記事は本作のハードのネタバレを多く含むため、ハードクリア後に読まれることを推奨します。

 

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ハードのイプシロンはノーマルとは別人?

 

ノーマルとハードはかなり多くの変化があり、そのほとんどがプレイヤーに不利な要素をてんこ盛りにしたかなり人を選ぶ変化でした。

 

ハードモードの出現条件と変化の内容についてはこちらにまとめてありますので良ければ御覧ください。

 

ただ上の記事でハードモードの変化で一つ失念していたことがあります。

 

イプシロンというキャラに変化が起きていたことです。

 

彼が何者なのかは未だ想像の域を出ませんが、ハードモードを最後までクリアしたプレイヤーならなんとなく想像がつくとは思います。

 

第一にカラーリングが黒・赤を基調としたものから、白・青を基調としたものに変化しています。

 

カラーリングの変化は作中で説明がなにもないので不明ですが、おそらくこれは視覚的に変化をわかりやすく表現するためだったのではないかと思われます。

 

イプシロンの色の変化

カラーリングの変化

 

またノーマルでの彼は非常に直情的かつ好戦的で、異様に熱量のあるキャラでした。

 

このことは彼のスペシャルスキルがノーマルでフレイミングシャワーという炎属性の技という形で表現されているかと思います。

 

ハードモードではこれがスパークステラーに変化しているわけですが、これはおそらく性格の変化と、過去作のアキュラを思い起こさせる目的があったものと思われます。

 

ガンヴォルト爪の頃の初期装備にして、GVの雷撃能力をコピーして使っているのがこのスパークステラーなわけですからね。

 

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ノーマルモードの伏線

 

イプシロンについては非常に多くの謎がありますが、作中の断片的な要素を拾い集めると見えてくるものがあります。

 

まずイプシロンはマザーによって、「そのモデルはすべて破棄したはず」というセリフがあります。

 

マザーとの会話

イプシロン? そのモデルはたしか、すべて破棄したはず・・・?

 

またイプシロンも「オレはマザーのパートナーとして生まれた特別なワーカーだからなッ!」と発言しております。

 

マザーノパートナーイプシロン

オレはマザーのパートナーとして生まれた特別なワーカーだからなッ!

 

イプシロン=平行世界のアキュラ=この世界におけるアキュラ・・・の見た目をコピーしたワーカーだとすれば、

 

マザーが何者なのか、

なぜイプシロンがピラー周辺で朽ち果てた姿をしていたのか、

 

この二つの謎が解明できると言えます。

 

しかし彼がワーカーとして活動していたのは、おそらくノーマルまでと思われます。

 

 

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ハードのイプシロン=この世界のアキュラ?

 

ワーカーとして活動していたイプシロンはハードでは戦闘中のボイスからして大きく変化しています。

 

これはおそらくノーマルのイプシロンとハードのイプシロンは人格そのものが別のものになっているからではないかと考えられます。

 

ノーマルのオープニングとハード開始前の謎の声。

 

この声の主が、イプシロンの体を支配してハードで活動を開始した・・・と考えれば色々と筋が通るかと思います。

 

ノーマルのイプシロンは間違いなくこの世界で生まれたイプシロンだけど、ハードのイプシロンはこの世界において肉体を失った(?)アキュラが、イプシロンの体を乗っ取ったものと考えられるのではないかと思うのです。

 

ハードでのイプシロン3戦目を最後にこの声が聞こえなくなることも、この根拠となるでしょう。

 

ノーマルの彼はアキュラが倒したボスの技をコピーして、つまりデイサイトとヴェスパの技を使ってくるわけですが、ハードではほぼすべてのボスの技を使ってきます。

 

公式サイトに表記されているそれぞれの技に照らし合わせてみると以下の画像の様になるかと思われます。

 

イプシロンが使う墓守達の技

 

これらの技はボスの撃破状況に関係なく全部使ってくるし、ヘイルのものと思しき技はオープニングの時点で使ってきます。

 

彼だけが他のボスと違って、ノーマルの時点で得たものを使ってハードで立ちはだかるわけですね。

 

戦った相手の技をコピーして自分のものとして戦うのは元々アキュラがやっていたことなので、この世界でのアキュラと思しきイプシロン、がこれらの技を使うことは、ある意味納得できると言えます。

 

しかし二つ疑問が生まれます。

 

一つはこの世界のアキュラは肉体含めてどういう存在になったのか?

イプシロン(アキュラ)はなぜまた戦いに身を投じたのか?

 

まぁ後者はゲーム的な都合もあると思いますが、やはり何かしら理由付けがほしいところです。

 

はっきり言えるのは、彼はマザーと会話できる存在では無くなってしまったということです。

 

 

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マザーは彼の顔を見たくなかった?

 

上述の用にマザーはイプシロンを破棄したわけですが、その理由は彼女の正体を考えると自ずと理解できると言えます。

 

いつか戻ってくるかもしれないマスターの代替品として作ったワーカーではありますが、どれだけ見た目を似せても同じ存在にはなりません。

 

そういえばこんな展開の漫画昔あったなぁ~・・・。

 

アキュラの顔をした別人という存在を忌々しく思っていたとしても不思議ではなく、それゆえにマザーは彼を破棄したと考えられます。

 

この世界のアキュラがイプシロンの体を手に入れたところで、マザーがイプシロンに宿るアキュラの存在を認識できなければ意味がなく、この世界のアキュラがマザーに自分の存在を認識させることは不可能だったことでしょう。

 

そうなるとハードのイプシロン3戦目撃破後に口にした「オレの声はもう届かない」という言葉の意味や、彼の苦悩もなんとなく想像できるかなと思います。

 

イプシロンの素顔

オレの声はもう届かない

 

疑問は付きませんが、この世界におけるアキュラとイプシロンについて私が思いつくのはこれくらいかなと思います。

 

おそらく私以外のプレイヤーでもここまで想像がついたプレイヤーは多いかもしれません。

 

が、公式による答え合わせは今の所存在していないので、続編がでるならこの部分にスポットを当ててほしいなと思います。

 

ではこれにて。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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白き鋼鉄のX2 レビュー!(ハードモードクリア済み)

皆さんこんにちはロクメガです。

 

今回は先日ハードモードまでクリアすることができた白き鋼鉄のX2のレビューになります。

 

結論から本作に対する評価を短く言い表すと、

 

非常に賛否が割れそうな作品に感じました。

 

というわけで本作について色々語っていくことにします。

 

動画の方も投稿しておりますので、どちらか、あるいは合わせてご覧いただけると嬉しく思います。

 

※このブログではyoutubeでライブ配信でプレイした作品のレビューを行っております。

※レビューしたゲームの一覧は下記のリンクをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

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ブレイクホイールの存在をどう捉える?

 

これまでのシリーズのアキュラは一言でいって空中戦を主体とするキャラでした。

 

3回しか使うことが出来ないブリッツダッシュのリソース管理を行いながら、なるべく地に足がつかないように飛び続け、ブリッツダッシュでぶつかった敵をロックオン→攻撃=クードススコアを稼ぐ。

 

そういう戦い方が求められるキャラでした。

 

しかし本作ではブリッツダッシュは空中で一度きりとなり、一度使ったら地上に降りなければ再発動できないという調整が施されました。

 

ブリッツダッシュすると画面中央に出るEMPTYの文字

 

つまりステージ開始と同時に縦横無尽に動き回ることが出来ないわけですね。

 

その代わり追加されたのがブレイクホイールという新たな攻撃能力と、リコイルダッシュという新たなタックル攻撃。

 

ブレイクホイール3段目

リコイルダッシュ

 

ブレイクホイールはロックマンゼロシリーズで言うZセイバー、リコイルダッシュは敵や特定のオブジェクトを弾き飛ばすタックル攻撃になりますね。

 

今作ではブレイクホイールによる地上戦で素早くザコ敵を撃破することでクードススコアが貯まるので、クードススコア集めをするならこれがメインになることでしょう。

 

リコイルダッシュはザコ敵を弾き飛ばすのにも使え、ザコ敵をブレイクホイールでまとめて倒すのに使えます。

 

これもクードス増強に使え、公式の紹介動画でも紹介されていた戦い方の一つとなりますね。

 

過去作プレイ済みのプレイヤーはおそらくこの仕様に気付き、慣れるまでに時間がかかってしまうことでしょう。

 

実際私も初見ノーマルプレイ時はなかなかこの仕様に気づくことができず、ハードプレイ前に色々検証して気づくことが出来ました。

 

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OオーバーDドライブするとほぼ無限に飛べる!

 

そうやってクードスが1000貯まると自由自在に空を飛べるようになります。

 

ホバリングは5秒間継続でき、その5秒以内にブリッツダッシュでなにかにぶつかると、再びこの5秒のホバリング時間が始まります。

 

それ以外の制限は一切なし!

 

 

画像では伝わりにくいかもしれませんが、アキュラのキャラの下にあるゲージが時間で、このゲージが無くなると地上に降りなければならなくなります。

 

しかし、このゲージがゼロになることはほぼなく、ぶつかるところがある限り、いくらでも空を飛ぶことができ、過去2作とは比べ物にならないほど空中戦の自由が広がったと言えます。

 

クードス1000貯めることがただROROロロが歌ってくれるだけじゃなく、キャラの性能にそのまま直結する仕様になったと言えるでしょう。

 

つまり本作のアキュラは、クードスの状況によって地上戦と空中戦を使い分ける必要があるわけですね。


どっちつかずな仕様に感じる人もいるかもしれませんし、地上で爽快感あるアクションを可能にしたことを評価する声もあるかもしれません。

 

私としては、クードスの貯め方がわからない最初の段階で、初心者でも爽快感ある地上戦を可能にしたことは、素直に評価したいなと思っております。

 

ただ、地上戦での爽快感より、空中戦を自由に飛び回れる楽しさの方が上回ると思うので、慣れてくると徐々に地上戦が物足りなく感じてくるかもしれません。

 

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ロックマンオマージュあふれるステージ構成

 

続いてステージ構成に話を移していきましょう。

 

これは言葉では表現できないところが多いのですが、ステージ構成は流石に長年2Dアクションを作ってきた会社なだけあって、どのステージもアクションを楽しませることに特化しているといえます。

 

ハードモードで残機集めのために宇宙ブロックを周回していた時でも、割と楽しみながら周回できたような気がしますw

 

オープニングのステージからして、屋内探索中にオーバードライブでき、屋内→ちょっとだけ外→屋内→大きく空間が開けるという構成になっており、自由に飛び回る爽快感を実感できる作りになっていると言えます。

 

この段階でODできる

 

 

大きく開けた空間で自由に動くことができる。

 

またステージ構成には過去作ロックマンの要素もふんだんに取り入れられ、過去にロックマンのプレイ経験がある方なら、ニヤリとできることでしょうw

 

森林ブロックは特にロックマンゼロ要素多めですが、他にも工場ブロックではロックマンゼロ3のキュービット・フォクスターステージの要素があったり、火山ブロックではロックマンX3のフレイム・スタッガーステージの要素があったりしますw

 

主にXシリーズ、ゼロシリーズの要素が多めになっているかんじですね。

 

X2の火山と思しきギミック

 

ゼロ3のギミック。ゼロ2の要素もある。

 

ロックマン要素多めとは言いましたが、かといって過去作オマージュしか無いわけではなく、オリジナリティあふれる中ボスや新たなギミックも多数あり、ステージ構成の面では飽きさせない工夫が随所に施されていると言えます。

 

また本作は塔を登るという関係上、下から段階を踏んでステージのギミックやボス敵が強くなっていくという調整が施されており、初心者は上から順番にプレイしていけば徐々に難易度が上がっていく感じが味わえると思います。

 

 

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ヒーリング無限+やりすぎ(?)な救済措置

 

本作は無限に全回復できます。

 

ゲーム序盤、アキュラはライフがかなり減った状態からスタートし、ヒーリングを使ってライフを回復させるという、チュートリアルから最初のステージが始まります。

 

なので初心者でもヒーリングの存在を逃すことは無いと言えるでしょう。

 

そしてRORO本人が口にしているように被弾モーション中以外はいつでもどこでも、何度でも回復が可能となっております。

 

 

これだけでも随分難易度が簡単に設定されているのだなと思うプレイヤーも多いことでしょう。

 

しかし、本作の救済措置はそれだけではありません。

 

まずレベル制。

 

コレ自体はガンヴォルトシリーズでは恒例のものとなってますが、本作でも健在!

 

雑魚を倒してEXPが貯まると、レベルが上がり、アキュラのライフポイントが増えます。

 

最初期のライフ

 

終盤時点でのライフ

 

なので時間をかければどんどん強くしていけるという見方が出来ます。

 

過去作に存在していたカゲロウはありませんが、ステージ道中リトライマーカーを取っても回復するし、何よりこれまでの作品にも存在していた多数のパワーアップアイテム(このゲームではアビリティ表記)が、さらにアキュラを強化します。

 

その数確認しているだけで21個!

 

止まっている間はダメージを1にするというハイパーガードやHPをアップさせるというシンプルなもの、さらにはゴリオサポータなるゴリ押しを推奨するかのような装備までw

 

確かにゴリ押ししやすくなるけどさw

 

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個人的にはブーメルサーキュラーという、3段目の丸鋸まるのこ攻撃を飛ばすことができるアビリティをおすすめしたいかなと思います。

 

ある程度距離感がつかめてないプレイヤーでも若干の遠距離攻撃ができて、地上戦が楽になると思うので。

 

私もこれの有用性に気づいてからは結構愛用していました。

 

 

また全部で7つあるEXウェポンの中にも、あるかないかで難易度に大きな影響を及ぼすレベルの強力な武器があり、こちらはハードでも重要視するプレイヤーもいるかもしれません。

 

私自身その武器、タイムフリーザーの有用性に気づいてから、ハードでは最序盤でゲットするべきと判断し、一番最初にゲットしました。

 

ノーマルだと彼女と戦えるのは後半になってからですが、やはり最初に挑んでおいて損はない武器かなと思います。

 

とまぁここまで見てきた限りこれ以上無いくらい簡単にクリアできるとお思いでしょう?

 

ライフがゼロになっても復活できる仕様もあり、実際本作はそう簡単にゲームオーバーになることはありません。

 

ノーマルまでなら!

 

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真エンド条件は地獄のハードモードクリア

 

さてここまで話してきたのはノーマルまでの話。

 

ここから先はハードモードに関するお話になります。

 

本作はこのハードモードを攻略することで初めて真エンドを迎えることができるわけですね。

 

本作のハードモードはノーマルのラストステージから分岐する形でスタートするので事実上ハードは物語の後半ということになります。

 

この仕様はおそらくこのゲーム最大の賛否両論部分といえます。

 

楽しめた人でさえ自分を指してイレギュラー呼ばわりしてしまうくらいです。

 

少し難易度の上がったモードをクリアして真のエンディングというのは同じインティ・クリエイツさん製作のロックマンZXゼクスZXゼクスAアドベントでも行われてきた手法ですが、本作の場合難易度のあげ方が尋常じゃないことになっており、ツイッターでも非常に賛否が分かれております。

 

 

過去インティさんはロックマンゼロでハードというの名の縛りプレイモードを用意し、ロックマンZXゼクスでは敵の攻撃パターン変化といくつかの救済要素の没収という形で高難易度モードを用意していました。

 

本作のハードモードはそれらを複合した上で、全ての救済要素をすべて没収するというやり方になっており、

 

・レベルは上がらない=ライフ増えない。

・ヒーリング没収=ボス戦は回避の仕方を覚えざるを得ない。

・ボスのスキルや動きが大幅強化

・強化要素のアビリティ没収

・残機制

 

・・・とまだあったような気もしますがとにかくあらゆる救済要素がすべて没収されています。

 

ロックマンを制作していた頃よりはるかに難易度が高い鬼のような難易度が完成し、それを真エンド条件に組み込むというデーモンの所業!

 

私もプレイしていて普通ここまでするか!? と驚いた限りです。

 

前作にも高難易度クリアでしか見れない会話とかありますが、アレはややメタフィクション的な会話なので、あくまでオマケの領域を出ていないため、問題なかったと言えます。

 

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そもそもガンヴォルトは・・・

 

このシリーズのプレイヤーならご存知の通り、本シリーズはアクション上級者と初心者を両方取り込むことを想定した作りをしていました。

 

上級者はスコアラーとして、あるいは自主的に縛ったり、ハードモードを楽しみ、

 

初心者はシナリオだけでも最後まで到達して楽しむ。

 

そういう楽しみ方ができるのが本シリーズの良さであると言えました。

 

しかし、本作の仕様はシナリオだけでも楽しもうという層を、思いっきり突き放した仕様であると言えます。

 

本作はアクションゲームをある程度プレイする人向けの調整が施されているとは聞いてましたが、ここまでクリアのハードルを押し上げる必要はどこにもないのではないかと思いました。

 

プレイした私自身、楽しめなかったわけではありません。

 

最後までやりきったときは、歓喜のあまり咆哮をあげたくらいです。

 

しかしクリアすらままならないプレイヤーがでるのはどうしようもなく、救済要素の追加を願うプレイヤーを生み出してしまう結果となりました。

 

まぁ救済が来たら来たでこのモードプレイする人激減する可能性もありますが・・・。

 

と思ったら来ました!

 

きょ、極端な調整ねまた・・・。

このことについては後日また記事にします。

 

 

 

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シナリオも微妙にもったいない。

 

他にもう一つ気になったのが、本作は根幹設定に全く触れていないというところです。

 

本作の舞台となる世界の設定に関してはほぼ何も語られず、ガンヴォルト第一作目よりもず~~~っと薄味。

 

成り行きでやってきて、とりあえず戻ってきましたっていうただそれだけのシナリオになっており、シナリオ面での深みはあまり感じられません。

 

ラスボスやイプシロンなど、色々匂わせたり想像できたりするところや、明かされない謎も多く、ちょっともったいなかったのではないか? 思えてきます。

 

なにより平行世界の概念が本作で生まれてしまったため、今まで以上に何でもありに拍車がかかってしまい、シナリオを広げすぎてしまってはいないだろうかと、気になっております。

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インティのガンヴォルト離れ?

 

少し私事をお話します。

 

私はこのシリーズは決して嫌いなわけではないにしろ、ガンヴォルトそうの続編ではなく、アキュラを主人公にした新作を出したことに「なぜ?」という気持ちを抱いてました。

 

また白き鋼鉄のイクス第一作目で判明したガンヴォルトシリーズとのつながりと、アキュラの描かれ方にも、少々懐疑的な見方をしてました。

 

ガンヴォルトの主役であるGVは二作連続で救いのないエンディングを向かえたのに、そのライバルとして登場したアキュラは、自らの暴言に対する精算をなにも行わないまま新作主人公に抜擢され、ヒーローとして描かれている。

 

アクションは面白いけれど本シリーズのシナリオ運びには納得できてないんですね。

 

ロックマンXシリーズのようにお話に矛盾はないけれど、プレイヤーの目線で見た場合アキュラの行動に納得できるものがない(私のワガママかもしれませんんが)。

 

そのうえ今回発売された白き鋼鉄のX2では、上記のようにガンヴォルトが元々持っていたアクションゲーマーを拡充するべく用意された要素をばっさり切り捨てるかのような仕様を取り入れました。

 

インティさん自身、GVが主役の物語を作るのも、初心者に配慮したゲーム性をもたせることからも離れたがっているのではないか? と思ってしまったんですね(まぁガンヴォルト鎖環ギブス作ってるのでそれはないと思いますが)。

 

事実本作に能力者は出てこず、アキュラの存在以外に過去作から持ってきた要素がほぼ無く、ガンヴォルトの系譜でありながらガンヴォルトから離れた作品であると言えます。

 

日本ではTHE OUTアウト OFオブ GUNVOLTガンヴォルトの副題もありませんしね。

 

このシリーズの今後がどうなるのか予想は付きませんが、次回作たるガンヴォルト鎖環を、今は楽しみに待ちたいと思います。

 

というわけで今回はこのへんで。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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